インバウンド実務主任者認定試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
インバウンド実務主任者認定試験は、様々なインバウンドビジネスのリーダーとして活躍される方々、インバウンドビジネスを共に推し進めていかれる方々など、いわゆるインバウンド人材の基礎力の向上を目指している資格試験で、民間資格の1つです。
2018年に訪日外国人旅行者の数が史上初の3,000万人と突破しました。
年々、訪日外国人旅行者の数は増加しており、今後もこの流れは継続していくものと予想されます。
観光庁では、2020年までに4,000万人を突破することを目標にしており、訪日外国人旅行者数の増加の流れは今後も続き年々増加していくことが予想されます。
インバウンドビジネスは、日本人全員にとってビジネスチャンスであり、地方に活気を取り戻し再生するチャンスでもあります。
この大きなビジネスチャンスを掴むために、インバウンドビジネスに精通した人材育成が望まれています。
インバウンド実務主任者認定試験では、観光の原点から、インバウンドの現状、インバウンドと消費、インバウンドビジネス、インバウンドの理解から誘致対策までの、全体を俯瞰した幅広い内容から出題されますので、インバウンドビジネスの基礎を網羅的に学ぶことができます。
旅行業や観光業に従事している人だけでなく、幅広い業種の人におすすめできる試験です。
インバウンド実務主任者認定試験の概要
受験資格
受験制限はありません。誰でも受験することができます。
試験内容
課題11 テーマ別選択問題 3問 (各2点)試験科目
以下の範囲から出題さレます。
- 第1課題 観光総論
- 第2課題 インバウンド総論
- 第3課題 インバウンドの現状と動向
- 第4課題 インバウンドと消費
- 第5課題 インバウンドとビジネス
- 第6課題 インバウンドとニューツーリズム
- 第7課題 訪日外国人の理解
- 第8課題 訪日外国人への対応
- 第9課題 インバウンドの集客
- 第10課題 インバウンドとテーマ別観光まちづくり
- 第11課題 テーマ別選択問題(1.インバウンドに関する法律、2.インバウンドに関する時事問題、3.インバウンドのウェブプロモーション、4.英語、5.中国語(簡体字)、6.韓国語1~6から1つを選択して、その中の3問を回答する)
合格基準
合格点:90点の80%以上で72点(加点制度で6点加点の方は66点+6点で合格)
申込み期間
各試験日の1ヶ月くらい前まで受付けされています。
試験日
例年、5月、8月、11月、2月の年4回実施されています。
試験地
以下の試験地で実施されています。
札幌、仙台、東京、横浜、埼玉、千葉、名古屋、津、大阪、京都、岡山、福岡
免除項目
下記の各言語における所定の資格をお持ちの方は加点申請をすることで総合点に6点が加算されます。
- 英語 TOEIC L&R600点以上、TOEFL(iBT)62点以上、英検2級以上、国際連合公用語英語検定試験B級以上
- 中国語 中国語検定3級以上、HSK3級以上
- 韓国語 ハングル能力検定試験 3級以上、TOPIK3級以上
- ドイツ語 ドイツ語技能検定 2級以上
- フランス語 実用フランス語技能検定試験 準2級以上
- スペイン語 スペイン語技能検定 4級以上、DELE B1以上
- イタリア語 実用イタリア語検定試験 3級以上
- ロシア語 ロシア語能力検定試験 2級以上
- タイ語 実用タイ語検定試験 準2級以上
- インドネシア語 インドネシア語技能検定試験 B級以上
受験料
10,000円
試験を10名以上で同時に申し込むと団体割引が適用されます。
- 10~19名:8%割引
- 20~99名:10%割引
- 100名以上:15%割引
※31名以上で同時申込みの場合は電話してください。TEL:03-5276-0030
問合せ先
一般財団法人 全日本情報学習振興協会
東京都千代田区三崎町3-7-12 清話会ビル5階
TEL:03-5276-0030
インバウンド実務主任者認定試験についてのコメント
インバウンド実務主任者認定試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
インバウンド実務主任者認定試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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