IBC検定(Introduction to the Bridal Coordinator)について
この記事は、文字実が執筆しました。
IBC検定は、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)が実施しているウェデイングプランナーに関する入門的な民間資格です。
BIAはいくつかの資格を認定しているのですが、このIBC検定は最も入門的な位置付けの資格で、新卒で就職活動をしようとする短大生や四年制の大学生、またブライダル業界への転職を考えているが業界未経験の社会人を主な対象にしています。
以前のように多くの人がホテルで結婚式を挙げるという定型化した婚礼は減っており、ハウスウェディングなどの新しいスタイルが増えてきて個性化・多様化しています。
これからブライダル業界で働く人に求められるのは、基本的な知識や技術だけでなく、きめ細かい高度なホスピタリティ精神と技術です。
IBC検定では、ブライダル業界で働いていくために必要な基本的な知識、より具体的で実践的な接客技術などを学ぶ事ができます。
IBC検定はBIAの認定した指定校で所定の単位を履修した者しか受験する事ができませんので、IBC検定の資格が欲しい人は指定校に入学するしか方法がありません。
この点は受験資格を定めずに誰でも挑戦する事ができるブライダルプランナー検定(ABC協会認定)に劣っていると言わざるを得ないでしょう。
何らかの理由でどうしてもIBC検定の資格が欲しいという人や、指定校の学生や卒業生、IBCの会員企業に就職や転職を希望する人にとっては役立つと思います。
BIAは国内の主要なのホテルや婚礼施設が500社以上会員として参加していますので、それらの企業では採用の際に評価されやすい可能性があります。
BIAのホームページで参加している会員を調べる事ができるので、自分が働きたい会社があるかを調べると良いでしょう。
ほとんどが日本の会社ですので、海外ではあまり評価されないと思いますので、海外(特に欧米)をメインに活躍したい人はブライダルプランナー検定(ABC協会認定)の方がおすすめです。
IBC検定(Introduction to the Bridal Coordinator)の概要
受験資格
- BIAより認定を受けたIBCカリキュラム実施指定校にて所定の単位を履修完了した人
- 高校卒業見込み及び、18歳以上の人
試験内容
筆記試験と面接試験によって実施されています。
【ペーパーテスト(筆記試験)】
所属IBC指定校講義内容より出題(80点)
ABCテキストより出題(20点)
計100点
【プレゼンテーションテスト】
プランニング(論文)
プレゼンテーション(面接/表現)
パーソナルインタビュー(面接/面談)
計100点
試験科目
ブライダルの基礎知識とブライダルに関する各分野の専門知識から出題されます。
問合せ先
BIA社団法人日本ブライダル事業振興協会
〒105-0014
東京都港区芝2-3-12 芝アビタシオンビル9F
TEL:03-5418-4501
FAX:03-5418-4505
IBC検定(Introduction to the Bridal Coordinator)についてのコメント
IBC検定(Introduction to the Bridal Coordinator)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
IBC検定(Introduction to the Bridal Coordinator)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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