日本茶販売アドバイザーについて
この記事は、文字実が執筆しました。
日本茶販売アドバイザーは、1959年10月に設立された全日本茶商クラブによって実施されている民間資格です。
対象が茶業関係者および従業員であり、一般向けの資格ではないようです。
欧米文化の移入による趣向品の多様化やペットボトル茶の台頭によって、日本茶の消費量が減少傾向にありますが、本当の日本茶の魅力を世界に発信していきたいという想いで全国の茶店が集まって運営されています。
顧客重視の視点で「茶商」を営む上で必要な知識やスキルを学び、より良いサービスを提供することができる人材を育成して茶業の発展を目指すために実施されています。
日本茶に関するかなり詳細な情報を実際に現場で販売をしている老舗の茶店などが発信されています。
会員相互の情報交換や交流などを促すような活動も積極的にされているようなので、茶業を営んでおられる人にとっては有益な情報が得られると思います。
講習を受講することによって日本茶アドバイザーの資格を取得することができます。資格保持者には、認定書やアドバイザーカード等が交付されます。
日本茶販売アドバイザーの概要
受験資格
以下のような、受験制限があります。
茶業関係者および従業員で、正業としての茶業従事経験5年以上の方。
試験内容
以下のような内容の講習を受講します。
- 日本茶とは?
- 販売のプロによる、接客の基本を学ぶ。
- 日本茶を取り巻く様々なお茶、飲料を知る。
- 日本茶を科学する。効能を説く。
- 店舗の装飾、陳列の基礎を学ぶ。
- 新しい茶業を知る。
試験日
9月の中旬くらいに1泊2日の日程で実施されています。
試験地
東京で実施されています。
受験料
以下の参加費が必要です。
1名 30,000円(税込)
事前テキスト代、宿泊費、認定証、期間中全食事代等含みます。
問合せ先
全日本茶商クラブ
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田3-7-9-403
電話:03-3209-4103
参照:全日本茶商クラブ
日本茶販売アドバイザーについてのコメント
日本茶販売アドバイザーについて詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
日本茶販売アドバイザーに興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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