iPadを活用して勉強の効率を上げる方法を教えます。

この記事は、文字実が執筆しました。

iPadを買うかどうか迷っているあなた。これを読めば、絶対に欲しくなります。iPadを勉強に活用する方法を紹介。

2012年3月21日

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教科書と問題集が全て650gのiPadに入る

みなさんはiPadを使っているでしょうか？私は、初代iPadが発売されたその日から毎日５時間くらいは使っています。

多いときは、１０時間くらいiPadを触っていることもあります。本当にiPadの登場でライフスタイルが劇的に変わりました。

特に、iPadで本を読む量と時間が圧倒的に増えました。同時に、紙の本を読むということは、新聞も含めてほぼ100%無くなりました。

私は、いつも小説、歴史書、ビジネスや法律などの専門書などを月に５冊くらいは読むようにしているのですが、iPadで本を読むようになってからは、読む本の量が２倍くらいに増えました。

常に１００冊くらいの本を電子化(PDF)してiPadに入れて持ち歩いていますので、いつでもどこでも空いた時間に簡単に好きな本を読むことができるようになったからです。また、これは私特有の問題かもしれませんが、子供を寝かしつける時にも、電気を消した暗い部屋でバックライトで本を読むことができます。

これは、そのまま勉強にも活用できるということに気付いたので、さっそくiPadを使った効率的勉強法を考えてみました。

大公開！東大、ハーバード、司法試験に簡単に合格する人の効率的勉強法

私なりの方法論ですので、みなさんの役に立つか分かりませんが、連載モノとして少しずつ紹介していきたいと思います。また、他の人にも役立つと思いますので、いい方法があれば、どんどん連絡を下さい。効果的な勉強法があればここで紹介させていただきたいと思います。

カバンが軽くなり本棚がスッキリ

iPadを使った効率的勉強法の最初にやるべき事は、紙のテキストや問題集を片っ端から電子化(PDF化)することです。

資格を取るための受験勉強は、勉強しなければならないことが多く、大量のテキスト・参考書・問題集等が必要になります。

司法試験、公認会計士などの難関資格であれば、長期戦になることも多いので、どんどん紙の本や書類が増えていきます。本棚に収まりきらず床に山積みになっているという受験生も多いでしょう。

また、図書館や自習室で勉強するために出かける時などは、大量の重い紙の本を持ち歩くことになるので、カバンがものすごくパンパンに膨れ上がって重たくなりますよね。

時々、予備校の自習室などにキャリーバッグをコロコロと引きながら通っている強者もいます。

iPadを使えば、そんな悩を解消することができます。紙の本をスキャナーで読みとって電子化してしまえば、何百冊という本が、たった650gのiPadに全て入ってしまうのです。

どこに行くときもiPadだけ持っていれば、いつでも勉強することができるのです。今まで重くて持ち歩くことができなかった重たい六法・辞書なども含めて自分が持っている全ての本を持ち出すことができるのです。

裁断機とスキャナー。無ければ外注する。

本を電子化するために、どうしても必要なものがあります。裁断機とスキャナーです。予備校などで配布されるテキストの場合、ルーズリーフになっていて取り外しができることがありますが、その場合には裁断機は必要ありません。

通常の背表紙がある本の場合、スキャンするために本をバラバラにする必要があります。大事な本をバラバラにしてしまうことに抵抗があるかもしれませんが、一度電子化してiPadで読むという経験を体験すれば、迷いは無くなるはずです。まずは、あまり使わないであろう本で試してみることをおすすめします。

裁断機は、私自身も使っている「プラス 断裁機」という商品がおすすめなのですが、高額なものなので、お金をあまりかけたくなくて、それほど電子化する本の数がないのであれば、カッターなどでコツコツ背表紙をカットしてバラバラにすることもできます。安い裁断機も探せばありますし、リサイクルショップなどでも売っています。

そして、スキャナーは、「FUJITSU ScanSnap S1500」がおすすめです。これもまた高額ですが、かなり高速にスキャンすることができます。スキャンのスピードは落ちますが、少しグレードの低いものもありますので、自分の財布と相談しながら決めて下さい。

