医療事務の資格は書類選考や履歴書で圧倒的に有利になる!
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医療事務の仕事の最大のメリットは安定した雇用です。
世の中にはたくさんの種類の仕事があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どの仕事に就くかは人それぞれ異なりますが、最近、多くの人が仕事選びで重視しているのが「安定」というキーワードです。
安定した給料がもらえる。結婚、出産、子育てなどで仕事をやめた後、また社会復帰する時に安定した雇用がある。
「安定」という言葉にもいろいろな意味があると思いますが、一般的な人にとって大事な事は手に職付けて安定して仕事ができて、平均的な給料がもらえる事でしょう。
グローバル化やコンピュータの急速な発達など社会の構造が大きく変化している現代社会において、安定した仕事が減ってきていることは誰もが認識していることでしょう。
今まで安定していると言われていた大企業の正社員、医師・弁護士などの専門的なスキルを持つ専門家でもいつ仕事を失ってもおかしくないような不安定な状況に立たされています。
しかし、そんな時代の大きな変化の真っ只中にある現在においても、数は少ないながらも安定した仕事というのはあります。
その代表的なものが医療事務の仕事です。
医療事務の仕事と言っても、いろいろな働き方があるのですが、簡単に言うと病院や歯科医院などの医療機関において事務職を行う仕事です。
OL(オフィスレディ)は一般的な企業で事務の仕事をしますが、医療事務は医療機関で事務の仕事をします。少し乱暴な表現かもしれませんが、医療事務というのは病院のOLです。
医療事務の仕事は、事務職といえども医療に関する専門的な知識など幅広い知識や技能が要求される専門家と言えますが、給料は一般の事務職と同じくらいです。
ただし、安定性という面では、一般の事務職よりもはるかに勝っています。
安定より収入の高さを求めるという人にはおすすめできない職業ですが、何よりも安定した収入と雇用を第一に考える人には超おすすめの仕事です。
今回は、何よりも「安定」が好きな人に向けて、なぜ医療事務がそれほど安定した仕事と言えるのかや医療事務として就職するために必要な資格やその取得方法などを説明します。
なぜ医療事務の仕事はこれからも安定しているのか?
日本の医療費は昨年(2014年)についに40兆円を突破しました。過去12年連続で国の医療費の支出が過去最高を更新しており、今後もこの流れは止まらず医療費の支出は増大していきます。
参照:総務省
特に高齢者の医療費の増加が著しく全体の4割弱が高齢者の医療費として支出されています。
ご存知のように日本はこれから超高齢化社会に突入していくので、高齢者の割合は加速度的に増加していきます。それに伴って医療費が増大していくことは必然で、何かよほど根本的な解決策を採らない限りは避ける事ができない状態です。
このような状況の中で、医師の数が足りないという問題が社会問題となっていますが、まだまだ解決する方法は見つけられていません。同時に、医師をサポートしたり、病院などの医療機関で事務作業をする医療事務の人材も足りていないのが現状です。
これから数十年という長期間にわたって、医療に携わる優秀な人材の需要が高まっていく事は、この日本という国においては避ける事のできない流れになっています。
今後、大きな経済成長が見込めないにも関わらず、加速度的に増大する医療費の財源をどうやって賄っていくのかという深刻な問題がありますが、それは政治家などの専門家に任せておいて、現実的な問題として医療事務の専門的な知識・スキルを持った人材はこれからますます必要とされます。
医療事務の仕事は介護や福祉の仕事と並んで、これから安定した仕事として需要がある事は間違いありません。
医療事務として働くために必要な資格やスキルは?
では、医療事務の仕事をするためにはどうすればいいのでしょうか?何か特別な資格が必要なのか?どのような人が医療事務の仕事に向いているのか?
結論から申し上げると、医療事務の仕事をするのに特別な資格というのは必要ありません。
医師や弁護士のように、国家資格を持っていないと仕事ができないというような事はありません。
ただし、実際には就職や転職の際に資格を持っていないと採用されないという事が多々ありますし、実際の現場でも資格を持っている方が即戦力として働く事ができるので、多くの人が何らかの医療事務に関する資格を持っている事が多いです。
特に、全く実務経験がない人が、これから医療事務の仕事を探そうとする場合には、必ず資格が必要と言っても過言ではありません。
医療事務の仕事は、学歴や年齢にあまり関係なく仕事をする事ができるのですが、とにかく現場では即戦力となる人材が求められています。
最近は、特に女性に多いのですが、出産・子育てが終わった後でもすぐに仕事に復帰でき、また安定性と将来性もある事から医療事務の人気が高まっています。
今までに実務経験が全くなく、資格も持っていないとなると、現実的には就職先を探すのはかなり難しいです。
逆に言うと、実務経験が無くても、少し頑張って勉強して資格を取れば、医療事務の仕事に就く事ができるという事です。
そこで、医療事務の仕事をやろうと考えている人のほとんどが何らかの資格を取るために勉強しています。
では、医療事務の資格の中でどれを取ればいいのでしょうか?実は、医療事務の資格はたくさんあって、中には持っているだけで大きく評価されるものや、持っていても全く役に立たない資格や検定があるので要注意です。
これから医療事務の仕事で即戦力となり、就職活動の際にも有利になる本当に役立つ医療事務の資格を紹介します。
↓↓ヒューマンの医療事務講座は診療報酬請求事務能力認定を目指せる↓↓
診療報酬請求事務能力認定は絶対に取ろう!
