簿記実務検定試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
有名な簿記の資格としては、日本商工会議所が実施している日商簿記検定と、全国経理教育協会が実施している簿記能力検定試験があります。
これら2つの簿記資格とは、少し趣きを異にするのが、簿記実務検定試験です。簿記実務検定試験は、原則として、受験対象者が高校生とされていて、主に、商業高校生や工業高校生向けに作られている資格です。
したがって、一般的に試験の難易度は低く設定されています。ただ、基礎的な知識が確実に身につけないと、上級レベルに合格することができないという点は、他の簿記資格と同じです。
試験は、1級会計、1級原価計算、2級、3級の4段階で実施されています。
簿記は、どんな仕事をするにも不可欠の知識です。ぜひとも、取得しておきたい資格です。
また、合格し簿記の知識を身につけることによって税理士、公認会計士にステップアップしていくことも考えられます。また、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナーなどにも応用できます。
簿記実務検定試験の概要
受験資格
特に制限はありません。誰でも受験できます。
試験内容
制限時間は、90分で実施されます。
1級は、会計、原価計算のどちらか一方だけの受験も可。
試験科目
〜1級(会計)〜
簿記の基礎知識、貸借対照表、企業会計の基礎知識、財務諸表の分析など。
〜1級(原価計算)〜
原価と原価計算、工業簿記など。
〜2級〜
簿記の基礎知識、貸借対照表、割賦販売、手形、法人税など。
〜3級〜
簿記の基礎知識、貸借対照表など。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
1月第4日曜
6月第4日曜
受験料
1級:1科目につき 1,000円
2級:1,000円
3級:1,000円
簿記実務検定試験についてのコメント
簿記実務検定試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
簿記実務検定試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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