チャイルドマインダー試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
チャイルドマインダー試験とは、保育技術を身につけるために設置されている検定試験で、民間資格とされています。
チャイルドマインダーの資格を取得するためには、子供の健やかな成長と発達のために必要となる広範な分野の知識を学び、実習を通してすぐに役立つ保育技術を身につけることが必要です。
週1回2カ月の講習と認定試験で、幼児保育のプロのチャイルドマインダー、能力開発のプロのチャイルドコーチング、小児救急救護法の3資格を同時取得できます。
日本は、出生率の低下によって少子化の流れが続いていますが、保育という仕事の重要性はいつの時代も変わることがなく、やりがいのある仕事です。
チャイルドマインダー試験の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
講習:保育に熱意と関心のある18歳以上の女性なら、誰でも受講できる。
認定試験:講習各コース修了者。
試験科目
〜講習〜
下記の内容について、講義・実習・ディスカッション・ロールプレイを通して保育技術を身につける。
1、子どもの成長を支えるチャイルドマインダー
2、子どもの心と才能を豊かに育てるチャイルドコーチング
3、現代の子どもを取り巻く社会環境と問題現象
4、乳児・幼児・児童の発達と保育法
5、子どもに多い病気とホームケア
6、子どもの怪我と応急処置
7、子どもの命を守る救命法(実習により、国際MFA修了認定取得)
8、保育ルームの安全整備法
9、屋外での事故防止法
10、乳児ケア(実習):調乳から沐浴まで
11、1日の保育
12、調理室の衛生管理法
13、乳幼児の栄養と食事
14、仕事と家庭の両立
15、信頼を生む保護者とのコミュニケーション
16、ビジネスとしての保育提供1(開業までに必要な準備)
17、ビジネスとしての保育提供2(契約の成立まで)
18、ビジネスとしての保育提供3(訪問保育)
〜認定試験〜
筆記試験(50分)
※コース修了者は「小児MFA国際修了認定書」が取得でき、認定試験合格者には、日本チャイルドマインダー認定委員会から「チャイルドマインダー認定証」が、NPO法人エヌ・メソッド新保育学会から「チャイルドコーチング認定証」が授与される。
申込み期間
各自で問い合わせください。
【申込方法】
電話で希望コースを申し込み、郵送された申込書に必要事項を記入のうえ、郵送またはFAXで返送し、受講開始日の2週間前までに受講料を振り込む。
試験日
例年、以下の期日に実施されています。
講習全日コース:週1回、9日間
講習午前・午後コース:各週1回、18日間
認定試験:月1回
受験料
講習全日・午前・午後コース:各163,800円
認定試験:8,400円(各税込)
チャイルドマインダー試験についてのコメント
チャイルドマインダー試験について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
チャイルドマインダー試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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