葬祭ディレクター試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
葬祭ディレクター試験とは、葬祭関連業務のスペシャリストになるための資格試験で、公的資格とされており、高齢化が進行しているわが国においては、今後ますます伸びることが予想される資格です。
急速に高齢化が進み、死亡件数も増え続けることが予想されるわが国では、葬祭関連業務についている人の社会的責任は、一層重くなってきています。
葬祭ディレクター、私たちの人生の門出に関わる仕事で、非常に重要な責任がありますので、専門的な知識などが要求されます。
葬祭ディレクター試験は、葬祭業界で働く人に必要とされる知識と技能レベルを審査し、証明する厚生労働省認定の公的資格です。
葬祭ディレクター試験の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
2級:葬祭実務経験2年以上の者。
1級:葬祭実務経験5年以上の者、または2級合格後に2年以上の実務経験を有する者。
試験内容
審査の対象となる技能の範囲は以下のとおり。
〜2級〜
個人葬における受注から会場設営、式典設営に至るまでの一般的知識と技能など。
〜1級〜
すべての葬儀における受注から会場設営、式典設営に至るまでの詳細な知識と技能など。
※試験は以下のとおりに実施されています。学科はマークシート方式で実施されます。
〜2級〜
学科:正誤判定問題25問、多肢選択問題25問(30分)
実技:制限時間の延長はない
1、幕張装飾(7分)
2、司会(4分)
3、説明実演(2問、各問2分)
〜1級〜
学科:正誤判定問題50問、多肢選択問題50問(50分)
実技:制限時間の延長はない
1、幕張装飾(7分)
2、司会(6分)
3、説明実演(4問、各問2分)
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
4月中旬〜5月中旬。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
9月上旬(2004年度の場合)。
受験料
〜2級〜
学科:8,000円
実技:30,000円
〜1級〜
学科:8,000円
実技:45,000円(各税込)
葬祭ディレクター試験についてのコメント
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葬祭ディレクター試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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