ホームページ作成検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
インターネットが私たちの生活に浸透してきており、今後ますます私たちにとって不可欠の存在となることは間違いありません。
また、それに伴って、ホームページが有力なメディアの一つとなっており、会社や個人でもホームページを持つ時代になっています。
企業のホームページやオンラインショッピングなど、ホームページを作成・管理するための最低限の能力は全ての社会人に要求されていると言ってもよいでしょう。
ホームページ作成検定は、パソコンソフトの有効な利用を通じて、ホームページ作成能力を身につけるとともに、情報化社会の中でコンピュータ活用能力の向上を図ることを目的として、日本情報処理検定協会によって実施されている民間資格です。
プロのWebデザイナーを目指す人や、基本的なホームページに関する知識や技術を身につけておきたいと思っている人におすすめの資格です。
企業がインターネット広告にかける予算は年々増加しており、ウェブサイトの作成・運用スキルがある事は就職・転職の時にとても強い武器になります。
1級から4級の4段階でレベル分けされて実施されていますので、自分の実力に合った級を目標にして学習することができます。
Webサイトの制作に必ずしも資格は必要とされませんし、どちらかというと経験や実力が優先される世界ですが、それでも資格を持っていることは自分のスキルの証明になるので、できれば資格は持っておいた方がよいでしょう。
ホームページの作成に必要な知識やスキルは日々進化していますので、資格を取った後も継続して学習を続けることが必要です。
ホームページに関する資格としては、Webデザイナー検定もあります。
ホームページ作成検定の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
レベル
- 1級
- 多様な設定をしたスタイルシートを作成して、総合的なデザインを意識したホームページを作成する。
- 2級
- スタイルシートを作成して、デザインを意識したホームページを作成する。
- 3級
- 用意されたスタイルシートを利用して、ホームページを作成する。
- 4級
- 基礎的なHTMLを使用して、ホームページを作成する。
試験内容
実技試験で実施されています。
指示に対応できる機能を有するソフトを使用(タグ入力、ホームページ作成ソフト使用など作成方法は問いません)。
※画像などのデータは、試験実施団体から提供されます。
【試験時間】
1級:30分
2級:30分
3級:30分
4級:20分
試験科目
1級:イメージマップの編集、各種ファイルのリンク設定、フォームの挿入、入力部分の挿入、javaScript やテキストファイルなどの外部ファイルの利用、ID・クラスの設定等
2級:ラベル・URL、ターゲット指定、スタイルシートの作成等
3級:ページタイトル、文字・記号の入力、区切り線(水平線)の挿入、画像の挿入、代替テキスト、表の作成、表の枠設定、セルの結合、見出しの設定、リストの設定、ページ間・メールアドレスのリンクの設定、HTMLファイルにスタイルシートをリンク、ファイルの保存等
4級:ページタイトル、文字・記号の入力、文字サイズ、文字色、太字、斜体、下線、文字の配置、区切り線(水平線)の挿入、背景の設定、画像の挿入、画像の配置、表の作成、表の枠設定、セルの属性(背景色、配置)、ページ間のリンク、ファイルの保存等
合格基準
試験時間内に処理条件のとおり処理が完成し、指定フォルダに保存されたものを100点満点とし、減点基準により採点し、80点以上の答案が合格となります。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
- 7月の第2日曜日
- 10月の第2日曜日
- 12月の第2日曜日
- 2月の第4日曜日
受験料
1級:3,000円
2級:2,500円
3級:2,000円
4級:1,500円
問合せ先
日本情報処理検定協会
〒461-0023
名古屋市東区徳川町1002番地
ホームページ作成検定についてのコメント
ホームページ作成検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
ホームページ作成検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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