宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)について
この記事は、文字実が執筆しました。
次回の試験日は
宅建士の資格を取れば、不動産の売買や交換をすることができます。売りたい人や買いたい人の間に入ったりして、不動産のプロとしてアドバイスなどを行います。
かつては、宅地建物取引員、次に宅地建物取引主任者と呼ばれており、現在は宅地建物取引士という名称で呼ばれています。
宅建士の資格の制度趣旨は、高額かつ権利関係が複雑な不動産取引において、消費者に不利益を与えないためです。
宅地建物取引士の最も重要な仕事の1つが、不動産に関する契約の締結に際して、重要事項の説明をすることです。この重要事項説明は、宅建士の資格を有している者にしかできない仕事で、ここに宅建士の資格の価値があります。
重要事項説明は、35条書面と呼ばれており、具体的には、契約条件の整理、契約内容の確認などを消費者に分かりやすく説明します。
ですから、不動産関係の業種に就職するには必要となりますし、持っていれば不動産関係の会社に就職するには大きな武器となる不動産業界では重要な国家資格です。
宅建士は毎年20万人以上が受験する人気資格の一つです。その理由は、宅地建物取引業を営む事務所において従業員5名に対して必ず1名以上の主任者をおくことが法律上義務付けられています。
だから、宅地建物取引業を行う会社にとっては宅建資格を持っている人がどうしても必要なので資格を有している人が欲しいわけです。ここにも、宅建士資格の価値があるわけです。
また、別に不動産関係の仕事につかないにしても、みなさんが一人暮らしを始めるためにマンションやアパートを賃借するという時にも相手と対等の立場で契約を締結することができるので、損することを防ぐこともできます。
不動産屋はなぜか、素人だと思えばぼったくろうとしてくり傾向が強いので、言葉は悪いですが、なめられないためにも宅建資格の知識はかならず役に立ちます。
みなさんの友達が不動産を借りる機会があれば、ついていってあげてください。相手の不動産屋も少し知識があるなということに気づけば、相手の態度はほんとうに変わります。
資格というのは、そういう意味でほんとに生活していくうえで武器になるのです。厳しいようですが、自分の身は自分で守りましょう。
特に就職前の文系の学生は、TOEIC、FP、簿記、ITパスポートなどと一緒に取ることが多い、人気の高い資格です。
宅建士は、リストラからの再就職に役立ちますし、不況に強い資格ランキングでも上位に入っています。不動産業界に興味がある人、不動産に興味がある人など幅広くおすすめできる資格です。
宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)の概要
受験資格
受験資格はありません。誰でも受験できます。
試験内容
4肢択一の50問のマークシート方式で実施されています。
登録講習を受講して修了試験に合格した者は45問となります
制限時間は2時間です。
試験科目
科目と問題数は、民法など権利関係から14問、宅建業法から20問、法令上の制限から8問、その他から8問出題されます。
以前は民法の出題が比較的多かったので法律を学んだことがある人に有利だったのですが、現在は宅建業法がメインの出題になっています。
法律を知らない人でも、それほど難しい法律問題は出題されないので地道にコツコツ勉強すれば誰でも合格することができると思います。
合格基準
毎年、合格点は変わるのではっきりいえませんが、だいたい31〜34点くらい取っておけば受かる確率はかなり高いです。
合格率はだいたい、15パーセントから18パーセントになっています。
資格試験の中では中レベルくらいの合格率ですので、頑張れば受かることができると思います。
申込み期間
願書の提出は7月の下旬くらいで、配布は7月のはじめくらいから始まるので受ける人は忘れないようにしてください。
試験日
試験は毎年1回、10月の第3日曜日に実施されます。
13時から15時までの2時間。
試験地
全国の都道府県で実施されています。
合格発表日
合格発表は、原則として、11月末か12月の頭の水曜日に、都道府県ごとに発表されます。
免除項目
50時間の講習を受講し、1時間の修了試験に合格すれば5問が免除されます。これは登録講習と呼ばれており、「5問免除講習」や「5点免除講習」とも呼ばれています。
受験料
8,200円
問合せ先
