樹木医の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

樹木医について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

樹木医とは、樹木医制度の充実を図るために、樹木学や病虫学などの基礎的な知識・技術を大学等で習得した学生を対象に、認定される民間資格です。

日本が世界に誇れる一つである、緑の文化財と呼ばれている巨樹や古木林が、現在、環境の悪化や病害虫によって衰えつつあります。

樹木医はそうした樹木の診断や治療、後継樹の保護育成を行うほか、樹木保護に関する知識の普及や指導を行う専門家であり、日本の環境を守るために不可欠の存在です。

これから環境に対する問題意識がますます高まっていくと思われますので、資格としての価値が高まっていくことが予想されます。

樹木医の概要

受験資格

樹木の保護、樹勢回復に関する研究、あるいは実務に従事した期間が通算して7年以上である者。以下を参考。

1、大学・研究所の教職員、研究員(林学、農学、造園学、園芸学など)
2、国・地方公共団体の農林・緑化関係職員
3、農林業・緑化関係の公益法人、会社などの役職員
4、農林高等学校・専門学校の教職員
5、造園業・植林生産業・農業・林業などの従事者

また、樹木医にふさわしい実績のある者も対象となっています。

試験内容

研修に先立って、樹木医研修受講者選抜試験(定員120名)が実施されます。その内容は、以下を参考にしてください。

〜筆記〜

研修科目から作成された選択式と論述式の問題が出題されます。

〜業績審査〜

提出した研修申込書や職務経歴証明書により審査されます。

〜研修科目〜

1、樹木概論 2、樹木の生理 3、樹木・樹林の生態 4、樹木の構造と機能

5、樹木保護に関する制度 6、土壌の診断 7、病害の診断と防除

8、虫害の診断と防除 9、材質腐朽病の診断と対策

10、大気汚染害の診断と対策 11、気象害の診断と対策

12、後継樹木の育成と遺伝子保存 13、幹の外科技術と機器による診断

14、樹木の移植法 15、土壌改良と発根促進 16、総合診断

※研修期間中に履修科目ごとに行われる筆記試験と研修最終日に行われる面接の結果に基づいて樹木医審査委員会が資格審査をし合格者を決定します。

試験日

〜受講者選抜試験〜

7月下旬

〜研修〜

10月上旬〜下旬

問合せ先

〜受講者選抜試験〜

18,000円

〜研修〜

55,000円

参照:(財)日本緑化センター

樹木医についてのコメント

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