シューフィッター試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
シューフィッター試験とは、名前のとおり、靴をぴったりとフィットさせるための専門家になるための試験で、民間資格とされております。
シューフィっターは、靴を足にぴったりとフィットさせるための知識だけではなく、足に関する全ての知識を備えていることが必要な資格です。
足に合わない靴の悩みというのは、あまり認知されていませんが、意外に多いものであり、その影響は深刻なものがあります。
足に関するすべての知識を踏まえたうえで、量産される既製靴の中からその人の足に合ったものを提供するシューフィッターは、いまや靴販売店に欠かせない人材となっています。
靴を履くということは、日本での歴史はまだ比較的浅いといえますが、欧米では歴史が長い分、世間的にかなりの権威を得ている資格です。
シューフィッター試験の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
受験制限は特になく、誰でも受講することができますが、講習修了後、認定されるには3年の実務経験が必要とされています。
試験内容
〜プライマリーコース〜(スクーリングと通信講座)
スクーリング:3日間、25時間
1、足型測定
2、靴のための人間工学
3、合わない靴による足への影響
4、足の病気
5、革靴とゴム履物の知識
6、フィッティング実習
通信講座:問題集による学習、3ヵ月間
1、靴の基礎知識
2、足の基礎知識
3、フィッティングの実習
上記の課程修了後、足型測定技術実技による審査が行われる。
〜パチェラーコース〜(シューフィッターのみ)
1年間の通信講座で、6月、9月、2月に計9日間のスクーリングを行い、2月スクーリングの最終日に筆記・実技試験が実施されます。
1、足の病気と障害(整形外科、皮膚科)
2、シューフィッティング
3、足の計測 ほか
試験日
年に4〜6回実施されています。
試験地
東京、神戸
受験料
東京:99,750円
神戸:110,250円(税込)
参照:FHA足と靴の健康協議会
シューフィッター試験についてのコメント
シューフィッター試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
シューフィッター試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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