本気でイタリア語を学ぶならCILSを受けよう

専門家プロフィール

文字実(もんじ みのる)
資格コンサルタント /「資格キング」管理人

文字実 (もんじ みのる)

「25年の分析と実績で、あなたのキャリアを切り拓く最短ルートを提示します」

四半世紀にわたり、日本最大級の資格総合情報サイト「資格キング」を運営。国家資格から民間検定まで、あらゆる試験制度と学習法に精通する資格コンサルタントであり、資格取得に役立つスマートフォンアプリの開発も手がけるエンジニア。

これまでに数多くの受験生に個別のアドバイスを行い、難関資格を含む多数の合格者を輩出してきた確かな実績を持ちます。

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”

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「資格は、人生の選択肢を広げ、自分自身の価値を高める強力な武器になります。しかし、自分に合わない学習法を選んでしまうと、貴重な時間と労力を無駄にしてしまうことも少なくありません。

私は25年間、数え切れないほどの資格データと受験生の声に向き合ってきた経験から言えるのは、『正しい戦略』と『継続』があれば、必ず道は開けるということです。このサイトでは、私のこれまでの知見をすべて詰め込み、あなたが最短で合格を勝ち取るための情報を発信していきます。」

CILS(イタリア語検定)について

CILS(チルス)はCertificazione di Italiano come Lingua Stranieraの略称で、外国語としてのイタリア語能力を証明する検定試験です。シエナ外国人大学(Foreigners University of Siena)が実施し、イタリア政府に認められた認定試験として国際的に利用されています。公的な資格としての性格を持ちます。

英語ではCertification of Italian as a Foreign Languageと表されます。A1からC2まで6段階があり、初級者から上級者まで、自分の学習段階に合ったレベルを選べます。

イタリア語の試験には実用イタリア語検定(伊検)もあります。CILSとは試験の設計や認定の仕組みが異なるため、一律にどちらが上、どちらだけが役立つとはいえません。旅行や趣味の学習目標、留学先や勤務先への証明など、使う目的に合わせて選びましょう。

CILSは、読む・聞く能力だけでなく、書く・話す能力も含めて学習成果を確かめたい方に向いています。受験準備では、希望レベルの公式サンプル問題で形式を確認し、作文と口頭試験も継続して練習することが大切です。

B2(DUE)以上の証明書が、イタリアの大学で入学時のイタリア語試験の免除に使える場合があります。ただし、出願先が指定する試験、レベル、提出書類などの条件を必ず確認してください。合格だけで入学、就職、ビザ取得が自動的に認められるわけではありません。

他言語でも、中国語検定とHSK、TOEICとTOEFLなど、目的や提出先によって試験の選び方が変わります。幅広く比較したい方は語学・国際系の資格一覧も参考にしてください。

CILS(イタリア語検定)の概要

受験資格

外国籍の方と海外在住のイタリア国籍の方が対象で、年齢制限はありません。特定の学歴や下位レベルの合格は不要です。

希望するレベルや子ども向けモジュールなどを実施しているかは、受験会場に確認してください。

レベル

CILSは6つのレベルに分かれています。各レベルの目安は以下の通りです。学習時間は授業の受講時間の参考値で、独学の必要時間や合格を保証するものではありません。

A1(基礎)
自己紹介や他者の紹介ができ、個人的な話題(どこに住んでいるか、何を持っているか等)について質問し回答できる。問題に使われる語彙は約850語で、うち600語は基本語彙。イタリア語の授業を約50–100時間受講したレベル。
A2(初級)
身近な話題(例えば家族、買い物、仲間、場所、仕事等)に関する言い回しや表現を理解し使うことができる。問題に使われる語彙は約1200語で、うち700語は基本語彙。イタリア語の授業を約100–150時間受講したレベル。
UNO(B1)
日常生活のなかで基本的なコミュニケーションを取ることができ、イタリア旅行が問題なくできる。イタリア語の授業を約150時間受講したレベル。
DUE(B2)
日常生活で十分にイタリア語で会話することができるレベル。また勉強や仕事において的確に意志の伝達ができる。イタリア語の授業を約250–300時間受講したレベル。(大学入学時のイタリア語試験の免除に使える場合があります。提出先の要件を確認してください。)
TRE(C1)
日常生活のみならず公の場面や仕事でも状況に適したイタリア語を使いながら意志の疎通ができ、イタリアの機関や企業等と口頭および書面で交渉することができる。イタリア語の授業を約400–500時間受講したレベル。
QUATTRO(C2)
CILSの最高レベル。複雑な状況でも高度なイタリア語で柔軟に対応する力を測ります。母語話者と同じ能力を求めるという意味ではありません。公式、非公式のあらゆる状況だけでなく、仕事上でもコミュニケーションがとれる。イタリア語の授業を約750–1000時間受講したレベル。

試験内容

東京で案内されている通常のCILSは5科目で構成され、筆記と口頭試験を受けます。初めて受けるレベルは全科目を受験する必要があり、任意の1科目だけを選ぶことはできません。

試験時間や当日の時間割はレベルによって異なります。口頭試験の順番によって終了時刻も変わるため、会場の受験案内を確認してください。

試験科目

  • 聴解(Ascolto)
  • 読解(Lettura)
  • 文法(Analisi strutture comunicazione)
  • 作文(Produzione scritta)
  • 口頭試験(Produzione orale)