これから資格を取ろうと思っている人の中で時々勘違いしている人がいるのですが、「医療事務」という名前の資格があると思っている人がいます。
でも、それは大きな間違いで「医療事務」という名前の資格や検定はありません。
医療事務に関する資格や検定というのはたくさんあって、国家資格、民間資格、公的資格など、どれを取ればいいのか分からないほど多くのものがあります。
一般的にはそれらの医療事務に関係する資格や検定を全部まとめて医療事務の資格と呼んでいるのです。
どんな資格でも取って損をするという事はないのですが、多くの人が資格を取る目的は、就職活動の際に履歴書に書いて有利になるものや、資格手当が付くなどの実利的なことだと思いますので、ここでは履歴書に書くだけで評価されるような本当に役立つ資格を紹介します。
まず、絶対に取っておきたいのが、診療報酬請求事務能力認定試験です。
これは医療事務の資格の最高峰かつ最難関と言う事ができる資格です。
医療事務の仕事はいろいろあるのですが、最も重要な仕事がレセプト業務です。
簡単に説明すると、病院は実際にかかった診療費の全額を患者さんに請求するので花く3割とか1割とかの一部だけを請求します。
そして、その残りの代金は国に請求して支払ってもらう事になります。
レセプトというのは、国に残代金を請求する時の請求書のようなものだと思って下さい。
レセプト業務は、実際にかかった診療費をきちんと回収するために必要なもので、これをミスると代金の回収ができなくなって、ひいては病院経営を圧迫することにもなります。
したがって、レセプト業務というのは、病院経営にとっても非常に重要な業務であり、医療事務の仕事の中で最も大切な業務なのです。
診療報酬請求事務能力認定は、このレセプト業務に関する実務能力を問う試験で、持っていると大きく評価されるし採用の際に大変有利になります。
その代わりに診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の資格の中で最難関の資格となっています。
受験者は毎年1万人を超えており、合格率は30〜40%となっています。
医療事務の資格を取る際には、学校に通ったり、通信講座で勉強したりすることになると思いますが、その講座が診療報酬請求事務能力認定試験に対応しているのかどうかを必ずチェックして下さい。
診療報酬請求事務能力認定に合格するためには、相当な勉強量が必要となりますので、1ヶ月で簡単に資格が取れるとか価格が安いとかアピールしている講座や学校は、診療報酬請求事務能力認定に対応していない事が多いです。
もちろん診療報酬請求事務能力認定がなくても、勉強しないよりはましなのですが、はっきり言うと診療報酬請求事務能力認定が取れない講座はあまり意味が無いし役に立たないという事ができます。
たとえば、通信講座で人気のあるユーキャンの医療事務講座は診療報酬請求事務能力認定試験に対応していませんので、おすすめできません。
他方でヒューマンアカデミーは、通学講座の場合も通信講座の場合も、診療報酬請求事務能力認定に対応しているのでおすすめです。
また、ヒューマンアカデミーはグループ会社に人材派遣会社を有する大手企業なので資格取得の後の就職サポートまで一貫して受けられるのもメリットです。
薬局で働くなら調剤報酬請求事務専門士
医療事務の中でも特に薬局で働く場合には、調剤事務がメインの仕事になりますので、調剤報酬請求事務専門士の資格が最も重要になります。
調剤報酬請求事務専門士は、調剤薬局で薬剤師をサポートする役割を担い業界のスタンダードな資格として広く認知されています。
多くの薬局で資格手当が支給されたり、昇級の1つの評価となっている事が多いです。
1級、2級、3級と分かれていますが、1級まで取得しておけば、履歴書に書く事で即戦力の人材として強烈にアピールする事ができます。
合格率は1級が15〜20%、2級が35〜45%となっています。1級はかなり難易度が高いですね。
他にも医療事務に関する資格として取っておくと有利になるのはメディカルクラーク(医療事務技能審査試験)です。
メディカルクラークの資格はさきほどの診療報酬請求事務能力認定と並んで医療事務の2大資格とされています。
診療報酬事務能力認定はレセプト業務(診療報酬請求事務)に重点を置いていますが、メディカルクラークは受付窓口での患者対応や院内でのコミュニケーション能力なども問われますので、医療事務に関する総合的な能力を有する事が証明できる資格です。
この2つさえ取っておけば基本的には大丈夫です。
その後で、仕事をしながら必要と思われる資格を追加していくことでどんどんスキルアップしていけます。
医療事務の仕事は、一度取得した資格は一生モノの財産として、役立てる事ができるので、本当におすすめです。
人と接するのが好きな人、人の役に立ち感謝される事が好きな人、安定した仕事に就きたい人、ぜひ医療事務の仕事に挑戦してみて下さい。
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