土地家屋調査士試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
土地家屋調査士は、専門性を活かして独立開業が可能な資格です。
不動産の「表示登記」に関する全ての業務を行う土地のプロフェッショナルであり、司法書士が行う「権利登記」と合わせて登記手続きを専門に扱う資格です。
表示登記は、土地や建物がどこにあるのか、大きさはどれくらいなのか、という不動産取引をする際に非常に重要な要素を示すものであり、とても重要な役割を果たしている登記です。
ですから、土地家屋調査士は実際に現場に赴き測量をすることも必要ですし、最低限の法律を知っている必要もあります。
なお、測量士補を持っていると、午後の試験が免除になるので、測量士補を取得しておくと非常に有利に試験を受けることができます。
測量士補の資格を取得してから、土地家屋調査士試験を受けるという方がほとんどのようです。ですから、土地家屋調査士の資格を取得しようとするのであれば、測量士補の資格を取得するための勉強も同時並行で進めることを強くおすすめします。
土地家屋調査士試験の概要
受験資格
受験資格は、特にありません。誰でも受験することができます。
なお、測量士、測量士補、1級建築士、2級建築士の資格を有している者は、申請することによって午前の試験が免除されます。
試験内容
午前の部:多肢選択のマークシートと記述式試験によって実施されます。
午後の部:多肢選択のマークシートと記述式試験によって実施されます。
試験科目
民法や登記の申請に関する手続きについての知識、平面測量や作図などが出題されます。
申込み期間
例年6月の上旬から受付が開始されます。
例年7月下旬から8月上旬に受付されています。(2018年より変更になっています。)
試験日
例年8月の下旬に実施されます。
例年10月の第3日曜日に実施されています。(2018年より変更されています。)
受験料
8,300円
参照:法務省土地家屋調査士試験
土地家屋調査士試験についてのコメント
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