船内荷役作業主任者について
この記事は、文字実が執筆しました。
船内荷役作業主任者とは、船舶による貨物の運送に関するプロフェッショナルになるための国家資格です。
国際化時代を迎え、輸出入される貨物の量は増加の一途をたどっており、船内荷役作業主任者の重要は高まっています。
そのため、船内の荷の積降ろしや移動に際して、安全な作業を行うための陣頭指揮をとる船内荷役作業主任者の人気は高い。
各都道府県労働局長の登録を受けた技能講習の後、修了試験が行われる。
船内荷役作業主任者の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
揚貨装置、クレーン、移動式クレーン、デリック運転士免許取得後、4年以上船内荷役作業の業務に従事している者。
試験内容
〜作業の指揮に必要な知識〜
1、作業にともなう災害およびその防止方法
2、災害発生時の措置
3、作業計画の確認および労働者の配置の方法 ほか
〜船舶設備、荷役機械等の構造および取扱いの方法に関する知識〜
1、揚貨装置およびクレーンの構造および取扱いの方法
2、荷役機械および荷役用具の点検の方法
3、保護具の使用および保守点検の方法 ほか
〜玉掛け作業および合図の方法に関する知識〜
1、玉掛け作業に必要な力学
2、玉掛け用具の選定および使用の方法
3、危険、有害な貨物および特殊な形状の貨物の玉掛けの方法
〜荷役の方法に関する知識〜
1、段違い作業と高所作業
2、巻出しおよび引込み作業
〜労働安全衛生法・労働安全衛生法施行令・労働安全衛生規則およびクレーンなど安全規則中の関係条項〜
試験日
各教習機関が指定する期日。
受験料
各教習機関によって異なります。
参照:厚生労働省
船内荷役作業主任者についてのコメント
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船内荷役作業主任者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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