HSK(漢語水平考試)試験の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

HSK(漢語水平考試)試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

HSK(漢語水平考試)とは、中国の教育部が設けた、中国語を母国語としない中国語学習者のための中国語能力認定標準化国家試験で、中国国内を含め33の国で実施されている。

HSK証書は中国留学・就職・転職など国際的な場で活躍するための中国語力の基準証明として重要な
役割を果たしている。

最近の中国の経済の急成長を背景に、今後急速に資格としての価値が向上していくことが予想されます。

語学系の資格の中でもおすすめの民間資格です。

中国語の検定試験としては有名なものとして中国語検定があります。

中国語検定は専ら日本人を対象にした試験ですので、日本人にとっては受験しやすく役立つのですが、海外では通用しません。

世界的に通用するのはこのHSKであり、中国に留学に行くことなどを検討している人の場合には、このHSKを受験する必要があります。

HSK(漢語水平考試)試験の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験出来ます。

試験内容

ヒアリング、文法、読解、で実施されます。

受験者の得点によりHSK基礎は1〜3級、HSK初中等は1〜8級に認定され、HSK初中等1・2級以外はHSK証書が授与される。

試験科目

〜HSK基礎〜140問(135分)

1、ヒアリング:普通話で行われる簡単な日常生活の会話。録音テープ速度は通常より少しゆっくりの120〜170字/分
2、文法:語義の組み合わせ、文法規則の理解と常用機能後および「把」や「被」を使う特殊文の理解
3、読解:文章の意義理解と文章全体の読解力

〜HSK初中等〜170問(145分)

1、ヒアリング:普通話で行われる日常会話、短文、一般的なテーマのスピーチ。
録音テープ速度は170〜220字/分
2、文法:中国語の文法をどの程度理解しているかを測定。
3、読解:語義理解能力と閲読能力を測定。
4、総合穴埋め:言葉の総合的な運用能力と漢字の書写速度を測定。

※【HSK基礎は3級が最高級で、中国の大学の理工系学部に入る中国語の最低基準。
HSK初中等は、8級が最高級。3級は中国の大学の理工系学部に入る中国語の最低基準。6級は文系学部に入る最低基準である。

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

春期:3月下旬〜5月上旬
秋期:9月上旬〜10月上旬

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

春期:5月中旬
秋期:10月下旬

受験料

HSK基礎:4,000円

HSK初中等:8,000円

問合せ先

HSK日本事務局

〒560-0021 大阪府豊中市本町5-1-1教育センタービル
TEL:06-6857-3397  FAX:06-6843-1119
E-mail:hsk@jyda-ie.or.jp

参照:HSK日本事務局

HSK(漢語水平考試)試験についてのコメント

HSK(漢語水平考試)試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

HSK(漢語水平考試)試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

2件

HN(ハンドルネーム):6sk | 2023-05-08 23:39:02

HSKは中国語のレベルを測る試験です。自分の中国語のレベルを知ることができる試験は中国語検定試験とHSKがあるのですが、前者は日本のみで行われており、後者は世界中で行われている試験です。どうせ受けるなら世界レベルで通用する試験の方を受けようと思い、HSKを受けることにしました。
HSKを初めて受験したのは中国語を勉強し始めてから約1年経ったときのことです。HSKはレベルが6段階あり、1級が最も易しく、6級が最も難しいです。私は中堅レベルである3級を受験しました。
HSKに向けての勉強は、試験日の約3ヶ月前から始めました。参考書などは通っていた中国語教室で用意してもらっていたので、特にお金はかかりませんでした。家で勉強もしましたが、主にその中国語教室でHSKの対策をしてもらっていました。HSKにはリスニングと筆記の試験があります。リスニングは中国語教室でCDを聞き実際に問題を解く、といった勉強をしました。中国人のネイティブの先生が、私が聞き取れなかったところもリピートしてくださり、大変参考になりました。筆記試験に関しては、単語と文法を復習し、ひたすら過去問を解きました。
今働いている職場が、中国語を少し使うため、就職の際には少し役立ちました。中国語を主に使う企業に就職する際は、大変有利になる資格だと思います。

HN(ハンドルネーム):澤田 | 2023-05-08 23:39:12

現在通っている学校の留学プログラムで、最低でもHSK中国語検定3級の資格を持っていると、中国への留学費用が安くなるという免除申請ができるので、試験勉強をはじめました。とはいうものの、中国語は今まで勉強をしたことが全くなく、初心者でした。これまで様々な言葉、主にインド・ヨーロッパ語族の言語にあれこれ手をつけてきましたので、中国語の文法や発音には、最初は少し戸惑いました。それに、中国語は漢字がただ羅列されているように見えてしまい、どうも難しくて覚えづらいものだという意識が私の頭の中で出来上がっていました。しかし、実際に学び始めてみると、日本語と漢字の意味も同じ言葉もあり、だんだん面白くなってきました。
中国語の勉強を始めると同時に、とりあえず検定試験の申し込みをしました。試験まではとにかく毎日少しでも時間を作って、勉強にとりくむようにしました。参考書・練習問題は、よく書店で販売されている青いカバーのHSK公式問題集を使用していました。TOEICもそうですが、やはり何でも公式問題集を使うのが1番だと私は思います。付属のCDを何度も聞いて、耳を中国語に慣らすように努めました。
HSK3級なら、私のような初心者でも、3ヶ月しっかりと勉強すれば、絶対に受かると思います。皆さん、頑張ってください。

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