色の資格はいろいろあるけど何が同じで何が違うの?

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色(カラー)の資格を徹底比較

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

色の資格や検定に興味がある人は必読!

2024年2月4日

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なぜ今色(カラー)の資格を取るべきなの?

色の仕事のイメージ画像

色の知識はビジネス、私生活、趣味などあらゆる場面で役立ち私たちの生活を豊かにしてくれます。

色(カラー)というのは、何かをデザインをする時に必ず必要になってくる要素であり、どんな仕事をするにしても絶対に必要なものです。

仕事だけではなく、服を選んだり、ケータイを選んだり、家具などのインテリアを買うときなど自分の私生活や趣味でも考える事が多いですよね。

色のことを学びたいという人は、年々増えています。特にアップル社のスティーブ・ジョブズが圧倒的なデザイン力で世界に衝撃を与える商品を立て続けに発表してからは、デザインの重要性というのを世界中の人が認識するようになりました。

今、どの企業もデザインの重要性を再認識しかなり力を入れています。

デザインを専門としている人だけではなく、ウェブ、美容、ネイル、メイク、アパレルなど、どんな人でも色のスキルをプラスする事で仕事の深さと幅を大きく広げる事ができます。

どんな仕事をするにせよ色に関する知識があれば必ず仕事に活かす事ができますし、私生活を豊かにする事ができます。

そこで今回は、世の中にたくさん存在する似たような色に関する資格や検定を徹底的に分かりやすく説明します。

色に興味があって、何か資格や検定を取ろうと考えている人は必読です。色に関する資格や検定はたくさんあって、「何が同じで何が違うのか?」「どれを取ればいいのか分からない。」という悩みをよく耳にします。

今回は日本で実施されている色に関する資格や検定の中で有名なものをいくつかピックアップして徹底的に比較して分かりやすく説明していきたいと思います。

日本で取れる色に関する有名な資格と検定

日本で取得することができる色に関する資格と検定はたくさんありますが、今回は特にメジャーなもの3つを取り上げます。

それは色彩検定カラーコーディネーター検定カラーデザイン検定の3つです。

おそらく多くの人も何か色に関する資格・検定を取ろうとする場合にもこの3つくらいから検討すると思います。

では、この3つは何が同じで何が違うのでしょうか?

比較するポイントはたくさんあるのですが、特に大事ないくつかのポイントに絞って説明していきたいと思います。

多くの人が資格を取る目的というのは、持っていると就職や転職に役立つ、給料が増える、仕事で役立つ、上司やクライアントから評価されるなど、要するに実社会での実用性・実利性だと思います。

したがって、「持っていると役に立つのかどうか?」「金になるのかどうか?」という観点から検討していきます。

一番役に立つのはどの検定なの?

まず、大事なポイントで比較してまとめたのが以下の表です。後ほど1つずつ説明していきますので、簡単に目をとおして下さい。

  色彩検定 カラーコーディネーター カラーデザイン検定
資格の種類 公的資格 公的資格 民間資格
受験制限 無し 無し 無し
実施団体 色彩検定協会 東京商工会議所 国際カラーデザイン協会
受験者数 45,341 16,982 調査中
就職・転職 有利 普通 やや有利
色システム PCCS CCIC PANTONE

まず、資格の種類ですが、色彩検定カラーコーディネーター検定は公的資格で、カラーデザイン検定は民間資格となっています。

公的資格と民間資格は、境界があいまいで、どちらが有利とは言えないのでこの点では特に差はありません。

受験制限も3つの検定試験ともに特に無いので、誰でも受験することができる取りやすい資格となっています。

決定的に異なるのは受験者数です。色彩検定の受験者数が45,341人なのに対して、カラーコーディネーター検定は16,982人となっています。色彩検定の方が約3倍くらい多いのが現状です。

カラーデザイン検定は、現在調査中なのですが、最近始まったばかりの検定試験なので、まだ受験者数は一番少ないと思われます。

人気の面で考えると圧倒的に色彩検定が勝っている事になります。

この人気度と知名度の差が就職や転職の際の有利度の差にも繋がっています。ハローワークや大手の求人サイトで調べてみると、色彩検定の資格保有者を優遇している企業がいくつかあるのに対して、カラーコーディネーターの資格保有者を優遇するとしている企業はほとんどありません。

また、色彩検定は資格保有者に資格手当を支給している会社もいくつかあります。

企業の側からすれば、人気・知名度の高い色彩検定の資格保有者を評価しているようです。

ただ、これはあくまで企業が評価しやすいというだけであって、カラーコーディネーター検定の価値がないという事では決してありません。

世界標準のPANTONEを学ぶべし!

ここまでだと色彩検定を取得するのが良いように思われると思いますが、実は大切な比較ポイントが残っています。

それはカラーシステムです。色を表現するために、いろいろな決まりごとがあるのですが、各検定試験ともに採用しているカラーシステムが異なっています。

色彩検定は、PCCS(日本色研配色体系Practical Color Co-ordinate System)、カラーコーディネーター検定はCCIC(The Chamber ofCommerce & Industry Color Coordination Chart:商工会議所カラーコーディネーション・チャート)、カラーデザイン検定はPANTONERを採用しています。

カラーデザイン検定の採用しているPANTONERは、色の世界の世界標準(グローバルスタンダード)となっておりこれから最も大切な知識・スキルになっていく事が予想されます。

グローバル化が進むにつれて、世界との関わり合いは避けて通れないため、ローカル基準ではなく世界標準に合わせるというのはどんな仕事をするにしても大切な事です。

これから学ぶのであれば、世界中どこでも通用する「色の共通言語」であるPANTONEを学ぶ事は大いに価値のある事です。

カラーデザイン検定は、人気や知名度の点では色彩検定に負けていますが、世界標準のPANTONEを採用している点が将来性を考えると非常に価値のある検定試験だと思います。

また、カラーデザイン検定は色に関する知識だけではなく、カラーマーケティングやブランディングなどビジネスで即戦力となれるビジネススキルも学ぶ事ができるのも特徴です。

どの検定試験にもメリットとデメリットがありますので、一概にどれが有利と言えないのですが、将来性を考えるのであればカラーデザイン検定がおすすめです。

とにかく急ぎで就職や転職にすぐ役立てたいというのであれば、色彩検定がおすすめです。カラーコーディネーター検定は、余裕があれば取るというので十分だと思います。

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