終活アドバイザーについて
この記事は、文字実が執筆しました。
日本では高齢化が急速に進んでおり、現時点でも4人に1人が65歳以上の高齢者という高齢化社会になっています。
さらに、厚生労働省の予想では2035年には、総人口に対する65歳以上の人口の割合が33.4%を超え、3人に1人が高齢者という世界でも類を見ない超高齢化社会に突入します。
自分の人生の後半期から最後の死までをどのように生き、どうやって自分の人生の最後を締めくくるかを考えることはとても大切です。
このようなことを考えたり、具体的にプランを建てたりすることを「終活」と呼び、終活をすることを望んでいる人が増加しています。
終活アドバイザーは「特定非営利活動法人ら・し・さ」が実施・認定している民間資格の1つで、終活に必要な知識やノウハウを全般的に学ぶことができます。
老後の住まい、医療、お金の問題など、ほとんど全ての高齢者にとって切実な問題でありながら難しい問題について正しい知識を得ることができます。
自分自身の終活に役立てることができるだけでなく、他の終活をしている人の相談に応じたり、場合によっては専門家との橋渡しなどを行うこともできます。
自分自身の終活に興味がある人、他人の終活のお手伝いをしたい人などにおすすめの資格です。
なお、終活に関する資格としてはこの終活アドバイザーの他に終活カウンセラーがあります。
いくつも取得することで価値が上がるわけではありませんので、どちらか1つを取得すれば十分な知識が得られるかと思います。
いずれの資格も、単独で活用するよりも行政書士、税理士、FPなどの他資格と併せて活用(ダブルライセンス)されている人が多いようです。
終活アドバイザーの概要
受験資格
ユーキャンの通信講座で終活アドバイザー講座を受講した人のみ終活アドバイザー検定試験を受験できます。
終活アドバイザー講座の無料資料請求はこちらからできます。
試験内容
終活アドバイザー検定試験は、自宅で受験することができます。
試験科目
以下のような内容について出題されます。
- 終活とは
- お金・金融資産・不動産
- 公的医療・公的介護保険、年金
- 高齢期の医療や介護
- お葬式やお墓の知識
- エンディングノートと終活
- 資産や物の整理
- 成年後見制度
- 高齢者施設
- 相続
申込み期間
通信講座でいつでも申し込むことができます。
試験日
いつでも受験することができます。
試験地
自宅で受講・受験することができます。
受験料
以下の受講料、受験料等が必要です。
- 終活アドバイザー講座
- 35,000円(税込)
- 終活アドバイザー検定試験
- 講座の受講料に含まれています。
- 終活アドバイザー協会入会金
- 4,000円(年会費:6,000円)
問合せ先
終活アドバイザー協会事務局
TEL:03-5201-3370(平日10:00〜17:00)
終活アドバイザーについてのコメント
終活アドバイザーについて詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
終活アドバイザーに興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
1件
HN(ハンドルネーム):小鉄 | 2023-05-09 04:27:24
親戚で叔父や叔母が続けて亡くなり、子供がいなかったので遺品整理を手伝ってその大変さを知りました。
葬儀やお墓、遺品整理の大変さを知り自分はきちんと自分の最期をしておきたいと思うようになりました。
それから自分の終活について考えるようになり、終活をスタートしました。
しかし何から手を付けたらいいか分からず、インターネットで終活講座があるのを見つけて参加しました。
その時に終活アドバイザーという民間の資格がある事を知りました。
ユーキャンの通信講座を受講して検定試験を受けて合格出来れば資格が取れると知りました。
検定試験もどこかの会場に行くのではなく、自宅で受ける事が出来る事や資格取得までの費用も高額ではなかったのに魅力を感じました。
働きながら勉強出来るのすぐにユーキャンの終活アドバイザーの講座に申し込みをして、通信講座を受講を始めました。
今まで知らなかった終活に関する事がテキストには多く書かれており、DVDなどもあり楽しみながら3ヶ月間勉強をする事が出来ました。
分からない事があった時にはWEBから聞く事が出来て、楽しみながら勉強をする事が出来ました。
またエンディングノートの書き方も勉強出来て、受講しながら自分の終活に関する事もじっくり考える事が出来ました。
終活アドバイザーになるのには、幅広い知識が必要な事も勉強しながら分かって来ました。
添削問題を月に1回提出して行き、少しずつ知識が付いて来た事を実感出来ました。
3回の添削問題を終えてその後検定試験を受けました。
検定試験を受けて無事に合格する事が出来ました。
その後に終活アドバイザー協会に登録申請をして無事に終活アドバイザーの資格を取得する事が出来ました。
今は、自分の終活や周囲の人の終活のアドバイスなどをしていますが、いずれはこの資格を生かす事が出来る職場への転職を考えています。
自分自身の終活が出来て、高齢化社会の現在には生かせる資格だと自負しています。