日商PC検定試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
日商PC検定試験は、企業実務に携わる人材に必要とされる、パソコンソフト等によるビジネス文書の作成能力や業務データの処理分析・能力、さらにはネットワークを使いこなす事務能力や情報収集・発信能力を有するかを計る試験です。
現在では、パソコンによるビジネス文書作成能力やデータ処理は必須の能力となっており、全てのビジネスパーソンが備えておくべきものとなっています。
日商PC検定は、平成18年度以前に実施されていた、日本語文書処理技能検定試験とビジネスコンピューティング検定試験が統合されたものであり、延べ380万人の受験実績と企業からの高い信頼・評価を継承しています。
これから働こうとしている人で、パソコンの扱いに自身がない方は、この試験をきっかけにパソコンスキルを身につけておくとよいでしょう。
日商PC検定は、1級、2級、3級、ベーシックの4段階に分かれています。
日商PC検定試験の概要
受験資格
受験資格は特にありません。
誰でも受験することができます。
レベル
〜1級〜
企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、ネット社会のビジネススタイルを踏まえ、企業責任者(企業責任者を補佐する者)として、経営判断や意思決定を行う(助言する)過程で利活用することができる。
〜2級〜
企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、部門責任者(部門責任者を補佐する者)として、業務の効率・円滑化、業績向上を図るうえで利活用することができる。
〜3級〜
企業実務に必要とされる基本的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、自己の業務に利活用することができる。
〜Basic〜
基本的なワープロソフトや表計算ソフトの操作スキルを有し、企業実務に対応することができる。
試験内容
多肢選択式の試験と実技試験によって実施されています。
試験科目
1、企業実務に必要とされるハード、ソフト等IT関連の知識。
2、企業実務におけるパソコン等IT機器、ネットワークの利活用について。
3、ネット社会における新たなビジネススタイル、ビジネススキル。
4、ビジネス文書や業務データについて、その作成のみならず、保存、管理、検索、活用、流通、再利用などライフサイクル全般について。
5、ITを利活用した実践的なコミュニケーション能力。
6、ネットワーク上での、ビジネス文書、業務データの取り扱いについて。
合格基準
各級とも100点満点で、70点以上が合格です。
申込み期間
随時受け付けされています。
試験日
随時実施されています。
受験料
1級:10,000円
2級:7,000円
3級:5,000円
ベーシック:4,000円
※1分野あたりの価格です。
問合せ先
日本商工会議所(検定情報ダイヤル)
TEL:03-5777-8600 (9:00〜22:00 年中無休)
日商PC検定試験についてのコメント
日商PC検定試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
日商PC検定試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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