一般財団法人 不動産適正取引推進機構
〒 105-0001
東京都港区虎ノ門3丁目8番21号第33森ビル3 階
TEL:03-(3435)-8111
FAX:03-(3435)-7576
その他
宅建は法律系資格の登竜門ともいわれていますので、自分の力試しに受けてみるという人も多いです。そして、そこから司法書士や司法試験に挑戦していくという人もいます。
試験というのは一度受かれば自分に自信が持てるので、あらゆる意味で資格をとって一つの目標を達成すれば成長することができると思います。
この資格はぜひみなさんも一度挑戦してみてください。
〜過去の合格点〜
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 |
---|---|---|---|---|---|---|
37点 | 35点 | 38点 | 36点 | 34点 | 34点 | 36点 |
〜試験の内容と一部免除〜
試験の基準と内容 | 試験の一部免除 |
---|---|
宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。 |
国土交通大臣の登録を受けた者(以下、「登録講習機関」という。)が行う講習を修了し、 その修了試験に合格した日から3年以内に行われる試験を受けようとする者(以下、「登録講習修了者」という。)は、 上記一及び五については免除されます。 |
宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)についてのコメント
宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
9件
HN(ハンドルネーム):ひさし | 2023-05-08 12:55:21
社会人2年目に、何も資格を持っていないということがふと気になり、この先に何かあったときに自分の力になるものが欲しいと思い受験を決意しました。最初は簿記を取得しようかと思いましたが、宅建業の方が採用枠が広いのではと思い、宅地建物取引士の取得をすることにしました。正直、不動産会社に勤めていたわけではないので、この資格は必要なかったのですが、将来性を考えたとき、簿記よりはいいのではないかという思い込みでこの資格を選びました。
合格するまでは3ヶ月という短期間で済みました。直前に受験を決意したということも要因でしたが、半年などの期間勉強を続けることは、モチベーションが保てないと思ったので、短期間で合格しようと思ったのです。総勉強時間は300時間弱だったと記憶しています。平日は1日1時間から2時間、休日は1日5時間から8時間程度の時間は費やしていたと思います。勿論、変動はありましたが。そのときは独学で学び、本屋でTACの参考書と過去問集を購入し、ひたすら読み込んでいきました。また、宅建サイトにある実際の過去問も10年分は繰り返し解き、傾向を掴むと共に、過去問集に載っていないニッチな問題にも対応できるように対策しました。
宅建士を取得してから、残念なことにこの資格が役立ったことはありません。また、現在勤めている職業も不動産業とは全く関係のない職業なので給料があがるということもありません。しかし、当方女なのですが、この先に出産や育児等で一度現職を離れなければならなくなった場合を考え取得を決意したので、その際に少しでも約に立てば、と願っております。
HN(ハンドルネーム):泉月 | 2023-05-08 12:55:35
私が国家資格の宅地建物取引士を受験することになったのはずばり!「不動産会社に転職したから」です。仕事をするのに(就職するのに)必須条件ではありませんでしたが、取得努力は暗黙の了解的なところがありました。大手企業だったためか、入社したての社員に対しては、会社側で週に一回の講習が用意されていました。講師は外部の学校からお呼びしており、毎週2時間程の受講(無料)。私はこの講習の他に学校へ通うことはありませんでしたので、かかったお金はゼロとなります。テキストも会社支給で、それ以上に問題集などを購入するほど(支給のテキストをこなすだけでも精一杯)時間の余裕もなかったので、テキスト購入費もゼロです。また、講習には約半年参加しましたが、正直目を開けているのが精いっぱいといったところ。講習が終わればすぐに仕事へ戻るため、講習後先生を捕まえて質問というような時間もありませんでした(質問するほど理解できていなかったと状況もある)。つまり、講習は受けたが、ほぼ独学です。