必要な本をスキャンして電子化して、パソコンに取り込み、それをiPadに転送します。そして、それをiBookdsやi文庫などのアプリで開けば本がiPadで読めるようになります。

もし、試しに２,３冊くらいだけ電子化してみたいとか、裁断機やスキャナーを買うお金がない、裁断機やスキャナーを置く場所がないという場合には、本の電子化を代行してくれる業者がたくさんありますので、それらのサービスを利用するとよいかと思います。１冊100円くらいから請け負ってもらえます。

iPadでの本の読みやすさは抜群

紙の本の方が読みやすいから、iPadで本を読むのは嫌だという人が時々いますが、慣れてしまえば、確実にiPadの方が読みやすくなるはずです。

特に、先日発売された新iPadは画面が驚くほど美しくて、確実に紙で読むよりも読みやすいです。解像度が４倍になったことで、ゲームや写真などが美しく見れるようになったと言われていますが、私が実際に使っていて感じるのは、文字が格段に読みやすくなったことです。

文字の輪郭が極めてはっきりと見えますので、小さな文字も読みやすくなりスキャンして取り込んだ本も驚くほど読みやすくなりました。

iPadは薄くて軽いので、どんな姿勢でも読むことができますし、ページをめくる必要がないので、片手で操作することができます。ベッドで寝転がりながら読むこともできますし、電車の中で片手でつり革を持ちながら、もう片方の手でiPadを持って、次々とページをめくって読むことができます。紙の本だとつり革を持っているとページをめくるのが大変ですよね。特に満員電車の中だと文庫本以上の大きさの本を読むことは事実上不可能です。

短期合格を目指している受験生は、電車やバスの中での移動時間を何もせずボーッとしているわけにはいきません。空いている時間は全て勉強しなければなりません。ちょっとした移動時間などの空いている時間に、簡単にテキストや問題集を読むことができるのがiPadの魅力です。

メリットばかり言うと信用性が無くなるので、デメリットも書きます。電子書籍が紙の本に劣る点は、複数のページを指で挟んでパラパラと同時に比較しながら見られないことです。勉強する時には、比較しながら読んで考えるということをよくすると思いますが、電子書籍の場合はこれがやりにくいです。これが唯一の短所だと思います。ただ、この点に関しては技術の進化によって時間の問題で解決することだと思います。

クラウドを活用した勉強法

iPadを使って勉強の効率を上げる方法はたくさんあるのですが、まず一番最初に取り組むことは、今回紹介したように、紙のテキストや問題集を電子化するということです。

電子化してしまえば、iPadに全部入れることができますし、どこにでも持ち歩くことができます。つまり、いつでもどこでも勉強することができて、無駄な時間を過ごすことがなくなるのです。

これは、受験生にとって非常に大切なことです。iPadを持っていない人たちのことを想像して見て下さい。

満員の電車やバスなどでは、大きな本を広げることができないので、自作の小さな暗記カードなどを使って勉強しているはずです。持ち運べる本の数は決まっているので、全ての本を持ち歩くことができません。勉強していて、分からないことが出てきても、本を家に置いてきたから調べて今すぐ解決することができない。

しかし、iPadで武装した受験生は、いつでもどこでもどんな本でも読むことができます。全ての本を常に持ち歩いているので、分からないことがあれば、すぐにその本を開いて疑問点を解決することができます。

毎日のこれらのささいな事の積み重ねが次の本試験の日に、どれだけ大きな差となっているかは火を見るより明らかですよね。

既にiPadを持っている人は、早速始めて見て下さい。まだ、iPadを買うかどうか悩んでいる人はもう迷いはありませんよね。すぐに買いに行く事をおすすめします。

それでは皆様の健闘を祈ります。

今回から始まったiPadの効率的勉強法は、シリーズものとして随時、記事を公開していく予定ですので、お楽しみに。ご意見・ご感想どしどしお待ちしております。

最後に、こんなに素晴らしいものを世の中に送り出してくれたスティーブ・ジョブスに感謝。

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