簿記能力検定試験(全経簿記)について
この記事は、文字実が執筆しました。
簿記能力検定試験とは、個人で小規模な商売をするにせよ、会社で大規模なビジネスをするにせよ必要となる帳簿記入に必要なスキルを有するかどうかを試す公的な資格です。
この簿記能力検定試験は、公益社団法人全国経理教育協会が実施しているもので、通称(全経簿記)と呼ばれています。
簿記の能力は、個人商店、企業の経営に必要不可欠ということができる能力の1つで、最低限の簿記の知識があるかないかで、ビジネスパーソンとしての能力に格段の差がでます。
簿記能力検定試験、難易度により4級から1級、さらに上級まで5階級に分かれている。基本的な商業簿記から税理士の受験資格が得られる高度なものにいたるまで内容も幅広く、その中から自分の目的に合わせて受験することができます。
なお、簿記の資格としては、商工会議所が実施している日商簿記の資格もあります。
昭和58年8月25日に国税庁が簿記上級試験合格者に税理士試験受験資格を付与することを決定しました。
上級試験の合格を目指して、そこからさらに税理士にステップアップすることもできます。
簿記能力検定試験(全経簿記)の概要
受験資格
受験資格は特にありません。
誰でも受験することができます。
試験内容
〜4級〜
商業簿記(1時間30分)
商業簿記の基礎理論
〜3級〜
商業簿記(1時間30分)
個人企業の経理担当者レベル
〜2級〜
商業簿記(1時間30分)
法人企業の経理担当者レベル
〜1級〜
会計(商業簿記を含む)(1時間30分)、工業簿記(1時間30分)
経理主任レベル
〜上級〜
商業簿記・会計学(1時間30分)、工業簿記・原価計算(1時間30分)
経理責任レベル
※1級については、会計または工業簿記の1科目だけ合格し、1年以内に残りの科目に合格した場合、1級合格証書の交付となる。
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
試験日の約1ヶ月前(指定日)に締め切られます。
※協会加盟校で配布する受験願書に必要事項を記入して申し込む(上級のみ写真1枚が必要 )。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
〜4〜1級〜
7月の第2日曜日、11月の第4日曜日、2月の第3日曜日
〜上級〜
7月の第2日曜日、2月の第3日曜日
受験料
4級:1,000円
3級:1,200円
2級:1,500円
1級会計:1,500円
1級工業簿記:1,500円
上級:7,000円(各税込)
簿記能力検定試験(全経簿記)についてのコメント
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