ただ、講習(スクール通いでも同じ)へ行くと、同じ目標に取り組んでいる仲間がいるので、誰もが「宅建試験は難しい」と感じていることを共有できたり、いつも確認テストで良い点を取る人は同じであることを見ることから、「勉強時間がしっかり結果に比例する」ことなどを自然と肌で感じることができたことは、後々合格を手にしたとき振り返ると重要なポイントの一つであったと感じました。独学での勉強法、勉強時間ですが、4月から勉強を始めて10月の試験まで、①毎日の通勤時の乗車時間(往復で2時間程)②週に1日(休みが二日あるのでそのうち1日)は外出予定を入れず勉強(平均6時間程)が勉強時間でした。そして勉強法ですが、①まずは教科書を一通り読む。しかし、ただ読むのではなく、わからない単語はすべて調べてノートに書くので数か月はそれに費やしました。全体の概要を知ることに注力しました。②過去問などの問題をどんどんこなす。間違えた問題はチェックし、何度も繰り返し解く。以上です。ただここで一つ私にとって大きなポイントであったのは、会社支給のテキストは問題文が難しすぎて、全然数をこなせなかったのですが、先輩からもらったちょっと昔の問題集が、問題文が非常に簡単で、そちらに変えてから一気にこなす問題数が増えていきました。私にとってはこれが功を奏したと言えます。資格取得後は、名刺にも記載されますので、お客様から受ける対応も変わります。お給料はすぐにアップとはなりませんが、取得後○年以上勤務で○○の条件で…という形で昇格につながっていきました。私の中では宅地建物取引士という国家資格にまさかの合格!という感じでした。
HN(ハンドルネーム):憲雄 | 2023-05-08 12:55:49
法学部に入学していたので、法学検定2級合格後、宅建士を受験しようと思いました。大学生協に置いてある予備校のパンフレットによれば、宅建士が法律資格の登竜門と記載されていたからです。難易度の低い試験から、順番に合格していこうと思ったので、勉強を開始しました。
資金に余裕もなかったですし、年間20万人前後受験する大型資格だったので、勉強が終わった人がブックオフやネットオークションなどに売る人も多いだろうと思ったので、参考書や問題集は古本で購入することになりました。法改正はほとんど出ませんので、古本で充分でした。まずは、らくらく宅建塾シリーズ(宅建学院)を使用しました。入門書はマンガ本で一通りマスターしました。最初のうちは、薄いテキストから始めた方がいいです。このシリーズは、法律を全く知らない受験生向けに書かれているので、面白かったです。
足りない部分は、出る順宅建士 重要ポイント555(LEC)で補いました。その後、過去問を10年分叩き込みました。試験では、合格者正答率60%以上の問題をすべて正解すれば合格できます。難問は無視してかまいません。予備校が言うほど、現在の宅建士は簡単ではありませんが、勉強量に比例して成績が伸び、実力が発揮しやすい試験だと思います。
なお、試験日は、全国では20万人弱受験するので、どこの会場も混雑します。早めに橈尺するように心がけましょう。
HN(ハンドルネーム):美希 | 2023-05-08 12:56:03
不動産の管理会社に転職した際、社長から受験するように指示されました。本社勤務で資格がどうしても必要というわけではありませんでしたが、不動産会社は社員5人に1人の割合で宅地建物取引士が必要であり、その規定に若干不足があったのが一番の要因だったと思います。
元々、法学部出身だし、資格はあって損はないのでチャレンジしてみることにしました。
入社したのが4月の末で、試験は11月半ばなので6か月間での合格を目指しました。
ラッキーだったのは、不動産会社の社員は5問免除の講習を受講して試験に合格すれば文字通り5問免除されるのですが、その講習を受けることが出来たことです。
受験対策については、すでにスクールなどは始まっているし出来るだけ費用をかけたくなかったので、会社の人が去年使ったという一問一答の問題集を参考書をベースに使いました。それだけでは平日夜と土日の空いた時間全部を費やすこともできず、明らかに勉強時間が足りないのでネットの講義を利用しました。
家で家事をする間や車での通勤中にその講義を出来るだけ聞くようにしました。
それでとりあえず試験全体の内容を把握することはできましたが、過去問などに手を出す暇はありません。
同じ受験予定の後輩が、YouTubeに宅建宮崎塾という講義があって、それがわかりやすいと言っていたので、それを見てみました。
