秘書の仕事に就きたいなら秘書検定は就職・転職に役立つ

秘書検定について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

次回の試験日は《2023年11月12日》です。残り-164日です。

秘書検定試験とは、文部科学省認定の公的な資格で、持っていると価値のある資格です。

名前のとおり、合格することで秘書の技能を有することを証明される資格です。

秘書は、裏方的なイメージがありますが、実際には上司をサポートするためにあらゆる能力が必要となり、非常に大変で、反面やりがいのある仕事です。

いくら優秀な人でも、一人の力は限界があります。必ず、優秀な秘書のサポートが必要です。

秘書は、上司にとって「縁の下の力持ち」的な存在。しっかりとサポートし、冷静かつ正確な事務処理、円滑な人間関係を築ける人柄が必要とされています。

人間関係の潤滑油となることも必要ですし、最低限のビジネスマナーなど、様々な能力が要求されます。

優秀な秘書になるためには、何でもある程度のことはできるというゼネラリストになることが必要です。

秘書検定では、「人柄」に着目しながらも、社会人として身につけておきたい常識や接遇マナー、心得などを、秘書技能という名称に集約し、基本的な常識が備えられているかどうかを問われています。

資格を取得できれば、社会人としての一般常識やビジネスにおける必要なマナーを習得していると証明されるので、様々な業種で、就職・転職の際にも好印象で有利にはたらきかけます。

秘書検定は、1級、準1級、2級、3級が設置されており、難関の1級を取得すれば、秘書としての能力が優れていることが証明されますので、秘書業務に限らず、他の業種にも活かされ、信頼性や安心感をしっかりとアピールできる、優れた資格です。

便利なCBT試験も採用されており、2級・3級は受験可能です。

資格のレベルや認定については従来の検定試験と同様のうえ、お近くのテストセンターで都合のよい日程を選んで受験することができます。合否結果は当日にわかるので、早く結果を知り、履歴書に書きたい方にもおすすめです。

【準1級・2級】【2級・3級】は、併願受験が可能です。短期間での取得に挑戦することができます。

秘書の職に就きたい人はもちろんですが、それ以外でもビジネスマナーの基本を身につけたい人にもおすすめの検定試験です。

秘書検定の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験することができます。

レベル

【3級】

初歩的な職場常識・秘書的業務の理解が問われる級です。上司が効率良く仕事を進めるために必要な気の利かせ方、対応の仕方の基本的な部分を問われます。高校生も多く受験しています。

【2級】

秘書的業務に理解ができ、上司のサポートを適切に行うための優先順位や、効率の良い仕事の仕方に「感じの良さ・好印象」も持ち合わせているかを問われます。就職前の大学生や、社会人も受験しています。

【準1級】

秘書的業務に理解があり、上司からの相談や、後輩への助言・フォローなど、物事の判断や対応、コミュニケーション能力が求められ、先輩秘書としての力量が問われます。筆記試験合格者には、続いて面接試験があります。就職活動中の大学生にとっては、とても有意義な就職面接対策となります。

【1級】

上級秘書の能力が求められます。上司の仕事を理解し、秘書の立場からどのようにサポートするかを考え、上司のスケジュールが円滑に、滞り無く運ばれるよう、秘書的業務に関する幅広い理解が問われます。準1級同様、筆記試験合格者には、続いて面接試験があります。既に秘書業務に携わる方や、社会人の方が主に受験しています。

試験内容

全ての級で、筆記試験(マークシート択一式と記述式)が実施されます。

さらに、準1級と1級のみ、筆記試験に合格すると面接試験が実施されます。

【面接試験】は、準1級と1級の、筆記試験合格者のみ。一般的な挨拶や、上司への報告、来客対応など、秘書としての身なりや立ち居振る舞いなどが適切かどうか、ロールプレイング形式で問われます。

合格基準

全級とも試験は「理論」と「実技」に領域区分され、それぞれの領域の正解率が60%以上の時に合格となります。

申込み期間

例年年に3回募集されています。

4月中旬、9月上旬、12月上旬から。

試験日

3級:6月下旬、11月上旬、2月上旬

2級:6月下旬、11月上旬、2月上旬

準1級:6月下旬、11月上旬

1級:6月下旬、11月上旬

※準1級・1級は、筆記試験に合格すると、二次試験(面接)があります。

合格発表日

2級・3級は,7月上旬頃に普通郵便で発送されます。

準1級の筆記試験の合否は7月上旬くらい、1級はご希望の面接試験日(試験地別)の1週間前までに普通郵便で発送されます。

面接試験の合否は面接試験の約1ヶ月後に送付されます。※合格者には合格証を同封します。

受験料

3級:3,800円2,800円

2級:5,200円4,100円

準1級:6,500円5,300円

1級:7,800円6,500円

準1・2級:11,700円9,400円(併願受験)

