デパートの化粧品コーナーの店員さんは女性の憧れ

資格キングTOP > 資格の特集記事一覧 > 百貨店の化粧品コーナーで働くにはどうすればいいの?美容部員になろう!

美容部員になるために必要な経歴や資格は?

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

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憧れの美容部員として働こう!

美容部員(メイクアップアーティスト)の仕事のイメージ画像

メイクに関する仕事は女性の憧れの職業の1つ

デパートなどの化粧品売り場にある各メーカーのブースでお客様に化粧品を販売する仕事をする人たちを通称「美容部員」と呼びます。

各企業によって「BA(ビューティーアドバイザー)」と呼んでいるメーカーもあれば「BC(ビューティーコンサルタント)」と呼ぶメーカーもあります。

呼び方は各メーカーによって異なるのですが、一般的には美容部員という呼び方をされることが多く、従事する仕事の内容もほとんど同じです。

メイクで美しさを求めるというのは女性の永遠のテーマであり、憧れを持っている人が多い職業の1つです。

今回は美容部員になる方法と美容部員の収入などの実際に現場で働く人のリアルな話を取り上げたいと思います。

美容部員として働くために持っておいたほうがいい資格なども紹介していますので、化粧品に関する仕事に興味が有るという女性は特に役立つと思います。

美容部員は、百貨店の化粧品コーナーで働いていることから、大丸、高島屋、三越などのデパートに雇われている人たちだと思っている人も多いでしょう。

でも、実は美容部員はデパートのブースを借りて出店している各化粧品メーカーに雇われている人たちなのです。

したがって、美容部員としてデパートの化粧品コーナーで販売・接客の仕事をする店員になりたいと思ったらデパートではなく資生堂、ファンケルなどの化粧品の会社に就職しなければならないのです。

では、美容部員として働くにはどんな人が向いているのでしょうか?

そもそも自分が美容部員という職業が好きではなく、また好きであったとしても性格や人柄などが向いてないのであればやらない方がいいので、どんな人が向いているのかというのは大事ですよね。

美容部員に求められる能力は?

化粧品を販売する方法としては、セルフとカウンセリングという2種類があります。

カウンセリングというのはデパートの化粧品売り場で行われているように、販売員がお客様と実際にメイクをしたり対話をしながら販売する方法です。

セルフというのは、化粧品を扱っているドラッグストアのようなお店でお客さんが自分で自由に選んで買うという方法です。

最近は、大手のドラッグストアの低価格戦略と出店攻勢によってセルフ型の販売が増えてきていますが、デパートなどではカウンセリングがまだ中心となっています。

美容部員は主にカウンセリングの販売をするので、人と接する接客スキルが求められます。

また、お客様の悩みや疑問を解決することでお客様に信頼され納得してもらうことができ、結果として販売につながるので当然メイクの専門家としての肌、化粧品、カラーなどに関する知識が必要です。

知識だけでなく実演販売のような形でお客様にメイクをしながら接客するので、メイクアップの技術も必要です。

お客様に美しくメイクをできなければ、どんな素晴らしい化粧品であったとしてもお客様に喜んでいただくことはできず販売することはできないでしょう。

肌、化粧品、色などの一般的な知識に加えて、自社の個別商品に関する基礎的な知識も必要です。

どういう人にはどういう商品が最適なのかを説得的に説明することができなければレベルの高いサービスを提供することができません。

美容部員の仕事を長く続けていくのであれば、これらの美容部員という職業に固有の知識・能力・スキルとは別に基本的なビジネススキルも必要になります。

将来的には店長・幹部などに昇進していくことになるので、在庫の管理、売り上げの管理などの事務管理能力も求められるようになるからです。

周囲からは華やかな職業のように見られがちな仕事ですが、実際にやっている人としては長時間立ち続けたりお客様にメイクをしたりと、かなりの肉体労働なのでそれなりの体力も必要になります。

