数学検定を取ると受験、就職、転職で役立ちます。

数学検定(実用数学技能検定)について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

数学検定(数学検定・算数検定)とは、正式名称は実用数学検定試験です。数学に関する能力・スキルをどの程度有するかを試す試験で文部科学省後援の公的資格の1つです。

算数・数学の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式形式で行われ、公益財団法人日本数学検定協会が実施・文部科学省が後援している、全国レベルでの実力を評価できる試験です。

他の検定試験とは違う大きなメリットは、入試優遇制度があることです。大学・短期大学・高等学校・中学校などの一般・推薦入試において、各優遇措置や評価、活用などが得られます。

全国の高等専門学校・高等学校・中学校810校以上、大学・短大・専門学校480校以上の学校で、この制度が導入されています。

各学校によって、優遇の差はありますが、これから進学・受験を控えている学生にとっては、取得しておいて損は無い、受験に余裕を持たせられる資格です。

数検の勉強をすることによって、数学の実社会での実用的技能を向上させ、論理性や分析力、洞察力を磨くことができ、ビジネスなどあらゆる分野で必ず役に立つことでしょう。

学校の選択授業、生涯学習の指標、文系学生の数理能力の証明、就職・転職時の活用など、進学やビジネスにも有利になります。

今、司法試験を筆頭に法律系の資格公務員試験などあらゆる文系資格の受験生が激減しています。

これは時代の流れであって一時的なものではありません。むしろ、まだまだこれからその流れは加速していくと思います。

特集記事「世界の長者番付けからわかる。今、稼げる資格はこれだ!」でも検討したように、億万長者になっている人や伸びている企業というのはほぼ例外なくIT、医療など理系の専門的知識が必要とされる仕事です。

科学技術が急速に進歩している現代において、最も基本的で必要になる科目が算数であり数学です。

算数、数学の勉強をすることは、あらゆる全ての人にとって有益です。

数学検定は、小学校入学前くらいのレベルから大学生レベルまで幅広くレベル分けされて実施されているので、どんな人もで受験する事ができます。

特に、文系出身で数学に自信が無い学生や社会人の人、小学生などの子供におすすめしたい検定試験です。親と子供が一緒になって勉強するのも楽しいものです。

なお、数検の成績優秀者には文部科学大臣奨励賞、数検グランプリ金賞が授与されます。

数学検定】準2・2・準1級 高校生の方向き

高校生が受検するメリットとして、「入試優遇制度」が挙げられます。

大学入試において、実用数学技能検定の取得を優遇・活用する大学・短大が多数あり、入試時の点数加算や出願要件、参考要素とするなど、それぞれの大学・短大において、内容はさまざまですが、2020年12月現在、全国で480校以上が採用しています。

また、大学・高等専門学校・高等学校などで、一定の階級の実用数学技能検定取得者に対して、特定の科目の単位取得が認められる「単位認定制度」もあり、全国で360校以上が採用しています。

試験の解答は全て記述式となり、解答方法の説明や計算式など途中までの考え方が正しいかも判定され、不正解でも部分点が付与されます。

数学検定(実用数学技能検定)の概要

受験資格

受験資格は特にありません。

誰でも受験することができます。

併願受検は、基本的にできません。

ただし以下の場合に限って併願受験ができます。

  • 団体受検の算数検定(6~11級、かず・かたち検定)
  • 個人受検のかず・かたち検定

レベル

全15階級あり、「数学検定」の1〜5級、「算数検定」の6〜11級、かず・かたち検定のゴールドスター、シルバースターに分類されています。

【かず・かたち検定】

目安となる学年:幼児(くり上がり・くり下がりのないたし算・ひき算を含む)

階級:ゴールドスター(10までの理解)とシルバースター(5までの理解)があります。

【算数検定】

幼児・小学生の方向き

「算数検定を受検する!」という目標を作ることで、「やる気・学ぶ意欲」が芽生えます。

さらに、合格したいという気持ちは、学習習慣が身に付くことに貢献し、努力した結果の合格を勝ち取ることができたなら、さらに次へのステップアップ・向上心も育まれることでしょう。

算数検定の良いところは、無理なく、自分にあった学習段階での級を選んで受検できること。検定合格者には「合格証」が発行されること。全ての受検者に「個別成績表」が発行されることなどが挙げられます。

まず最初の受検級では合格圏内を選び、初めての合格体験をさせてあげたいですね。合格の努力を讃える「合格証」を手に取り、実際に目で見ることで、自分への自信をもち「自己肯定感」を高めていくひとつのきっかけとなるかもしれません。

