システムアナリスト試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
システムアナリストとは、企業の経営戦略の面から、情報システム全体の管理・発案を行い、新しい業務を開発していくことをメインの業務とすることになる資格です。
また、それを行った結果の分析などを行い次の戦略に生かすことも重要な任務で、組織全体を把握して、運営していくことが求められるので、その分、高度な専門的知識と能力が要求されることになります。
現代の高度情報化社会においては、情報戦略がますます重要になってきており、情報戦略を制する者が、勝つといっても過言ではありません。
システムアナリストは、非常に重い責任を課される仕事に就くことになります。
〜システムアナリストの主な業務〜
- 経営戦略と一貫性のある情報戦略を立案し、それに基づくシステム化全体計画を策定する。
- 情報システムに関する資源及び組織の運営方針を策定し、システム化全体計画に反映させる。
- システム化全体計画に基づいて、業務革新に貢献するシステム化案を提案し、個別システム化計画を策定する。
- 戦略と計画に基づく情報システム構築と情報システムサービス運営の実施を支援し、併せてシステム利用部門が主体で実施する業務革新を支援する。
- 計画立案者の立場から、システム化の結果に関して、合目的性・有効性・効率性・達成品質水準を評価する。
※システムアナリスト試験は、平成21年度以降は廃止されて、上級アドミニストレータ試験と統合され、ITストラテジスト試験という名称に変更され実施されています。
システムアナリスト試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
試験は、午前と午後に実施されます。午前は、知識を問う問題。午後は、応用能力と実技能力を問う問題が出題されます。
4択のマークシート方式と、記述式、論文式で実施されます。
試験科目
情報システムの構築、全体の計画・立案などが出題されます。
申込み期間
7月上旬から約1ヶ月間。
試験日
例年10月の第3日曜日。
受験料
5,100円
その他
〜平成17年度秋期試験からの試験形式と試験時間〜
午前 | 午後I | 午後II |
---|---|---|
9:30〜11:10(100分) |
12:10〜13:40(90分) | 14:10〜16:10(120分) |
多肢選択式 (四肢択一) |
記述式 |
論述式(小論文) 3 問出題して 1 問解答 |
参照:情報処理推進機構
システムアナリスト試験についてのコメント
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