過去の講義は無料で視聴できました。この講義はとても要点をついていてわかりやすかったです。
そして受験日の前日、東京の方で宅建宮崎塾直前講義があっていて、それを2時間遅れでYouTubeにアップしてくれるとのことで、これを活用して一日漬けするしかないと思いました。その講義のレジュメと予想問題がネットで販売されるとのことで、前日の夜、それを購入して一通り目を通しました。予想問題は特に私の苦手な分野でかなりの確率で的中していたと思います。
今のところ、資格を取得したことで、仕事上や転職に役立ったことはありませんが、会社から奨励金として10万円もらうことができました。
一度取得すれば、更新はあるもののいつでも活用できる資格なので、取得してよかったと思います。
HN(ハンドルネーム):まこ | 2023-05-08 12:56:18
「宅地建物取引士」を1年間の学習で一発合格しました。
取得しようと思ったきっかけは、自分のサラリーマン生活を振り返り、今後の人生を考えた時にこのまま終わりたくないという気持ちと、長年細々と不動産業を営んできた両親の手伝いをしたいと考えるようになったことからです。
そこでサラリーマンの間に宅建を取得しようと思い立ち、一発合格めざして夜間に学校へ行くと決め、会社近くの「日建学院」へ通うことにしました。
ところが日建学院のテキストは数冊に分かれていて大量で、「飽き症」の私には到底読み続ける自信の無いものでした。
そこで、簡単に読めてわかりやすそうな参考書を探すことにしました。
後日書店で見つけたのが、週刊住宅新聞社から発刊されている「一発合格らくらく宅建塾」という参考書でした。
イラストも多くあり、重要用語のゴロ合わせもユニークでとても親しみがもてたのです。
授業との併用ですが、「一発合格らくらく宅建塾」を常に脇に置き、授業中わからない時は学校のテキストと併用してそれで調べました。
また、自宅に帰ってからの勉強は授業用テキストを使用せずに「一発合格らくらく宅建塾」で学習しました。全体として3回は読みました。
最初は意味が分からなくても軽く通読し、2回目は通読しながら重要と思われる部分をマーキングして、3回目はマーキングした部分のみ集中して読みました。
また、練習問題も同じシリーズの問題集を購入し、学校の試験対策と並行して独自にこなしていきました。
要点のみが頭に入り、効率よく覚えられたと思います。
自宅での勉強時間の確保は皆さん苦労されるところだと思いますが、私の場合仕事の疲れを引きずらないよう、夜10時までには就寝することを目標とし、翌朝の2時半には起床して勉強するようにしていました。
早朝は空気も澄んでいて、周囲の雑音も少なく勉強に集中出来ます。
結果として、1年間挫折することなく、無事に一発合格することが出来ました。
これは「学校」に通ったことと、併せて「自分に合った参考書」に出会えた賜物だと思っています。
その後、両親は会社を閉めてしまったのですが、私は不動産会社に転職して資格を活かした有意義なサラリーマン生活を送ることが出来ました。
HN(ハンドルネーム):スカーレット | 2023-05-08 12:56:33
私が宅建に挑んだ理由として高校時代に宅建を取ったら給料アップに繋がるのでは?という考えから挑戦してみようと思いました。
勉強期間は4か月程ですが、試験3週間前ほどから猛勉強をしたので実質2カ月程度だったと思います。
学習時間は300時間程度でした。
学生だったから時間に余裕がありましたが、社会人の方なら計画的に勉強していかないと厳しい試験になると思います。
私は完全に独学で勉強し、参考書2冊、過去問10年分をひたすら回しました。
参考書の内1冊は初学者向けの物を1冊、小難しい内容が書いてるのを1冊選びました。
理由としては内容を理解→暗記の流れの方が覚えやすく感じたからです。
最初から難しい参考書を読んでも頭に入らないので初学者向けの本で理解し、難しい参考書で理解を深める形を取りました。
それから過去問10年分を暗記しました。
これはただ問題を覚えるのではなく、過去問1年分を解いて間違った問題の分野を参考書を見てしっかり勉強しなおしていく方法を取りました。(民法の相続で間違えたら相続の内容を全て見直す)
一問一答形式の問題集はこの試験では使っていませんが、これはこれで便利なので宅建でも役に立つとは思います。
合格して仕事に役立った事はありません。
大工として現在は働いていますが、資格を活かせる職業ではないので...
