ピアノ調律技能士の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

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文字実(もんじ みのる)
資格コンサルタント /「資格キング」管理人

文字実 (もんじ みのる)

「25年の分析と実績で、あなたのキャリアを切り拓く最短ルートを提示します」

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資格情報メディア「資格キング」を立ち上げ、現在に至るまで管理人として第一線で情報発信を継続。

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メッセージ

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ピアノ調律技能士について

ピアノ調律技能士は、ピアノの調律・整調・修理などの技能を国の基準で評価する技能検定に合格した人が名乗れる国家資格です。指定試験機関である一般社団法人日本ピアノ調律師協会が検定を実施しています。

ピアノ調律師という職業名と、検定合格によって得る「ピアノ調律技能士」の称号は同じではありません。資格がなければ調律の仕事を一切できない制度ではなく、自分の技能水準を等級で示すための資格です。

3級はアップライトピアノの基本的な調律等、2級はアップライトとグランドの一部、1級は両方のピアノを扱う技能が目安です。ここでいう調律には、音程合わせだけでなく整調・修理も含まれます。楽器店やメーカー、調律事業者などで働く人、専門課程で学び職業として調律を目指す人が、自分の技術を確認し、顧客へ説明する材料にできます。

演奏技術やピアノ指導力を証明する資格ではないため、演奏上達やピアノ教室の指導が目的なら優先度は高くありません。また、資格取得だけで仕事の受注や収入が保証されるわけではありません。実機での練習環境と継続的な経験を確保し、自分が扱いたい楽器・作業に合う等級を選ぶことが大切です。

ピアノ調律技能士の概要

受験資格

受検資格を満たせば、3級から順に受ける必要はありません。各級の実技試験には、その級の学科試験合格など、所定の条件が必要です。

1級の学科は、次のいずれかに該当する人が対象です。
- ピアノ調律業務の実務経験7年以上
- 所定の専門高校・短大・高専・高校専攻科・専修学校・各種学校・養成機関の卒業、または普通職業訓練修了後、実務経験5年以上
- 所定の大学卒業後、実務経験3年以上
- 2級合格後、実務経験2年以上

2級の学科は、実務経験2年以上、所定の学校・養成機関卒業または職業訓練修了後の実務経験1年以上、所定の大学卒業、3級合格のいずれかが条件です。

3級の学科は、実務経験1年以上、所定の学校・養成機関の卒業・在学、または所定の職業訓練の修了・受講中などの条件があります。

学校・訓練のルートは、協会が定めるピアノ調律関係科目を含むと認めた課程に限ります。一般の大学などを卒業・在学しているだけで条件を満たすとは限りません。

学科合格による実技受検・学科免除には有効期間があります。原則として学科合格日の翌日から2年を経過する日が属する年度の末日までなので、申請前に自分の期限を確認してください。

試験内容

学科試験と実技試験を実施します。学科は各級60分、真偽問題25問と択一問題25問の合計50問です。択一問題は1級が五肢、2級が四肢、3級が三肢です。

実技では、実機やアクションモデル、作業用キットなどを使い、級に応じた作業を行います。

試験科目

学科は音楽一般、ピアノの構造・材料・保守管理、調律、整調、修理、ハイブリッドピアノのメンテナンスなどです。1級では整音も扱います。等級が上がると必要な知識の深さや範囲が広がります。

実技はピアノ調律作業、整調作業、修理作業です。1級はグランドとアップライトを扱います。2級はアップライトの調律に加え、グランドのアクションモデルを用いる整調などがあります。3級はアップライトの基本的な調律、アクションモデルによる整調、張弦用キットなどによる修理作業です。使用する楽器や工具、課題は級別の実施要領で確認してください。

合格基準

学科試験・実技試験とも、満点の70%以上が合格基準です。

申込み期間

申請期間は年度・等級・学科免除の有無で異なります。郵送申請は受付最終日までの消印が有効です。

2026年度の申請受付期間は、1・2級の学科と実技の両方を希望する場合が2026-04-01~2026-05-31、3級の両方を希望する場合が2026-08-01~2026-09-30です。学科免除者の2級実技は2026-06-01~2026-07-31、3級実技は2026-10-01~2026-11-30です。1級実技の学科免除者は2026-04-01~2026-05-31です。

試験日

毎月自由に受検できる試験ではありません。年度ごとの実施日程と、実技試験の指定日を確認してください。

2026年度の学科試験日は、1・2級が2026-07-05、3級が2026-11-01です。

2026年度の実技試験は等級・学科免除の有無などで期間が分かれます。1・2級は2026年夏から2027年2月にかけて設定され、3級は2027年1~2月です。個人の受検日は協会からの案内に従います。

受験料

2026年度の学科試験は各級10,000円です。実技試験は1級34,500円、2級31,500円、3級28,500円です。学科が免除される場合は学科受検料は不要です。

3級実技には、年度初日の年齢や就業状況などに応じた減免措置があります。対象条件や在留資格に関する除外条件があるため、該当する人はその年度の応募要領と申請書で確認してください。

問合せ先

一般社団法人日本ピアノ調律師協会
電話:03-3255-3897
FAX:03-3255-9246
メール:g-kentei@jpta.org

その他

Q. 資格がないと調律の仕事はできませんか?

A. 調律師という職業と、検定合格者が使える技能士の称号は別です。資格は技能水準を示すもので、取得だけで仕事が保証されるわけではありません。

Q. 一般の大学生でも3級を受けられますか?

A. 在学を理由に受けるルートは、協会が認めるピアノ調律関係科目を含む課程が対象です。一般の大学に在学しているだけで受検できるとは限りません。

Q. 3級に合格してからでないと1級を受けられませんか?

A. 1級の実務経験や学歴等の条件を満たせば、1級から受検できます。実技には学科合格等の条件があります。

Q. 学科に合格すれば実技はいつでも受けられますか?

A. 学科合格による受検・免除の有効期間があり、実技も年度ごとの指定日程で行われます。合格通知と最新の応募要領で期限を確認してください。

参照:一般社団法人日本ピアノ調律師協会「ピアノ調律技能検定」

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