管理業務主任者試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
管理業務主任者の資格は、マンション管理会社がマンション管理組合との間で委託契約をする際に重要事項などの説明をする際に必要な資格で、マンション管理適正化法によって定められている国家資格の1つとされています。
平成12年度に施行されたマンション管理適正化法で、分譲マンションの管理会社に対して、国土交通省の登録義務と、一定数の割合で管理業務主任者を設置することの義務が課されました。
これにより、マンションを管理業を営んでいる不動産会社などは、管理している組合の数に応じた一定の数の管理業務主任者を設置することが必要となりますので、管理業務主任者の資格のニーズは高まっています。
管理業務主任者の資格を持っている者でなければすぐことができない業務(資格独占業務) として、委託契約に関する重要事項の説明、重要事項説明書(72条書面)への記名押印、管理委託契約書(73条書面)への記名押印、管理事務の報告(77条)などがあります。
不動産売買の仲介などを行う際に必要な宅建の資格や、マンション管理士の資格と一緒に取得することによって、不動産業界では重宝される人材になることができます。リストラされた時の再就職に強い資格の1つとして選んでいます。
不動産業界で働きたい人は、取得しておくと絶対に有利になる資格です。
管理業務主任者試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
4択択一のマークシート方式での50問出題されます。
試験科目
1、管理事務の委託契約に関すること。
2、管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること。
3、建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること。
4、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること。
5、前各号に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること。
・マンションの管理の適正化の推進に関する法律施行規則第64条による。
・出題の根拠となる法令等は、平成20年4月1日現在施行されているものです。
申込み期間
例年9月中に受付されています。
参考として、平成20年は、9月1日(月)から平成20年9月30日(火)(当日消印有効)に受付されています。
試験日
例年12月上旬の日曜日に実施されています。
参考として、平成20年度は、12月7日(日) 午後1時から午後3時に実施されます。
合格発表日
例年1月の下旬に発表されます。
参考として、平成20年度の試験の発表は、1月23日(金)に、社団法人高層住宅管理業協会から試験の全受験者あてに合否通知を送付するとともに、合格者については合格証書及び合格証明書を併せて送付するほか、官報で公告されます。
受験料
8,900円
参照:商工会議所検定
管理業務主任者試験についてのコメント
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