6級以下の場合、不合格であっても「未来期待賞」が発行されますので、幼い子供たちをがっかりさせない気遣いが行き届いています。

また、「個別成績表」で成績の振り返りを行い、次の目標に繋げていくことができます。

ここ数年の子供たちは、屋外の活動を制限され、家庭学習やオンライン授業など、新しい生活様式を強いられています。

自分にあった趣味・娯楽、目標などを見つけ、何か得られるものがある有意義な時間を過ごして欲しい、と切に願う親心。

子供が何に興味関心を持っているのかを見極めながら、算数検定に限らず、漢字・英語・妖怪・ご当地検定などなど、好きな検定の話題で盛り上がれるといいですね。

【数学検定】1級 大学程度・一般

デジタル社会となり、大学や高等専門学校は文系・理系を問わず、すべての学生に数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を習得することがのぞまれ、国立大学や私立文系大学などから数学を学ぶ取り組みが始まっています。

大学生が受検するメリットは、多くの就活生が苦手としているSPI試験の非言語分野において、SPI試験対策はもちろん、検定に合格した際は、エントリーシートや履歴書に記載して自分の数学力を証明することができることです。

数学検定1級では理系大学卒業程度の数学力を測ることができ、その技能はデータサイエンティストなどさまざまな職種で高く評価され、自分の数学力を表す指標として数学検定が役に立ちます。

【11級】

目安となる学年:小学校1年程度

【10級】

目安となる学年:小学校2年程度

【9級】

目安となる学年:小学校3年程度

【8級】

目安となる学年:小学校4年程度

【7級】

目安となる学年:小学校5年程度

【6級】

目安となる学年:小学校6年程度

【数学検定】3・4・5級 中学生の方向き

【5級】

目安となる学年:中学校1年程度

【4級】

目安となる学年:中学校2年程度

【3級】

目安となる学年:中学校3年程度

【準2級】

目安となる学年:高校1年程度

【2級】

目安となる学年:高校2年程度

【準1級】

目安となる学年:高校3年程度

【1級】

目安となる学年:大学程度・一般

試験内容

【かず・かたち検定】

検定時間:40分 出題数:15問

【11級】

検定時間:40分 出題数:20問

【10級】

検定時間:40分 出題数:20問

【9級】

検定時間:40分 出題数:20問

【8級】

検定時間:50分 出題数:30問

【7級】

検定時間:50分 出題数:30問

【6級】

検定時間:50分 出題数:30問

【5級】

構成:1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

検定時間:1次:50分 2次:60分

出題数:1次:30問 2次:20問

【4級】

構成:1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

検定時間:1次:50分 2次:60分

出題数:1次:30問 2次:20問

【3級】

構成:1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

検定時間:1次:50分 2次:60分

出題数:1次:30問 2次:20問

数学検定では、解答は全て記述式となり、解答方法の説明や計算式など途中までの考え方が正しいかも判定され、不正解でも部分点が付与されます。そして、すべての受検者に、「個別成績票」が発行されています。

「個別成績票」には、小問ごとの成績に加え、問題の内容、結果を表すグラフ、評価コメント、成績に応じたチャレンジ問題などが掲載され、検定結果の合否だけでなく、自らを振り返り見直すことで、今後の学習に生かすことができます。

【準2級】

1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

1次:50分 2次:90分

1次:15問 2次:10問

【2級】

1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

1次:50分 2次:90分

1次:15問 2次:2題必須、5題から3題選択

【準1級】

1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

1次:60分 2次:120分

1次:7問 2次:2題必須、5題から2題選択

【1級】

1次:計算技能検定、2次:数理技能検定があります。はじめて受検するときは1次・2次両方を受検します。

1次:60分 2次:120分

1次:7問 2次:2題必須、5題から2題選択

試験科目

各級それぞれ以下のような内容が出題されます。

【かず・かたち検定】

「ゴールドスター」

10までの数の理解、合わせた数、◯△□を含む形の基本的な理解、やや複雑な積み木の数の理解、大小・長短・高低・多少・重軽、規則を見いだす力など。

「シルバースター」

5までの数の理解、◯△□の基本的な理解、簡単な積み木の数の理解、大小・長       短・多少、規則を見いだす力など。

【11級】

個数や順番、整数の意味と表し方、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・水の量などの比較、時計の見方、身の回りにあるものの形とその構成、前後・左右などの位置の理解、個数を表す簡単なグラフなど。

【10級】

百の位までのたし算・ひき算、かけ算の意味と九九、簡単な分数、三角形・四角形の理解、正方形・長方形・直角三角形の理解、箱の形、長さ・水のかさと単位、時間と時計の見方、人数や個数の表やグラフなど。