ほとんどが女性で男性がいないことが多い職場なので、重い荷物を運ぶなどの重労働もしなければならない事があります。

次に美容部員の給料や労働時間などの待遇はどうなっているのかを見ていきましょう。

美容部員の収入と待遇

美容部員は、大手の化粧品メーカーに雇われていますが給料は一般的なOLとそれほど変わりません。

華やかな職業のように感じますが、あくまでメーカーの一社員という位置付けですから、特別給料が高く待遇が良いというようなことはありません。

具体的に言うとメーカーによって差はありますが、初任給でだいたい15万〜20万円くらいです。

中途採用の場合には年齢によって、少し加算される場合もありますが、だいたいは同じようなものです。

また正社員として採用されるよりは、契約社員で採用されることが多く、契約社員の場合にはボーナスも基本的にもらえません

ただし、売上成績がよければ特別ボーナスが支給されることが多く、自分の頑張り次第では高給が望める仕事です。

要するに売上によって給料が変動する営業マンのようなものです。

勤務時間は店やメーカーによって異なりますが、都心のデパートなどであれば、1つのブースに10人くらいの美容部員がいてローテーションで勤務することになります。

他方で地方の場合には、1つの店舗に1人しかいないような場合もあります。

職場の人間関係をストレスに感じるような人の場合は、地方で就職すると良いでしょう。

【美容部員の勤務形態の種類】

形態 場所 働き方
ブースに1人 地方都市

1人しかいないので、その人がいない時にはブースが機能せずセルフ販売になる。

ブースに2人〜5人くらい 中規模の都市 ローテーションで勤務するので営業時間中は常に誰かが接客する。休みは主任が決めたり美容部員同士で話し合って決める。
ブースに10人前後 都心や大都市 閉店時間が9時ごろまでの事が多く終業時間が遅い。早番と遅番の2交代制でローテーションする。

美容部員になるために必要な学歴・資格は?

美容部員として働くためには、基本的に学歴や資格などは必要ありません

しかし、現実には、不況の影響もあって、競争が激しくなっており専門学校や短大卒以上という学歴制限を設けているメーカーが増えてきています。

また、年齢的にも35歳までという制限を設けているメーカーが多いです。

ただし年齢に関しては、デパートは高齢のお客様も多いので、そいういうお客様のの気持ちを理解し接客できる少し年齢が高めの美容部員も必要なので、やる気と気合いで突破できることもあります。

美容部員に限らず就職・転職活動一般に言えることなのですが、求人情報を見て、自分がその条件に合っていないからという理由で簡単に諦める人が多いですが、諦めずにとりあえず電話をするなり何らかの連絡を取ってやる気を見せて直接交渉すれば採用まで漕ぎつくことができるということもあります。

本当に自分がやりたい仕事が見つかったならば、簡単には諦めないことが大切ですし、企業側としてもそういう積極的な人材が欲しいという所もあるのです。

資格に関しても、やはり持っていると有利になることは間違いありません

例えば、メイクアップ技術検定、色彩検定カラーコーディネーターなどの「美」に関する資格を持っていると就職や転職で有利になります。

資格は持っているということも大切なのですが、何より資格を取得する過程で学んだ知識は自分の自身につながり接客の場面で必ず役に立ちます。

自分がお客様の立場に立って考えればわかると思いますが、あまり良く分かっていない人よりも、きちんと勉強して正しい知識を持っている人から買いたいと思うでしょう。

また、メイクに関する専門学校を卒業しているという場合もやはり有利になります。

採用する側としては、いくら経歴を見たり面接をしたとしても、実際に雇ってみないと分からないという事がほとんどで、そうなると資格を持っているとか専門学校を卒業しているという人の方が安心して採用できるという事情があるのです。

特にメイクアップアーティストの勉強をしておけば自分自身の自信にもつながるし、就職・転職にも役立つことでしょう。

美容部員の求人を探す方法は?

ここまで読んだあなたは、美容部員という仕事がどんなものか具体的にイメージできるようになっていると思います。

それを理解した上で、美容部員になりたいという思いがある人のために、最後に美容部員の求人を探す方法を紹介します。

美容部員の求人は一般的な求人情報誌や求人情報サイトなどで見つけることができます。

そういうものを利用して自分が好きだったり興味があるメーカーの募集を定期的に探していれば見つかることがあります。

また、化粧品メーカーのホームページを定期的にチェックしていれば、募集していることもあります。

待ちの姿勢ではなく、自分から積極的に情報収集することで他の人よりも有利になります。

今は幸いにもスマホでも簡単に企業のウェブサイトをチェックできるので、求人情報やその企業の販売している商品について詳しくなっておくとより就職活動で有利になるでしょう。

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ぜひ、この機会に大好きなメイクで手に職をつけておきましょう。

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