航空管制官について
この記事は、文字実が執筆しました。
航空管制官とは、全国各地の空港などで、航空機が安全に離発着できるように、管制部から旅客機や輸送機の操縦士へ情報提供を行い、指示を与えることを主な業務とする人です。
大きい飛行機には数百人以上の乗客が乗っており、たくさんの人命に関わる極めて重要な仕事であるため国が法律に定めて実施する国家資格の一つとされています。
航空管制官は、24時間態勢で空の安全を監視する責任の重い精神的にも肉体的にもハードな仕事ですが、その分やりがいもあるおもしろい仕事です。ゲームにも採用され人気を得ていることからも分かりますが、飛行機が好きな人たちの間では憧れの職業の一つです。
航空管制官の試験に合格した後は、半年間の基礎研修を経て各空港に配属されて、実務に就くことになります。
この資格が必要な人というのは、それほど多くはないと思いますが、飛行機が好きで、それを仕事にしたいという人は、ぜひとも挑戦していただきたい資格です。
航空管制官の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
1、試験実施年4月1日現在、21歳以上、29歳未満の者。
2、試験実施年4月1日現在、21歳未満で、大学、短大または高専を卒業した者、および卒業見込者。
3、試験実施年4月1日現在、21歳未満で、人事院が�Aと同等の資格があると認めた者。
試験内容
〜1次〜
1、教養:公務員として必要な一般的な知識および知能(多枝選択式)
2、適性:記憶についての検査、空間関係についての検査
3、外国語:英文解釈、和文英訳、英文法(多枝選択式)
〜2次〜
1次合格者に実施する。
1、外国語:英語のヒヤリング、簡単な英会話
2、人物:人柄などについての個別面接
3、身体検査:主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査
4、身体測定:視力、色覚、聴力についての測定
申込み期間
【申し込み期間】
7月下旬〜8月上旬
【申込方法】
申込用紙に必要事項を記入のうえ、航空保安大学校まで申し込む。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
1次:9月下旬
2次:11月下旬の指定する日
受験料
学科:5,600円
実地:49,300円
参照:航空保安大学校
航空管制官についてのコメント
航空管制官について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
航空管制官に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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