【9級】

整数の表し方、整数の加減、2けたの数をかけるかけ算、1けたの数でわるわり算、小数・分数の意味と表し方、小数・分数の加減、長さ・重さ・時間の単位と計算、時刻の理解、円と球の理解、二等辺三角形・正三角形の理解、数量の関係を表す式、表や棒グラフの理解など。

【8級】

整数の四則混合計算、小数・同分母の分数の加減、概数の理解、長方形・正方形の面積、基本的な立体図形の理解、角の大きさ、平行・垂直の理解、平行四辺形・ひし形・台形の理解、表と折れ線グラフ、伴って変わる2つの数量の関係の理解、そろばんの使い方など。

【7級】

整数や小数の四則混合計算、約数・倍数、分数の加減、三角形・四角形の面積、三角形・四角形の内角の和、立方体・直方体の体積、平均、単位量あたりの大きさ、多角形、図形の合同、円周の長さ、角柱・円柱、簡単な比例、基本的なグラフの表現、割合や百分率の理解など。

【6級】

分数を含む四則混合計算、円の面積、円柱・角柱の体積、縮図・拡大図、対称性などの理解、基本的単位の理解、比の理解、比例や反比例の理解、資料の整理、簡単な文字と式、簡単な測定や計量の理解など。

【5級】

正の数・負の数を含む四則混合計算、文字を用いた式、一次式の加法・減法、一元一次方程式、基本的な作図、平行移動、対称移動、回転移動、空間における直線や平面の位置関係、扇形の弧の長さと面積、空間図形の構成、空間図形の投影・展開、柱体・錐体及び球の表面積と体積、直角座標、負の数を含む比例・反比例、度数分布とヒストグラムなど。

【4級】

文字式を用いた簡単な式の四則混合計算、文字式の利用と等式の変形、連立方程式、平行線の性質、三角形の合同条件、四角形の性質、一次関数、確率の基礎、簡単な統計など。

【3級】

平方根、式の展開と因数分解、二次方程式、三平方の定理、円の性質、相似比、面積比、体積比、簡単な二次関数、簡単な統計など。

【準2級】

数と集合、数と式、二次関数・グラフ、二次不等式、三角比、データの分析、場合の数、確率、整数の性質、n進法、図形の性質、等差数列、等比数列、コンピュータ(流れ図・近似値)、統計処理の基礎、離散グラフ、数学の歴史的観点など。

【2級】

式と証明、分数式、高次方程式、いろいろな関数(指数関数・対数関数・三角関数・高次関数)、点と直線、円の方程式、軌跡と領域、微分係数と導関数、不定積分と定積分、ベクトル、複素数、方程式の解、確率分布と統計的な推測、コンピュータ(数値計算)など。

【準1級】

数列と極限、関数と極限、いろいろな関数(分数関数・無理関数)、合成関数、逆関数、微分法・積分法、行列の演算と一次変換、いろいろな曲線、複素数平面、基礎的統計処理、コンピュータ(数式処理)など。

【1級】

「解析」微分法、積分法、基本的な微分方程式、他変数関数(偏微分・重積分)、基本的な複素解析

「線形代数」線形方程式、行列、行列式、線形変換、線型空間、計量線形空間、曲線と曲面、線形計画法、二次形式、固有値、多項式、代数方程式、初等整数論

「確率統計」確率、確率分布、回帰分析、相関係数

「コンピュータ」数値解析、アルゴリズムの基礎

「その他」自然科学への数学の応用など

合格基準

各級それぞれ合格基準は以下の通りです。

【かず・かたち検定】

10問以上の正解で合格となります。

【11級】

全問題の70%程度の正解で合格となります。

【10級】

全問題の70%程度の正解で合格となります。

【9級】

全問題の70%程度の正解で合格となります。

【8級】

全問題の70%程度の正解で合格となります。

【7級】

全問題の70%程度の正解で合格となります。

【6級】

全問題の70%程度の正解で合格となります。

【5級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

【4級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

【3級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

【準2級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。 2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

【2級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。 2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

【準1級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。 2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

