照明士試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
照明士の資格は、照明コンサルタントの上級資格に位置付けられており、照明に関するより実践的な専門知識を有することを認定する資格です。
照明士は、住宅や店舗の照明の設計などの実践的な現場で活躍することが期待されており、単なる知識にとどまらず、専門的知識と自分のセンス次第で活躍の場は無限に広がります。
私たちの生活にとって、照明は明かりをもたらすだけでなく、感情に訴えかけることができるなど重要な要素となっています。
照明の仕事に携わりたい方だけでなく、趣味として照明に興味がある方にも、照明の勉強をするきっかけになる資格です。
指定された講座を受講した後、演習問題を受け、合格すると照明士の資格が与えられます。
照明士試験の概要
受験資格
以下のような制限があります。
照明学会の正会員または専門会員であること。
ただし、会員でない場合でも、入会申込の手続きとして、会費半期分5,000円を受講申込時に受講料と一緒に入金することで受講することができます。
試験科目
1章:視覚と照明
2章:色彩と照明
3章:光環境とその評価
4章:光源と点灯回路
5章:照明器具
6章:測光器と使用法
7章:室内照明設計
8章:昼光照明設計
9章:住宅・店舗の照明
10章:道路・歩行路・トンネルの照明
11章:スポーツ施設の照明
12章:景観照明
13章:非常時用照明
14章:交通信号
15章:照明の制御システムと配線設備
16章:光放射の視覚以外への応用
17章:高齢化社会と照明
18章:照明設計における経済性への評価
19章:環境に配慮した屋外照明
合格基準
演習問題の60点以上。
受験料
35,700円(税込)
会員でない方は、入会金として5,000円がさらに必要となります。
参照:(社)照明学会
照明士試験についてのコメント
照明士試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
照明士試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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