ネットワークスペシャリスト試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
ネットワークスペシャリスト試験は、独立行政法人情報処理推進機構情報処理技術者試験センターが実施している、経済産業大臣認定の国家資格です。
ネットワークスペシャリスト試験は、平成21年度以前は、テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験という名称で実施されていましたが、平成21年度以降名称が変更されています。
現在の情報化社会においては、個々のコンピュータによる情報処理だけではなく、コンピュータがネットワークで接続されていることが不可欠です。
ネットワークスペシャリストは、ネットワークの専門家として、情報通信基盤であるのWAN/LANの計画、設計、構築を行う技術力が求められます。
今後、ネットワークの重要性はさらに高まることが予想されますので、IT関連の仕事をしようと考えている方は、取得しておきたい資格です。
ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者の上位レベルに位置する資格と考えられていますので、段階的に受験するのがおすすめです。
ネットワークスペシャリスト試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
〜午前〜
時間:9:30〜12:00(150分)
出題形式:多肢選択式(四肢択一)
出題数:80
解答数:80
〜午後1〜
時間:13:00〜14:30(90分)
出題方式:記述式
出題数:4問
解答数:3問
〜午後2〜
時間:14:50〜16:50(120分)
出題方式:論述式(事例解析)
出題数:2問
解答数:1問
試験科目
〜午前〜
標準カリキュラムの幅広い領域に対応させ、また技術者のもつ全般的能力を評価する問題。
1、NWに関する知識・技術。
2、NWの基礎的知識である第一種の知識・技術。
〜午後1〜
ネットワークシステムの計画・開発・運用の専門家として、業務を遂行する上で必要とされる専門的知識、技術を活用して、実務における課題を解決する能力を評価する問題。
LAN、WAN等のネットワークシステムの各業務プロセスにおける課題に対する解決能力。
〜午後2〜
ネットワークシステムの計画・開発・運用における各プロセスの相互にわたる幅広い課題を解決するために必要な、専門知識、実務能力、経験を評価する問題。
1、課題の遂行に当たって必要となる知識、技術を適切に活用していく応用能力。
2、実際の業務の中で培った実務経験、実務能力を活用して問題を解決していく柔軟な対応能力、解決能力。
合格基準
午前、午後ともに100点満点中、60点以上で合格となります。
申込み期間
例年以下の期日に受付されています。
7月中旬から8月中旬くらい。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
10月の第3日曜日。
受験料
5,100円
ネットワークスペシャリスト試験についてのコメント
ネットワークスペシャリスト試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
ネットワークスペシャリスト試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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