レタリング技能検定試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
レタリング技能検定試験とは、レタリングについてのスペシャリストになるための資格試験で、公的資格とされています。
レタリングとは、聞きなれない言葉かもしれませんが、ポスターや看板に使われているデザイン文字、雑誌・テレビなどのタイトルや商品名などのロゴタイプを描く技術のことを言います。
明朝体、ゴシック体、デザイン文字などで、ユニークで美しい文字を描くにはセンスの良さと、正確な描線技術、造形理論、書体の理解が欠かせません。
アップル社が販売している、Macなどは、Windowsよりもきれいなデザインの文字が使われており、デザイナーなどはMacを好んで使います。
デザインに興味のある方は、ぜひ取得しておきたい資格の一つです。
レタリング技能検定試験の概要
受験資格
受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。
試験内容
各等級の程度と審査基準は以下のとおりである。
〜4級〜
基本の書体を理解し、整った文字が書ける。
知識:常用漢字表に使われている明朝体の骨格を基礎的に理解しているなど。
実技:指定された手本の文字を時間内に見て書ける。
〜3級〜
基本の書体を理解し、その表現技術がある。
知識:国語の用字・用語に対する基礎的な知識があるなど。
実技:指定された基本の書体の文字を手本なしで時間内に表現できるなど。
〜2級〜
書体を選択または創作し、表現する能力がある。
知識:印刷についての基礎知識があるなど。
実技:語句の内容にふさわしい書体を選択または創作し、一定時間内で表現できるなど。
〜1級〜
レタリングおよび広く関連領域にわたる知識と高度な専門技術がある。
知識:レタリングに関する造形理論の基本を理解しているなど。
実務:文字の色彩的表現ができるなど。
※4・3級、3・2級の組み合わせでダブル受験ができる。
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
4月上旬〜5月上旬
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
6月の第1日曜日。
受験料
4級:2,000円
3級:3,600円
2級:4,800円
1級:6,000円
4・3級併願:5,600円
3・2級併願:8,400円(各税込)
レタリング技能検定試験についてのコメント
レタリング技能検定試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
レタリング技能検定試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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