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調理師について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

調理師は日本で飲食業の仕事をするためにほぼ必須の国家資格で、調理に関する最低限の能力を有するかどうかを試すための資格試験です。

調理師試験は、調理師法に基づいて都道府県知事によって実施される国家資格です。

調理師という名称を名乗るためには必ず調理師の免許が必要とされているいわゆる名称独占資格です。

外食産業の発展で、腕のよい料理人はどこへいってもひっぱりだことなっており、海外のホテルなどで活躍されている方もたくさんいます。

おいしい料理をつくれるだけでなく、見た目の美しさや独創性なども重要であり、総合的な能力が要求される仕事です。

資格の取得には、調理師養成学校を卒業するか、各都道府県が実施する調理師試験に合格するという2つの方法があります。

料理人として働くためには必ずしも調理師免許が必要なわけではないのですが、特に日本で料理人を目指す人は取っておく方が良いでしょう。

調理師の概要

受験資格

下記の学歴と職歴の条件を満たしている者。

【学歴】

  1. 中学卒業以上の者
  2. 小学校卒業で5年以上の調理業務に従事した者
  3. 各種学校として認可されている外国人学校(中等部)修了者で、上記1〜3と同等以上の学力を有すると厚生労働大臣が認定した者

【職歴】

上記の学歴修了後、次の1〜4までの営業施設で2年以上、調理業務に従事した経験のある者(ただし、上記学歴2の場合は通算7年以上必要)

  1. 飲食店営業(旅館、簡易宿泊所を含む)
  2. 魚介類販売業(店舗で魚介類を販売する営業をいい、魚介類を生きたまま販売する営業、魚介類せり売営業は除く)
  3. そうざい製造業(煮物、焼物、揚物、蒸し物、酢の物等を製造する営業)
  4. 学校、病院、寮などの給食

※1:職歴(実務経験)については、過去に働いていた場所を問わず全ての期間を加算できます。例えば、Aという飲食店で1年、その後退職して別の仕事をして、しばらくした後にBという飲食店で1年働いたというのでも大丈夫です。

※2:飲食店のアルバイトでもキッチンのスタッフとして働いてい他のであれば、週4日以上かつ1日6時間以上働いていれば、勤務経験の期間に含まれます。

試験内容

書類審査後、筆記試験による次の7科目によって実施されます。

1、食文化概論
2、衛生法規
3、公衆衛生学
4、栄養学
5、食品学 
6、食品衛生学
7、調理理論

申込み期間

各都道府県によって異なる。

【申込方法】

次の書類に受験料を添えて申し込む。

1、受験願書(写真貼付)
2、調理業務従事証明書
3、卒業証明書

試験日

各都道府県によって異なる。

受験料

各都道府県によって異なる。

問合せ先

各都道府県調理師試験担当課

調理師についてのコメント

調理師について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

調理師に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

6件

HN(ハンドルネーム):大量調理従事者 | 2023-05-09 04:53:10

調理師(ちょうりし)は、食品の調理技術の合理的な発達を図り、もって国民の食生活の向上に資することを目的とするための日本独自の国家資格であり、調理師法に基づき都道府県知事が行う調理師試験に合格し、各都道府県の調理師名簿に登録された者を調理師と呼ぶ。
HN調理師が何を持って否定したか分からなが、試験問題にも出たはずなんだけどな?
まあ、この人は似非調理師だったてことは確定かな?

HN(ハンドルネーム):チョコ | 2023-05-09 04:53:23

調理師の資格、とる方法は2つあります。
一つは調理師専門学校へ行くことで、これは卒業することで調理師の資格が得られます。
勉強もできて、資格も得られるので私もこの方法がとれるものならばとりたかったのです。
が、学校へ行くには学費というものがかかります。
お金に余裕のない私は、学校へ行くことは諦めて試験を受けて合格するというもう一つの方法を選ぶしかありませんでした。
試験の前にクリアしなくていけないことがあります。
飲食店、惣菜店、病院や施設などで給食を出すところなどで、2年の調理経験がなくては受験資格が得られません。
パート、アルバイトの場合でも日数、時間数など条件をクリアしていれば大丈夫です。
ここで従事証明を書いてもらって初めて受験できるという仕組みです。
職場の雰囲気、人間関係、受験させてもらえる空気なのかどうかと運もあります。
ここはダメだなと察したら違うところに早めに転職するのもありかもしれませんね。
勉強方法は、公式テキスト、問題集2冊を買っただけです。
それをひたすら読み、問題を解く。
これの繰り返しです。
何度もやって、最後の方は問題を見ただけで暗記した答えが出てくる・・・ぐらいになるまですれば大丈夫です。
食中毒のところは必ず試験に出るだろうと思われたので、そこは重点的にしっかり読んで理解を深めておくことをおすすめします。
大事なことですし、試験だけでなく実生活にも必要な知識です。
心構えとしては、落ちても来年また受ければいい・・・など思わないことで、1回でしっかり合格すると決めておくと、勉強も気合いが入りますし、お金だって無駄になりません。
私の場合は受験会場に行くのに交通費もけっこうかかる距離でしたしけっこう切実でしたね、お金のことは。
受かった時は嬉しさというよりは、ほっとした気持ちが大きかったです。
とにかく繰り返しテキストと問題集をすること。
理解と暗記が大事です。

HN(ハンドルネーム):調理師 | 2023-05-09 04:53:37

調理師は国家資格では無い

HN(ハンドルネーム):管理人 | 2023-05-09 04:53:50

調理師様

コメントありがとうございます。管理人です。

調理師は国家資格ではないという見方もあるのですが、当サイトでは、法律に基づいて規定されている資格に関して国家資格と位置付けております。

調理師の資格は調理師法という法律に基づいて規定されており、名称独占資格となっているため当サイトでは国家資格とさせていただいております。

HN(ハンドルネーム):ゴルバッキー | 2023-05-09 04:54:04

同じ所で二年間働かないと駄目なのでしょうか?

HN(ハンドルネーム):管理人 | 2023-05-09 04:54:16

調理師試験の受験資格に必要な勤務経験(実務経験)は、1つの場所でなくても大丈夫ですよ。別々のところ働いた場合でも、それを全て足すことができるのでご安心下さい。

また、アルバイトでも調理場で働いていたり、キッチンスタッフとして働いていれば、週4日以上かつ1日6時間以上という条件を満たせば、その期間は実務経験としてカウントすることができます。

過去のアルバイト経験も含めてもう一度ゆっくり思い出して見て下さい。あとは以前の職場が証明書を書いてくれるかどうかですね。きちんと円満退社していれば、嫌がらずに書いてくれることが多いですけど、そうでない場合は難しいこともありますね。

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