商業施設士試験の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

商業施設士試験について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

商業施設士試験とは、商業施設における空間をクリエイトし、商品の魅力を消費者に伝えるスペシャリストになるための資格試験で、公的資格の1つとされております。

商業施設士は、店舗や展示場など商業活動のために使われる商業施設の建築物や空間のディスプレイを企画・設計し、またその工事監理まで行う技術者です。

デザインや装飾による見た目の美しさだけでなく、高齢者のためのバリアフリー構造など安全性・快適性にも配慮した空間を創造することが要求されます。

ショッピングモールやアウトレットモールなどの商業施設などにおいて、売上を上げるためには、商品の品質やサービスの質はもちろんのこと、それを演出するための空間の一工夫が必要と言われており、商業施設士の役割は重大です。

大型の商業施設の存在は、その町の景観やそこに住む人たちのライフスタイルにまで影響を与えるため、都市開発にまで影響を与える重要な仕事を担う事になります。

大型の建築物・建設やディスプレイなどが好きな人などにおすすめの資格です。

商業施設士試験の概要

受験資格

以下のような受験制限があります。

【学科試験】

満20歳以上の者であれば誰でも受験する事ができます。

【構想表現(実技)試験】

1、実務経験のみの場合は5年以上
2、大学・短大・高専・専修学校専門課程の、商業施設関連課程を卒業した場合は実務経験1年以上、それ以外の課程を卒業した場合は実務経験2年以上
3、高校の、商業施設関連課程を卒業した場合は実務経験2年以上、それ以外の課程を卒業した場合は実務経験3年以上
4、一級・二級・木造建築士、インテリアプランナー、再開発プランナー、中小企業診断士、1級販売士、インテリアコーディネーターの有資格者

※実務経験とは、建築・デザイン事務所、デパート、小売店などの商業施設において、展示・陳列・装飾・店舗管理・工事監理・企画・設計などの業務に従事した経験をいい、「商業施設」に対し何らかのかたちで仕事に携わった経験をいう。また、研究・教育、セールスエンジニアリング等も実務経験とみなす。

試験内容

【学科(多肢択一方式)】

1、商業施設構成計画
2、商業施設工事監理・施工
3、社会と商業
4、建築計画

【構想表現(実技)試験】

実技(設計製図)商業施設計画ならびに各種商業施設の計画:設計趣旨(200字以内)、平面図(家具・レイアウトを含む)透視図(着色)

※受験資格4の有資格者は、申請により1次試験の科目免除がある。

申込み期間

例年、以下の期間に受付されています。

4月下旬〜6月上旬

試験日

例年、以下の期日に実施されています。

6月〜7月のに年1回。

免除項目

以下のとおり学科試験のうち、「選択問題」の一部科目が免除になります。

「施設計画」の科目が免除となる有資格
一級建築士、二級建築士、木造建築士、インテリアプランナー

「商業一般」の科目が免除となる有資格
→ 中小企業診断士、一級販売士、インテリアコーディネーター

受験料

学科試験のみ:12,960円

構想表現(実技)試験のみ:12,960円

学科+実技:21,600(各税込)

問合せ先

公益社団法人 商業施設技術団体連合会
東京都港区芝5丁目26番20号 建築会館4階
TEL:03-3453-8103
FAX:03-3453-8109
E-mail:info@jtocs.or.jp

参照:公益社団法人 商業施設技術団体連合会

商業施設士試験についてのコメント

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商業施設士試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

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