日本語文書処理技能検定(日商文書技能検定)について
この記事は、文字実が執筆しました。
日本語文書処理技能検定(日商文書技能検定)とは、ビジネスにおいて必要な、内容のある簡潔なビジネス文書を作成する能力を有するかどうかを試す資格試験で、公的資格です。
オフィスのIT化、ワープロソフトの普及は、もはや成熟期を迎えており、あらゆる業界において、ワードや一太郎などの文書作成ソフトの使用が必要不可欠となっています。
このような状況のなかで、パソコ ンをビジネスツールとして自在に使いこなし、簡潔で、説得力があり、質の高いビジネス文書を的確に作成できる人は、オフィスの重要な即戦力として高く評価されています。
日本語文書処理技能検定(日商文書技能検定)は、このような時代の流れにより、今後ますます需要の伸びる可能性のある資格です。
※日本語文書処理技能検定(日商文書技能検定)試験は、ビジネスコンピューティング検定試験とともに、平成18年度以降は統合され、日商PC検定試験という名称に変更され実施されています。
日本語文書処理技能検定(日商文書技能検定)の概要
受験資格
受験資格は特にありません。
誰でも受験することができます。
試験内容
〜3級〜
筆記:
1、日本語:基礎的な文章の理解力、表現力、言葉に関する知識等
2、常識:文書処理技能・ビジネス知識、コンピューター操作等基礎的な知識
実技:
1、入力:350字(10分)
2、ビジネス文書:指示により原稿等から簡単なビジネス文書の作成(25分)
〜2級〜
筆記:
1、日本語:応用的な文章の理解力、表現力、言葉に関する知識等
2、常識:文書処理技能・ビジネス知識、コンピューター管理等一般的な知識
実技:
1、入力:500字(10分)
2、ビジネス文書:あらかじめ公表されたデータ等を入力したFD等の外部記憶媒体を使用し、指示により文書等を作成(40分)
〜1級〜
筆記:
1、日本語:発展的な文章の理解力、表現力、言葉に関する知識等
2、常識:文書処理技能・ビジネス知識、コンピューター環境設定等幅広い知識
実技:
1、入力:800字(10分)
2、ビジネス文書:2級の範囲を高度化したもの(45分)
※試験当日、氏名、生年月日、顔写真を確認できる身分証明書(運転免許書、パスポート、社員証、学生証など)を持参(小学生以下は不要)
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
試験日の2カ月前〜1カ月前(各地の商工会議所により異なる)。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
3級:随時(各地の商工会議所に問い合わせる)
2級:5月中旬と10月下旬
1級:10月上旬
受験料
3級:6,120円
2級:8,160円
1級:9,690円 (各税込)
参照:全国主要都市の商工会議所
日本語文書処理技能検定(日商文書技能検定)についてのコメント
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