マンション維持修繕技術者について
この記事は、文字実が執筆しました。
マンション維持修繕技術者とは、マンションの維持・修繕に関して一定水準の知識と技術を有していることを審査・認定することにより、マンション建物・設備の維持保全に関する知識・技術及び対応力の向上を図り、円滑な共同居住に関する社会的な要請に応えることを目的とした民間資格です。
マンション管理士やマンション管理組合からの依頼を受けた管理業務主任者などの専門家と連携して、建築物の調査診断から修繕設計・工事監理などの業務を行い、マンションにおける良好な住生活を確保することが主な仕事です。
分譲マンションが都市型住宅として定着し、住まいとしてだけでなく、財産としての重要性も増してきています。
そのため、マンションの維持管理問題もクローズアップされ、このような資格保持者の存在が注目されています。
マンション維持修繕技術者の概要
受験資格
1、学歴(建築に関する課程)+建築・設備関係に関しての実務経験(建築に関する課程には、機械・電気・土木関係の課程も含む)。
(1) 大学(修業4年)・・・卒業後1年以上の実務経験
(2) 短期大学(修業3年)・・・卒業後2年以上の実務経験
(3) 短期大学・高等専門学校(修業2年)・・・卒業後3年以上の実務経験
(4) 一般高卒以上が対象
専修学校・各種学校(修業2年以上)・・・卒業後3年以上の実務経験
(5) 一般高卒以上が対象
専修学校・各種学校(修業1年)・・・卒業後4年以上の実務経験
(6) 工業高校(修業3年)・・・卒業後5年以上の実務経験
(7) 4および5を除く中卒以上が対象
専修学校・各種学校(修業2年)・・・卒業後6年以上の実務経験
2、8年以上の実務経験
3、その他保有資格等による。
試験内容
択一式試験(四肢択一式 全50問)及び記述式試験(5問)で実施されています。
試験科目
1、マンション建物・設備の劣化
2、調査診断
3、修繕設計
4、法律
5、施工管理等
合格基準
125点満点中80点(64.0%)以上で合格となります。
試験日
例年2月に実施されています。
試験地
東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡で実施されています。
受験料
10,500円
問合せ先
(社)高層住宅管理業協会・試験研修部
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル2F
℡03(3500)2720
マンション維持修繕技術者についてのコメント
マンション維持修繕技術者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
マンション維持修繕技術者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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