でも自分は苦労の末合格したという実感はあるので、活かす、活かさないに関わらず自信には繋がると思います。
参考書は
・らくらく宅建塾(初学者向け)
・パーフェクト宅建
・パーフェクト宅建過去問10年分
の3冊を選びました。
宅建は大人気資格で参考書が沢山発売されています。
調べると色んな情報が出てくるので勉強方法だけを参考にして、参考書選びは書店で実際に見てから買う事をオススメします。
HN(ハンドルネーム):嶋 | 2023-05-08 12:56:48
私が宅地建物取引士、いわゆる宅建の資格を取得したのは妊娠中でした。なぜ宅建を取得しようと思ったかと言うと、まず難関資格と言われている資格を自分が取得できるか試してみたかったということです。それと、国家試験で一生有効であり、不動産取り引きの際に資格者の記名押印が必要であるのですが、それが資格者のみに許された独占業務の為今後子育てが落ち着いて社会復帰する時に有効に活用できると思ったからです。妊娠中だった為、学校へ通うことはできないし、必ず合格するかわからないものに費用をかけるのは気が引けたので努力して独学でなんとか乗り越えようと決めました。まず、参考書選びから始めたのですが、ネットなどで調べて初心者でも入りやすい、らくらく宅建塾というシリーズで揃えることにしました。マンガを交えて法律用語もなじみやすい表現で書かれているので、内容は簡単ではなくとも他の参考書よりかはわかりやすいように思います。その参考書を一通り目を通してから、次に一緒に購入した過去問題集に取りかかりました。初めは、全く問題は解けません。ですが気にせず、問題を読む→解答を読む→理解できなければ参考書に戻る、をひたすら繰り返しました。初めはやる気もあったのですが、やはり独学ということでなかなかモチベーションを維持できず、さらに理解できない事項にひっかかると質問する先生的存在もいないので、ひたすら自分でネット検索をして理解できる表現や解説を探すという効率の悪さに悩みました。それに加えて、つわりもあったので思うようにはなかなか進まず結局半年近くは時間がかかりました。過去問は、ある程度は理解できるようになってきた頃、次は予想問題集に取りかかりましたが、これが想像以上に難しく苦労しました。過去問と予想問題は全くの別物なので、過去問がベースにはなりますが理解できても予想問題が解けないと合格できないと思います。予想問題が理解できるようになると飛躍的に勉強内容が自分の身に付いてきます。簡単な資格ではありませんが、コツコツと地道に勉強すれば合格できる資格です。1番の近道は、地道に勉強することだと思います。私はこれから、宅建事務のパートに就きたいと思っています。求人もありますし、主婦にも人気の資格です。
HN(ハンドルネーム):KARIN | 2023-05-08 12:57:04
宅地建物取引士に独学で合格した者です。
勤め先から応援するから合格してほしいという要望がありましたし、スキルアップにもいいなぁと思いこの資格を受験しました。
本来は建築業でしたのであまり宅地建物取引士には興味がなかったです。
受験資格も特にない資格なので難易度的に低いだろうとタカをくくっておりましたが実際受験してみると浅いけど非常に範囲が広いという自分的に不得意な感じの試験でした。
毎年連続で受験したわけではないのですが1年おきに受験してに過去3回おちておりまして、4度目での合格となりました。
過去3回の勉強の仕方は勤め先でテキスト(過去に他の人がつかっていた2年おちのもの)を用意してくれましたのでそれをひたすらやりました。
