応用情報技術者試験の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

応用情報技術者試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

応用情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構情報処理技術者試験センターが実施している、経済産業大臣認定の国家資格です。

応用情報技術者試験は、平成21年度以前は、ソフトウェア開発技術者試験という名称で実施されていましたが、平成21年度移行名称が変更されています。

受験対象者は、高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者とされており、高度なIT技術を有する者を対象にした試験です。

クライアントの問題を解決するために、システムを開発したり戦略案を作成するなどの仕事をするのに役立つ国家資格ですので、システム開発会社などで働きたい人は取得しておきたい資格です。

ITパスポート基本情報技術者の上位レベルに位置する資格と考えられていますので、段階的に受験するのがおすすめです。

応用情報技術者試験の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。

試験内容

〜午前の部〜

時間:9:30〜12:00(150分)

出題形式:多肢選択式(四肢択一)

出題数:80問

解答数:80問

〜午後の部〜

時間:13:00〜15:30(150分)

出題方式:記述式

出題数:12問

解答数:6問

試験科目

テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3分野から幅広く出題されます。

〜テクノロジ系〜

基礎理論、コンピュータシステム、技術要素、開発技術など。

〜マネジメント系〜

プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、など。

〜ストラテジ系〜

システム戦略、経営戦略、企業と法務など。

合格基準

午前、午後ともに100点満点中、60点以上で合格となります。

申込み期間

例年以下の期日に受付されています。

春:1月中旬から2月中旬くらい
秋:7月中旬から8月中旬くらい

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

春:4月の第3日曜日
秋:10月の第3日曜日

問合せ先

独立行政法人情報処理推進機構
〒113-6591
東京都文京区本駒込二丁目28番8号
文京グリーンコートセンターオフィス15・16階(総合受付13階)
TEL:03-5978-7501
FAX:03-5978-7510

参照:独立行政法人情報処理推進機構(応用情報技術者試験)

応用情報技術者試験についてのコメント

応用情報技術者試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

応用情報技術者試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

2件

HN(ハンドルネーム):傭兵 | 2023-05-09 03:53:03

情報処理系の国家資格である、応用情報技術者の合格体験記を書かせていただきます。
まず、受験に至った経緯ですが、私が勤めるシステム開発会社の上司から「昇進するためにも情報処理系の資格が必要なので取ってくれ」と言われたことがきっかけでした。当初は面倒くさく感じつつも、会社から資格取得報奨金が出るなどの理由でモチベーションを向上させていきました。
応用情報技術者試験の出題形式は午前問題・午後問題に分かれており、それぞれ幅広い知識を問うマークシート形式、具体的なシーンから総合的な応用力を問う記述式で構成されています。私の場合は幸いにも1度目の受験で合格することができたのですが、勉強方法としては過去問をひたすら解くことを重視していました。システムエンジニアとして数年のキャリアがありましたが、業務で得られる知識は偏りがあったため、広い知識が求められる午前問題対策に受験勉強の8割程度費やしました。その際「応用情報技術者試験ドットコム」という無料で過去問を公開しているサイトと「応用情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集」を利用しました。無料で公開しているサイトがあるのに問題集を買った理由は「サイトでは簡単な解説しか載っていないため、しっかりとした解説は書籍を買って読むことが早い」と考えたためです。勉強期間は1か月ほど取りましたが、最初の3週間は過去問を3年分解き、最後の1週間で本番と同じ時間で午前・午後ともにまだ解いていない年度の問題で試験当日の時間配分を体感する予行演習をして臨むことで、本番はリラックスした雰囲気で臨むことができました。
また、本試験は過去問がそのまま流用されるといったことがありません。問題と答えの丸暗記ではなく、重要なのは体系的で広く知識を持つことが大切であり、過去問等で自分が知らないキーワードと出会ったら覚えていくということを繰り返すことが秘訣だと私は思います。
最後に本資格は通常の業務だけでなく、転職の際にも使える「スキルを保証する名刺」になる有益なものです。私の体験記は一例にすぎませんが、読んでいただいた方の合格に少しでもつながれば幸いです。

HN(ハンドルネーム):chatty | 2023-05-09 03:53:15

 新卒社員として、技術メーカーの研究開発に就職する前に研究室のメンバーと一緒に取得しようと基本/応用情報処理試験を受験することにしました。企業によっては、資格取得によって、受験費用や資格取得一時金として給与がもらえる場合があります。私が勤務する企業も同様に一時金がもらえるとあってモチベーション高く勉強することができました。不純な動機かもしれませんが、そのくらい敷居は低くても問題ないと思います。
 大学院生ともあれば、日常的に論文を読み、数式と日々格闘するため、知識の吸収効率は社会人よりもはるかに高いと思います。勉強方法は非常にシンプルで毎週1回木曜に同期10名弱で集まりました。開催日までに各自で、過去問1回分を解いてわからない問題の解説担当を持ち回りで行います。参考書を購入する人は誰一人いなくて、過去5年分を目標に取り組みました。学習期間は全体で2か月もなかったと思います。頭のいい人はそれだけで学習できると思いますが、私はそれほど効率よく覚えられる人間ではないので、学習ノートと無料のアプリをダウンロードして、通学中にこまめに解くようにしていました。基本情報処理であれば、ホームページに解答解説集が掲載しているのでそれをみてみるのもいいと思います・
 就職してから同期と話すのは、大学院の研究では技術分野が凝り固まってしまい即戦力となりずらい現状の問題がある一方で、資格取得のために網羅的な学習を進められたことで、研究開発に必要なベースラインとなる技術知識を体系的に取得できたことが非常に有効だったと思っています。単なるおこずかい稼ぎといいつつも、資格を取得することで多少の自身にもつながりますし、社会人のスタートアップにもなると思えば、いい経験となるかと思います。ぜひ、チャレンジしてみてください。

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