新選組検定について
この記事は、文字実が執筆しました。
新選組検定は、幕末に活躍しドラマや映画化なども多く人気の高い新選組についての知識や雑学を試す検定試験です。
2012年から実施されている検定で、まだできたばかりの検定試験ですが、合格者特典などが新選組のファンにはたまらないものが用意されていたりとユニークな運営で魅力的な運営をされています。
この資格を取ったからといって何か特別なメリットはありませんが、趣味・雑学として楽しむ事ができるご当地検定のような種類の検定試験です。
新選組にゆかりのある土地である京都、函館などでタクシードライバーなどの観光案内の仕事をしている人には接客時の雑談などで盛り上げる事ができ役立つかもしれません。
1級から4級までのレベル分けがなされており、新選組についてどれだけ深く知っているか自分のレベルに合わせながら段階的に取得していけるのも魅力の1つです。
新選組や歴史に興味のある人にとっては、腕試しに楽しむ事ができる検定試験です。
ちなみに新選組の漢字は「選」と「撰」の両方の字が歴史の資料や隊長であった近藤勇によって使われておりどちらでも正しいようです。
新選組検定の公式サイトでは、「選」の字を使っているようです。
新選組の事について書かれた本はたくさんありますが、個人的には絶対に外せない本として司馬遼太郎の「燃えよ剣」が必読の1冊だと思います。
新選組検定の概要
受験資格
受験資格は特にありません。新撰組が好きな人なら誰でもどの級でも受験する事ができます。
複数の級を同時に受験する事も可能です。
試験内容
4肢択一のマークシート形式で実施されています。
試験時間は、全ての級共通で60分間です。
試験科目
各級ごとに以下の範囲から出題されます。
- 4級
- 新選組に興味を持ち、これから学び始める新選組入門レベル
- 3級
- 小説、漫画、映画、ドラマ等を中心に新選組を楽しむ初級レベル
- 2級
- 新選組に憧れ、様々な資料や彼らの足跡を実際に巡っている新選組を親しむ中級レベル
- 1級
- 新選組関連本をひと通り読み、専門家並みの広く・深い知識をもつ上級レベル
合格基準
各級ごとに以下のようになっています。
- 4級
- 全50問中30問以上正答者は合格
- 3級
- 全100問中70問以上正答者は合格
- 2級
- 全100問中70問以上正答者は合格
- 1級
- 全100問中70問以上正答者は合格
試験日
1年の間に不定期で複数回実施されているようです。
試験地
新撰組にゆかりのある土地である以下の場所で実施されています。
- 函館
- 会津若松
- 東京
- 京都
受験のためにはその土地に行く必要があるので、ついでに史跡名跡などを訪れて欲しいという開催者側の意図かもしれません。
受験料
【通常料金】
- 4級(隊士)
- 3,800円
- 3級(組長)
- 4,700円
- 2級(副長)
- 5,400円
- 1級(局長)
- 7,800円
【併願割引】
- 4級・3級併願
- 7,800円
- 4級・2級併願
- 8,400円
- 3級・2級併願
- 9,800円
- 3級・1級併願
- 11,200円
- 2級・1級併願
- 11,900円
- 4級・3級・2級併願
- 11,900円
- 3級・2級・1級併願
- 15,300円
新選組検定についてのコメント
新選組検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
新選組検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
2件
HN(ハンドルネーム):侍な女 | 2023-05-09 04:33:54
第5回新選組検定3級、合格しました!公式ガイドブックだけの知識では正直、合格出来ないのではないかと。新選組関連の本(小説も)をいろいろ読んでおいた方が良いです。薄桜鬼関連も少し出ます。薄桜鬼知識がまるでなかったので、面食らいましたよー。
HN(ハンドルネーム):にぼしラーメン | 2023-05-09 04:34:06
小学生時に四級合格しました。やはり公式ガイドブックだけでは対策しきれないと思います。新選組関連の本や雑誌はもちろん、大河ドラマ「新選組!」を視聴するのもいい対策方法です。文字記録がない事柄も出題されるので、幅広く知識を習得すると良さそうです。ちなみに、第五回時に試験地に愛知県名古屋市も追加されました。