【1級】

1次:全問題の70%程度の正解率で合格となります。 2次:全問題の60%程度の正解率で合格となります。

申込み期間

随時申し込みの受付が行われています。詳細については公式サイトをご覧ください。

受検方法は、「個人受検」と「提携会場受検」の2種類があります。

「団体受検」については、所属される学校・団体にお尋ねください。

【個人受検】

年に3回実施される検定日のなかから、全国の主要都市に設けられた受検会場で受検する方法。

対象:1〜8級、かず・かたち検定

※9〜11級は個人受検がありません。提携会場受検か団体受検となります。

申し込み方法:「ネット申込」「LINE申込」「コンビニ申込」「郵送申込」で申し込み可能です。

【提携受験】

申し込み方法は、「ネット申込」のみ可能です。

試験日

提携会場受験のCBTSほぼ毎月開催されています。

個人受検は、年に3回実施される検定日の中から、全国の主要都市に設けられた受検会場で受検できます。

個人受験は例年、4月・7月・10月の年3回実施されます。

受検会場:会場は順次、公式サイトの「CBTS提携会場受検申込サイト」で掲載されます。

試験地

全国の県庁所在地を目安に最低各1箇所は実施されます。

北海道

東北地方 ・札幌市・函館市・釧路市・旭川市・青森市・盛岡市・仙台市・秋田市・山形市・福島市・いわき市・郡山市

関東地方 ・水戸市・土浦市・宇都宮市・前橋市・さいたま市・ふじみ野市・千葉市・成田市・23区内・武蔵野、多摩地域・横浜市

中部地方 ・新潟市・富山市・金沢市・福井市・甲府市・長野市・松本市・岐阜市・浜松市・静岡市・沼津市・名古屋市・津市・四日市市

近畿地方 ・大津市・草津市・京都市・大阪市・堺市・神戸市・姫路市・奈良市・和歌山市・

中国地方 ・鳥取市・松江市・岡山市・倉敷市・広島市・福山市・山口市

四国地方 ・徳島市・高松市・松山市・高知市

九州・沖縄地方 ・福岡市・北九州市・久留米市・佐賀市・長崎市・熊本市・大分市・宮崎市・鹿児島市・那覇市

※予定受検会場なので、変更・追加されることがあります。

※受検会場を選択することはできず、自宅から遠方の会場になる場合があります。

【提携会場受検】

提携会場受験とは、年に複数回実施される検定日の中から、希望する検定日と提携会場を選択して受検する方法です。

対象:準1〜11級(検定回、提携機関による)

※1級は提携会場受検がありません。個人受検となります。

かず・かたち検定も、個人受検か、団体受検のいずれかとなります。

受験料

各級それぞ以下の受験料が必要となります。

【かず・かたち検定】

個人受検・団体受検2,500円 提携会場受検での実施はありません。

【11級】

提携会場受検・団体受検:2,000円 個人受検での実施はありません。

【10級】

提携会場受検・団体受検:2,000円 個人受検での実施はありません。

【9級】

提携会場受検・団体受検:2,000円 個人受検での実施はありません。

【8級】

個人受検:3,000円 提携会場受検・団体受検:2,500円

【7級】

個人受検:3,000円 提携会場受検・団体受検:2,500円

【6級】

個人受検:3,000円 提携会場受検・団体受検:2,500円

【5級】

個人受検:4,000円 提携会場受検・団体受検:3,000円

【4級】

個人受検:4,000円 提携会場受検・団体受検:3,000円

【3級】

個人受検:4,500円 提携会場受検・団体受検:3,500円

【準2級】

個人受検:5,200円 提携会場受検・団体受検:4,000円

【2級】

個人受検:6,000円 提携会場受検・団体受検:4,800円

【準1級】

個人受検:6,700円 提携会場受検・団体受検:5,500円

【1級】

個人受検:7,800円(提携会場受検・団体受検での実施はありません。)

問合せ先

公益財団法人日本数学検定協会
〒110-0005
東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
TEL:03(5812)8340

その他

※子供が受検する場合、保護者が教室に入室し、解答用紙の氏名・受検番号・生年月日・住所の記入の代筆を認められています。

※障害のある方への受検配慮を、事前に相談することができます。車いすや拡大印刷、補装具の使用など、身体的な配慮が必要な場合は、03-5812-8349か、メールでお問い合わせください。

