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この記事は、文字実が執筆しました。

次回の試験日は《2025年9月7日》です。残り327日です。

日光検定は、日光商工会議所が主催しているご当地検定で民間資格の１つです。

日光検定は、2008年から行われています。

受験者の数には定員が決まっており、1級・90名、2級・200名、3級・200名となっています。

1、2級の合格者には協賛各社からの特典が用意されている、面白い検定です。

定員に達すると受験できませんので、早めに申し込みをした方が良いようです。

歴史をたどると、鎌倉時代に禅宗が伝来し、命名されたという「日光山」。平家物語にも記されています。

「日光を見ずして結構と言うなかれ」という、格言はご存知ですか？

日光東照宮は徳川家康を「東照大権現」という神として祀るために建てられた神社で、権現造り、漆塗りの建物です。

パワースポットとしても有名な観光スポットです。

この他にも縁結びの神社として有名な二荒山神社、日光山内で最大の規模を誇る輪王寺といった伝統的な建造物が多く、「日光の寺社」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。

明治時代には、観光地として外国人も訪れるような国際観光都市となり、宿泊施設が整備されてきました。

2006年に2市2町1村が合併し、関東地方で最大の市となった日光市は「四季の彩りに風薫るひかりの郷」というキャッチフレーズのもと、振興を図っています。

栃木県土の約4分の1を占める日光市には観光資源がたくさんあります。

そんな日光市を一人でも多くの人に知ってもらうための検定です。

見所の多い日光の歴史や文化、観光や自然についてが出題されます。

公式の問題集が日光商工会議所などで販売されています。

温泉や郷土料理なども豊富なので、試験範囲は広いと言えますが、問題集をしっかりと読み込み理解することで、合格できるでしょう。

合格者には日光観光観光圏協議会認定の「日光コンシェルジュ」の受講案内が送付されます。

日光を広める案内人を育成していきたいということで、観光に力を入れている歴史深い街・日光ならではの取り組みが興味深いです。

小学生向けには「日光こども検定」という検定も12月に開催されています。

ちなみに、こちらは受験料が500円で、合格者には合格証の他に日光こども検定オリジナル鉛筆が贈られます。

日光の歴史や観光に興味のある方にオススメの資格です。

試験のある9月には鬼怒川温泉街歩きツアーや日光まち歩きツアー、日光ツーデーウォーク、月あかり花回廊なども開催されます。

試験のついでに鬼怒川温泉でひと休みも良いですよね。

日光のお土産は大正天皇に献上されたこともある創業200年以上の老舗和菓子店・湯沢屋の「元祖日光酒饅頭」が人気です。

日光で観光やサービス業に従事されている人はもちろん、日光に興味のある人全てにお勧めのご当地検定です。