日本やきもの検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
日本やきもの検定は、日本が世界に誇れる伝統文化・芸術であるやきものを世界中のより多くの人に普及させる目的で実施されている検定試験です。
2012年からスタートしたまだまだ歴史の浅い検定試験ですが、趣味・実用の資格として特に私たち日本人とっては興味深いテーマの検定試験です。
やきものは、古くから続く日本の文化、芸術の1つであり、全国各地で独自の技術を発展させて育ち、それぞれの環境に応じた素晴らしい芸術作品として今も受け継がれています。
日本のやきものは、機能性・芸術性ともに世界中で高く評価されています。
例えば、アップルの創業者であり美しいデザインを持つ商品を出し続けてきたスティーブ・ジョブズも日本のやきものに大変関心を持っており、たくさん購入したり、オーダーメイドで注文を出したりしていたそうです。
スティーブ・ジョブズを敬愛し、自分のデザイン力を上げたいと考えているデザイナーやプログラマーなどのIT資格系の人も、日本やきもの検定の学習は役立つかもしれませんね(笑)
【特集記事】スティーブ・ジョブスから学ぶ資格取得の極意!
残念ながら、これほど世界中で評価されているやきものをほとんどの日本人知らず、理解していません。
そこで日本やきもの検定では、国内のやきものの基本事項から、特徴、歴史、現代のやきものまで、「やきもの」の知識や深さを楽しく学ぶことができるように問題が出題されます。
日本やきもの検定の合格を目標に勉強を進めていけば、自然と日本のやきものについての正しい知識と理解が得られるようになっています。
検定試験に合格した事がすぐに仕事や収入に直結するわけではありませんが、雑学として必ず役立つ知識ですので、日本の歴史、伝統文化、芸術、デザイン、「美」等に興味のある全ての人が対象となる検定試験です。
日本やきもの検定の概要
受験資格
年齢・性別・国籍・学歴など一切の受験制限がありません。
やきものに関心のある方ならどなたでもご受験いただけます。
試験内容
4肢択一のマークシート形式で実施されています。
試験時間は、全ての級共通で50分間です。
試験科目
各級ごとに以下の範囲から出題されます。
- 3級
- やきものに興味が芽生え、美術館へ行ったりすることが好きな、「やきもの入門」レベル
- 2級
- 入門レベルから、実際にやきものを作ったり、日本やきもの検定委員会公認テキストを手に入れ、さらに日本の文化を語る「ディープなやきもの好き」レベル
合格基準
各級ごとに以下のようになっています。
- 3級
- 80問中60問以上正解した方が合格。
- 2級
- 80問中60問以上正解した方が合格。
試験日
例年2〜3月くらいに実施されています。
試験地
東京・大阪・岐阜で実施されています。
受験料
- 3級
- 4,000円
- 2級
- 5,000円
- 2級・3級併願
- 8,000円
問合せ先
日本やきもの検定委員会
日本やきもの検定についてのコメント
日本やきもの検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
日本やきもの検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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