どんな仕事にも役立つコンピュータとインターネットの基礎を総合的に学べる

IC3(アイシースリー)について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

IC3(アイシースリー)は、INTERNET AND COMPUTING CORE CERTIFICATIONの略語で、コンピュータやインターネットに関する基礎的な知識とスキルを総合的に証明できる国際資格です。

国際的に信頼性の高い資格ですが、日本では民間資格の1つとして位置付けられます。

2002年11月にアメリカで開始され、現在では世界150数か国、25以上の言語で実施されています。

「デジタル・リテラシーのスタンダード」として世界的に信頼を得ているIT資格の1つです。

今のグローバル化社会では、日本の国内でしか通用しない国家資格よりも、海外に出てもワールドワイドで通用する資格の方が価値が高くなってきています

IC3を運営している株式会社 オデッセイ コミュニケーションズは、他にもマイクロソフトスペシャリスト(MOS)VBAエキスパートも実施しています。

MOSやVBAエキスパートは、特定のアプリケーションに特化した資格であるのに対して、IC3はコンピュータやインターネットの知識を広く浅くの学べる総合的な資格という位置付けです。

試験科目は「コンピューティングファンダメンタルズ」「キーアプリケーションズ」「リビングオンライン」の3科目があります。

IC3のコンピューティング ファンダメンタルズ、リビング オンラインに合格した後、申請すると、4~6週間ほどでIC3認定証が発行されます。

試験問題の解答の方法ですが、6通りあります。

  1. 問題の解答を一つだけ選択する
  2. 問題の解答を複数選択する
  3. 解答を入力する
  4. 〇×問題
  5. 一覧から選択する
  6. ソフトを操作する

aoten(アオテン)の無料スキルチェックを利用して、学習することができます。

公認の対策教材で自宅のPCを使った独学や、スクールで対策講座を受講するという勉強方法もあります。

IC3は、他の資格や検定試験と違って、合否の結果が受験後、すぐにわかるというのもおすすめのポイントです。

受験して合格したその日から履歴書に記載することができます

パソコンの基礎知識を学習するという意味では、初心者の方が自身のスキルアップと資格取得を同時に出来ると評判の資格です。

IT活用能力のベーシックな資格として評価が高く、就職や転職時に実力をアピールするために…という受験者も多いです。

IC3は「VBAエキスパート」の受験料が割引される特典もあります。

全国の都道府県、300箇所の試験会場で実施されているのも受験しやすくて良いです。

コンピュータ教育を取り入れている学校や、コンピュータスキルのレベルチェックの手段として職場で…と普及している資格です。

本格的なITエンジニアやプログラマーになることを目指している場合には、IC3はあまり役立ちませんが、一般的な業務で使うようなITスキルを持っていることの証明になりますので、就職や転職の際に持っていると少し有利になる場合があります。

IC3(アイシースリー)の概要

受験資格

年齢、性別、学歴に関係なく誰でも受験することができます。

ただし、受験日に小学生もしくは小学生よりも年齢が低い場合には、保護者の同意が必要です。

試験内容

試験はコンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式によって行われます。

現在実施されている試験は、グローバルスタンダード4で、OSにWindows7が使われています(2018年6月10日時点)。

アプリケーションは、Office2010、メーラーはOutlook.comが使用されています。

※IC3グローバルスタンダード3(GS3)の試験は2016年3月末で終了しました。

試験内容は、それぞれ以下のようになっています。

  • コンピューティングファンダメンタルズ(40~45問/50分)
  • キーアプリケーションズ(40~45問/50分)
  • リビングオンライン(40~45問/50分)

試験科目

3科目あり、それぞれ以下のような内容が出題されます。

  • コンピューティング ファンダメンタルズ:ハードウェアやソフトウェア、オペレーティングシステム(OS)に関する知識や操作方法など、コンピューティング全般の基礎について出題されます。
  • キー アプリケーションズ:ワープロソフトや表計算といった代表的なアプリケーションに共通する機能や各々の操作方法などについて出題されます。
  • リビング オンライン:インターネットやネットワーク環境でコンピュータを活用する際に必要とされる基本的な知識・操作・ルールなどについて出題されます。

公式サイトの中でテキストの購入や無料動画を視聴することができます。

合格基準

科目により異なりますが、1000点満点中600~800点以上が合格となります。

申込み期間

随時申し込みの受付がされています。

試験日

随時実施されています。

試験地

全国各地のパソコンスクールなどで実施されています。

合格発表日

受験後すぐに合否が分かります。

免除項目

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の3科目(Word、Excel、PowerPoint)に合格している場合、キーアプリケーションズの取得が免除されます。

「コンピューティング ファンダメンタルズ」、「リビング オンライン」の2科目合格で、IC3認定証が発行されます。

受験料

受験手数料は、1科目5,400円(学生の場合4,320円)です。

3科目だと14,580円、(学生は12,960円)と少し安くてなります。

問合せ先

株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル
Tel:03-5293-1888(代表)(平日10:00~18:00)
Fax 03-5293-1887

参照:株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ

IC3(アイシースリー)についてのコメント

IC3(アイシースリー)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

IC3(アイシースリー)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

0件

人手不足のWEB業界に経験無しからチャレンジ

WEB業界へ転職して年収を上げる

自分の将来が不安で迷っている人。

何か資格を取ろうと思っているけど、どれを取ればいいのか分からない人。

人手不足でまだまだ需要のあるWEB業界に経験無しでもチャレンジできます。

ページの上に戻る