ITサービスマネージャー試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
ITサービスマネージャーとは、ITサービスを統括してマネジメントする業務に従事し、下位の者を指導するための能力を養成するための資格試験で、経済産業大臣認定の国家資格です。
ITサービスマネージャー試験は、平成21年度以前は、テクニカルエンジニア(システム管理)試験という名称で実施されていましたが、平成21年度以降名称が変更されています。
受験対象者は、高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システム全体について、安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者とされています。
IT技術者として、仕事をしている人などが、管理職へのステップアップのために、取得しておきたい資格です。
ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者の上位レベルに位置する資格と考えられていますので、段階的に受験するのがおすすめです。
ITサービスマネージャー試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
〜午前1〜
時間:9:30〜10:20 (50分)
出題形式:多肢選択式(四肢択一)
出題数:30問
解答数:30問
〜午前2〜
時間:10:50〜11:30 (40分)
出題形式:多肢選択式(四肢択一)
出題数:25問
解答数:25問
〜午後1〜
時間:12:30〜14:00 (90分)
出題方式:記述式
出題数:4問
解答数:2問
〜午後2〜
時間:14:30〜16:30 (120分)
出題方式:記述式
出題数:3問
解答数:1問
試験科目
1、サービスサポート及びサービスデリバリ
2、システムの運用管理
3、ITサービスの継続的改善とITサービスマネジメントの報告
4、情報セキュリティの運用・管理
5、カスタマーサービス
合格基準
午前、午後ともに100点満点中、60点以上で合格となります。
申込み期間
例年以下の期日に受付されています。
7月中旬から8月中旬くらい。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
10月の第3日曜日。
受験料
5,100円
ITサービスマネージャー試験についてのコメント
ITサービスマネージャー試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
ITサービスマネージャー試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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