本記事は通常の5科目型の案内です。特定目的のモジュールでは構成や条件が異なる場合があります。

合格基準

通常の5科目型では、すべての科目で合格基準に達する必要があります。

  • A1・A2:各科目12点満点中7点以上
  • B1~C2:各科目20点満点中11点以上

試験全体の合計点だけで合否が決まるわけではありません。一部科目が不合格だった場合の再受験制度は、免除項目欄を確認してください。

申込み期間

申込期間、支払期限、定員、実施レベルは会場と実施回によって異なります。全国共通の申込期間とは考えず、出願する会場の公式案内を確認してください。

2026年10月11日確認時点で、東京の次回冬期は実施未定と案内されています。過去の申込期間を次回の受付期間として使用しないようにしましょう。

試験日

国内の通常案内では6月・12月の実施が中心ですが、実施の有無や日付、対象レベルは会場ごとに確認が必要です。

2026年10月11日確認時点で、イタリア文化会館東京の冬期は実施未定です。大阪など別会場の日程を東京の日程として扱わないでください。本記事では東京の次回確定日を掲載していません。

試験地

国内では東京・大阪などの実施窓口があります。東京はイタリア文化会館東京、大阪はイタリア文化会館大阪の公式案内で、当該回の会場、実施レベル、定員を確認してください。

合格発表日

東京の受験規約では、結果発表は試験実施日から2~4か月後が目安で、遅れる場合もあるとされています。受験番号と生年月日を使ってシエナ外国人大学の結果ページで確認します。

免除項目

通常の5科目型では、一部科目が不合格だった場合、当該レベルの全科目を初めて受験した試験日から18か月以内であれば、不合格科目のみ再受験できます。申込前に科目ごとの結果と起算日を確認してください。

別のレベルを初めて受ける場合は、改めて全科目の受験が必要です。科目合格を保持できる期間と、全科目合格後の証明書の有効期限は別のものです。

受験料

イタリア文化会館東京の公式掲載料金(2026年10月11日確認、総額表示)です。大阪など別会場には同じ料金が適用されるとは限りません。

レベル全科目再受験1科目
A110,000円3,000円
A210,000円3,000円
UNO(B1)16,000円4,000円
DUE(B2)19,000円5,000円
TRE(C1)21,000円5,000円
QUATTRO(C2)24,000円6,000円

1科目料金は条件を満たす科目再受験のための料金です。初めて受験するレベルは全科目が必須です。確認時点の申込商品は全級申込期間外で、次回の申込受付を意味する料金表ではありません。出願前に会場の最新案内を確認してください。

問合せ先

イタリア文化会館
〒102-0074
東京都千代田区九段南2-1-30
TEL:03-3262-4500
FAX:03-3262-4510
E-Mail:corsi.iictokyo@esteri.it

その他

実用イタリア語検定とCILSの級・レベルは試験設計が異なり、単純な換算や資格の相互認定はできません。比較する場合は、実用イタリア語検定の内容と、両試験の公式レベル説明・サンプル問題を確認しましょう。

Q. 初級者も受けられますか?

A. A1・A2から用意されています。下位レベルの合格は不要ですが、希望会場でそのレベルが実施されるか確認してください。

Q. 不合格科目だけ再受験できますか?

A. 通常の5科目型では、全科目を初めて受けた試験日から18か月以内なら不合格科目のみ再受験できます。初めて受けるレベルは全科目受験が必要です。

Q. 東京と大阪の料金は同じですか?

A. 公式掲載料金は会場によって異なります。本記事の料金表は東京の掲載料金です。出願する会場の料金、申込期間、実施レベルを確認してください。

Q. 合格証明書にも18か月の期限がありますか?

A. 18か月は一部科目合格を利用した再受験の期限です。東京の受験規約では、全科目合格の資格検定試験結果証明書に有効期限はないとされています。ただし提出先独自の条件は確認してください。

参照:Foreigners University of Siena(シエナ外国人大学)

CILS(イタリア語検定)についてのコメント

CILS(イタリア語検定)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

CILS(イタリア語検定)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

1件

HN(ハンドルネーム):のりピー | 2023-05-08 13:39:01

イタリアに留学していた頃に留学生仲間の間でイタリア語検定CILSという名前が度々話題にあがっていました。これはシエナ大学が主催している検定試験でイタリア国内ではかなり知名度の高いものだというので受験を検討するようになりました。当時イタリアの国立音楽院への受験やイタリア政府奨学金への応募などを控えていたため、CILSを受けることで受験に有利に働くと思い、勉強を始めました。
当時通っていた語学学校の先生方複数名にアドバイスをお願いしたところ、みなさん最上級のC2を受けることを勧めてくださいました。そのころすでにイタリアに移り住んで半年経っていて、文法のレッスンは一通り終わっていましたし、日常会話には困らないレベルに達していました。それでも最上級の試験はかなり難易度が高いと聞いていたので不安は大きく、オンラインで配信されている過去の出題例をチェックしてみることにしました。数年分の問題が無料配信されていたのでいくつかピックアップして挑戦してみたところ、問題なくクリアすることが出来ました。しかし配信されていたのは筆記問題だけだったので、ヒアリングが不安要素として残りました。
実際の試験はやはりヒアリングが鬼門でしたが、ほぼ満点だった筆記に比べると点数は落ちましたが合格点を貰うことが出来ました。シエナ大学から検定証明書の送付を希望する場合は10ユーロ追加で支払えば配送してもらえるというので支払いましたが、結局証明書が届くことはありませんでした。オンラインで合否を確認したときの画面を保存していたのでそれを証明書代わりに使用していますが、イタリアの事務関係は本当に管理がずさんなので私の他にも証明書を待ち続けている人たちがいました。
それでも合格は合格なので、履歴書の資格欄にに堂々とCILS・C2と書くことが出来ます。
留学歴が長くても語学が出来ない人は多いので、検定を受けることで自分の努力と語学力を証明することが出来てよかったと思っています。

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