民法法務士認定について
この記事は、文字実が執筆しました。
次回の試験日は
法律は常に社会の変化に合わせて改正されます。民法も例外ではなく、2020年4月より新しい改正民法が施行されました。
2020年の改正は、120年ぶりの大改正であり、特に債権法の分野で大きく改正が行われ、民法に関わる人はしっかりと勉強し直す必要があります。
民法債権法務士認定試験は、一般財団法人全日本情報学習振興協会が実施・運営している数少ない法律系の民間資格です。
この資格は2018年の6月からスタートしており、取引社会やビジネスの現場でよく使われる債権法についての実践的な知識を学ぶことができます。
民法は大きく分けて、5つのパートに別れており、債権法は第3編に規定されており、その債権法を集中的に勉強することができます。
重要論点や判例など、大事なポイントを効率的に抑えることができます。
改正民法にも対応しているので、民法を勉強し直す必要のある人は受験してみると役立つでしょう。
行政書士試験、宅建士試験、司法書士試験など、民法が出題科目となっている試験はいくつかありますが、民法だけに特化した資格というのはこの民法債権法務士認定試験だけです。
民法改正で大きな影響を受ける業界はたくさんあります。例えば、金融や保険、住宅・不動産系、IT系、人材系、自動車など。
民法債権法務士認定試験を目標にして、この機会に改正民法の勉強してみるのも楽しいでしょう。
合格すると、合格証書、認定カード、合格者ロゴがもらえます。
民法法務士認定の概要
受験資格
受験資格は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
多肢選択のマークシート方式で実施されています。
問題数:70問、制限時間:2時間30分
会場受験とオンライン受験があります。
試験科目
第一編の民法総則から第五編相続までの全ての分野から出題されますが、特に第三編の債権法からの出題が多くなっています。
合格基準
70%以上の正答率で合格となります。
申込み期間
例年、11月中旬くらいから翌年の1月下旬くらいまで、5月中旬くらいから8月中旬くらいまでの年2回、申し込みの受付が行われています。
試験日
例年、3月中旬と9月中旬の年2回実施されています。
試験地
例年、以下の試験地で実施されています。
札幌、仙台、東京、横浜、埼玉、千葉、名古屋、津、大阪、神戸、福岡、オンライン受験
合格発表日
公式サイトで合否を確認できます。
受験料
以下の受験料が必要です。
一般:16,500円、学割:11,550円
それぞれ税込価格です。
問合せ先
一般財団法人 全日本情報学習振興協会 法学検定実行委員会
〒101-0061
東京都千代田区神田三崎町3-7-12 清話会ビル5階
TEL:03-5276-0030
民法法務士認定についてのコメント
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民法法務士認定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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