2回落ちた時にはテキストが悪いと思いニンテンドーDSの宅建のソフトを購入(約¥3,000)してゲーム感覚であきがこないよう工夫してとりくんでみました。
結果、全然だめでした。
そこで4度目はスマホも普及してきたので出先でもスマホで勉強できると思い、参考書は買わず色々と検索してみました。
すると無償でとてもわかりやすいテキストと問題の解説をしているサイトにたどりつきました。世の中なんて親切な方がいるのだと感謝したものです。
試験は毎年10月にあります。年明けから気を引き締めての約10カ月の勉強期間でした。
ほぼ毎日9時頃から勉強を始め12時に寝る生活をおくりました。
まずテキストを読んでインプットです。
そしてドリルと過去問でアウトプットをひたすら繰り返しました。
過去10年分の問題を間違いがなくなるまで解き、答えを覚えず内容を覚える努力をしました。
慣れてくると問題を覚えてしまって内容がわかってないのに正解してしまいますので注意です。
この宅建士という資格は合格しただけでは使えず登録と免許交付が必要になります。
この登録と交付に約5万円の出費でした。
ただ勤め先が資格手当だしてくれると公約しておりましたので、しょうがなく出費しました。(これって勤め先が払うんじゃないのか?違法じゃないのか?と疑問に思っていますが)免許は5年更新なので、もとがとれるよううまく資格をつかって仕事していきたいと思っています。(取引報酬ももらえるとのこと)
HN(ハンドルネーム):minamama | 2023-05-08 12:57:20
10年近く前ですが、不動産業界で営業の仕事をしていた為、業務上資格があると仕事の幅が広がるし、会社からも強く望まれたので宅地建物取引士の資格を取得することになりました。
最初に受けた試験では不合格。次の年は勉強時間があまり取れなかったので受験を控え、3年目にてようやく合格しました。
勉強方法はスクール等には通わず、通信教材も使っていません。完全に独学です。ある程度の知識は実務経験から身につけていたので、書店などで参考書を購入し、ひたすら過去問を解いていました。その勉強方法で望んだ1度目の試験で不合格になったので、次は参考書の過去問を解くことに加え、任天堂DSの勉強ソフトを購入し、通勤中の地下鉄の中などの少しの空き時間にDSを使った学習を取り入れました。DSのソフトは問題を解き、間違えた箇所の解説をすぐに読むという学習方法でしたが、自分の中ではこれがかなり役立だだのではないかと思います。
もともとゲームが好きだったということもあり、DSでの学習は気分転換にもなり、楽しんですることができました。
資格取得のために使った金額は参考書4冊、DSのソフト1本でトータル10000円程の出費でした。
資格を取得したことで給料は15000円アップし、仕事では重要事項の説明もできるようになり、スキルアップに大いにつながりました。
社内でも資格を持っている人数が少なかったので、とても優遇されました。
その後、そのときに勤めていた会社は退職したのですが、転職時に資格を持っていることで、同業他社から声がけをいただいたりと有利に転職活動を行うことができたと感じています。
最終的にまったく違う業種に転職をして今に至るのですが、不動産業界から離れて何年か経ちましたが、国家資格の資格を持っていることで今後また転職を考えた際はかなり有利なのではないかと思います。
また、この資格を持っていることで一目置かれることも何度かありましたし、話のネタにもなりました。
また自分の家族がマンションを借りる、土地を購入する、住宅を購入するという経験があったのですが、その際も資格取得の際に勉強したことが役に立ち、契約書を確認したり、アドバイスをしたりすることができました。