※数学検定(1~5級)は、「1次:計算技能検定」と「2次:数理技能検定」があり、はじめて受検するときは1次・2次の両方を同じ日に受検します。

※1次・2次の免除について

1~5級の、1次か2次にのみ合格している場合、該当する級の1次か2次の免除を申請して再受検できます。

該当する1次か2次合格証に記載された合格証番号が申込時に必要ですが、検定料の1,000円引きが適用されます。免除申請の割り引き適用期間に期限はありません。

参照:公益財団法人日本数学検定協会

数学検定(実用数学技能検定)についてのコメント

数学検定(実用数学技能検定)について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

数学検定(実用数学技能検定)に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

4件

HN(ハンドルネーム):ゆうか | 2023-05-09 04:38:30

 塾講師のアルバイトをしていた頃の話です。得意な科目とのことで英語と数学を担当していたのですが、ある日「自分は英語の教員免許は持ってるが、数学の資格はない」ということに気付きました。何か数学の資格を…との思いで数学検定を受けることにしました。目標は高2レベルの2級。高校では文系だったので、高2の内容はやっていないも同然でした。
 まずは「シグマベスト わかる数学ⅡB」で基礎知識を定着させ、それから「数学検定2級対策問題集」で実践トレーニングをしました。どちらの本もできなかった問題にチェック入れつつ、3周くらい解いたと思います。半年ほどの勉強で、無事合格することができました。独学だったので、費用は参考書代くらい?あ、どうしてもわからない問題は、同僚の講師に聞いたりもしました(笑)。
 未知の内容を独力で勉強したことで、コツコツ地道な作業に取り組むことが、苦ではなくなりました。生徒の気持ちにも近づけた気がするので、勉強してよかったと思います。時給もちょっぴりですが、upしてもらえましたし。あと、日常生活や仕事の中に、意外と数学的感覚って潜んでいると思います。コスト感覚とか、作業時間とスピードの関係とか、もちろん普段の買い物とか。数学のそんな面白さにも、最近少し気が付きました。

HN(ハンドルネーム):そら | 2023-05-09 04:38:43

数学は(小学生の算数の頃から)苦手な教科でした。高校は、かろうじて地元の進学校に滑り込みセーフで合格させて貰えました。しかし、高校合格後は、化学などの教科も始まり、理数系等の教科は、赤点ばかり取っていました。けれど、幸いなことに、一時ですが、京都大学出身の数学科の先生が高校二年生の時に、授業中、問題が分からない私にテキパキとその問題の解法解説をして下さったお陰で、なんと、その問題の問うていたことが私にも理解出来き、正解を導き出すことが出来たのです。嬉しくって、自分が、信じられないほど、一瞬の事でした。そんな数学に纏わる良い思い出と、持病と金銭的問題、家庭の事情等もあって、数学検定をいつか受けてみたい!!という思いは、あるのです。…がr

HN(ハンドルネーム):ESHI | 2023-05-09 04:38:55

数学検定は、日本数学検定協会が実施している公的資格の試験です。正式名称を「実用数学技能検定」といいます。
数学検定は5級から1級まであり、それぞれ1次試験と2次試験があります。他の検定とは異なり、数学検定は1次試験と2次試験は同じ日の同じ時間に連続して実施され、同時に両方合格することは勿論、「1次試験のみ」「2次試験のみ」の合格も可能です。一度どちらかの試験に合格すれば、その資格は有効期限が無く、永久に保持することが出来ます。名前は「1次試験」「2次試験」となっていますが、出題する範囲を意味しているといっていいでしょう。「1次試験は計算技能」「2次試験は数理技能」が範囲となっています。
数学検定は最近では理系の進学や就職に有利と言われており、高校3年生程度の内容である準1級に挑戦することにしました。
書店に行けば、数学検定の問題集や参考書は数多く出版されていますが、自分は日本数学検定協会が監修している過去問題集を繰り返し解くことにしました。1次試験は全問題を解く必要があるため、不得意分野を作らないことに注力して勉強しました。一方、2次試験は問題を選択して解くため、自分が得意な分野をより伸ばすことに注力して勉強を行いました。
対策をたてて勉強したこともあり、初挑戦で両方の試験を合格することが出来ました。就職の履歴書にも資格として記載しています。

HN(ハンドルネーム):あき | 2023-05-09 04:39:07

私が数学検定を受けようと思ったのは2つの理由がありました。1つは大学入試を考えていたこと。2つ目は個人的に数学が好きだったので自分の実力を確かめたいと思ったことです。私自身がこの数学検定を受けて合格することで自分の数学の力がついた証明みたいなものが欲しかった気持ちがありました。数学検定は高校のレベルの内容があり、対策としては過去問と高校の教材である4STEPを併用して使っていました。過去問対策ではネットに載っているのを使用したり、本屋で過去3回分までの解説付きのものを購入して勉強しました。過去問を解いて似たような問題でもう少し解いておきたいのを4STEPを使って対策しました。初めに受けた時はぎりぎりで落ちてしまっていたので、試験は2回目で合格しました。そのため、取るまでには半年以上かかったと思います。実際にそれが大学入試では役に立っていないので結局自分がここまでできるという証明の自己満足で終わってしまいました。ですが、自分が目標にしていた資格を取れたことは1つの自信につながりましたし、1度落ちてもあきらめなかったことが1つの自分の成長につながっていったと感じています。失敗してもその失敗理由から次の対策を立てたことで目標達成に近づくことが実感できました。

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