2・3級:9,000円6,900円(併願受験)

※受験料が値上がりしました。

問合せ先

公益財団法人 実務技能検定協会
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-4-15
TEL:03-3200-6675
FAX:03-3204-6758

参照:公益財団法人 実務技能検定協会

秘書検定についてのコメント

秘書検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

秘書検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

4件

HN(ハンドルネーム):YUKA | 2023-05-08 15:12:22

大学在学中に時間ができたため、何か資格を取っておこうかなと軽い気持ちで受験しました。

事前に要項や試験範囲などの情報収集をし、どうやら秘書検定は1級と準1級になると実技試験をともなうらしいと知りました。
正直あまり力を入れて取るほどの資格でもないと思っていたことと、また実技は面倒だな…と言う本音もあり、とりあえずペーパーだけで試験が終わる2級を受験することに決めました。

周囲に秘書検定を受験したという人がおらず、参考になるアドバイスもありませんでした。書店でみかけた試験対策の教本を見る限り、2級なら独学で合格できそうと判断できたので、その本をそのまま購入しました。そして教本をひととおり読み込み勉強。結果的に高得点で合格しましたので、正しい選択でした。

試験内容は、ごく一般的な礼儀作法程度のことばかりという印象です。
お客様へのお茶の出し方や、エレベーター・タクシーなどの上座下座の位置。お辞儀の角度や手の位置など、なんとなく知っているレベルの内容か、知らなくてもすぐにその場で覚えられる程度の簡単な知識のみで、特に難しいとは思いませんでした。

教本のおかげかあっさり合格しましたが、2級程度では「常識があります」と宣言しているだけのものなので、就活や転職にはまったく意味がありません。「どんな試験内容なの?」と聞かれて話がはずむくらいしか良いことはありませんでした。

HN(ハンドルネーム):BEAT | 2023-05-08 15:12:33

秘書技能検定(一般には秘書検定とか秘書検)、受けました!合格しました!秘書技能検定って何なのかわからない、という方のために簡単に紹介すると、秘書という言葉の通り、秘書になったときに必要な事を総合的に学んでいることを証明する資格、といった所でしょうか。でも私は今秘書でもないし、秘書になる予定もありません。そんな人でも、この資格は何かの役に立つのかどうか、お話ししますね。
先に結論をいってしまうと、秘書になる予定のない人でもこの資格は役に立ちます。なぜそういう結論に達したのか、説明します。まず、就職活動においては、あまり役に立ちませんでした。履歴書には書いたのですが、特にそれに対して質問されることも、注目されているようなこともなく。履歴書の空欄を埋める事が出来た、位の利点があった程度でした。それでも私がこの資格が役に立っていると断言できるのは、秘書技能検定で必要な学びの内容が誰にとっても有意義なものだといえるからです。ご存じの通り、秘書の仕事は上司をサポートするため、多岐にわたります。仕事の事だけではなく、必要とあれば私生活もうまくいくようサポートすることが秘書の仕事。そのため、検定に合格するために学ぶ内容も幅広く、ビジネスマナーから個人的にも役立つようなお礼状の書き方などまで。秘書技能検定の為の勉強をすることで、改めて学ぶ機会のない一般的なマナーや仕事の基礎知識まで、細かいところからしっかり学ぶことが出来ます。何となく知ってはいるけれどあやふやだ、というマナーなど、ありませんか?秘書技能検定の為の学びは、そういった部分を学べるため、たとえ秘書にならなくてもこれからの生活を通して、生かすことの出来る知識を身につけることが出来るのです。もし興味を持たれたら、書店などで秘書技能検定の参考書を開いてみてください。その幅広い内容に、きっとどんな方でも役に立てることが出来る資格だと実感していただけると思います。

HN(ハンドルネーム):NTT234 | 2023-05-08 15:13:04

私は運転免許も含め、何も資格を持っていませんでした。
就職活動をする際、保持している資格欄に何も書けないのが嫌で見つけたのが、秘書検定です。
秘書検定は、マナーに関することがほとんどです。
私はいままでマナーについて何も知りませんでした。
社会人になって、マナーを知らない新入社員にはなりたくなかったのです。
少しでも知っていたら今後役立つと思い、勉強を始めました。
勉強方法は、市販のテキストを使用しました。
テキストの内容は、基本的なマナーについての説明があり、
最後に実際の試験内容の問題を解く形式でした。
例えば、目上の方へのメールの仕方、お茶の出し方、お客様を座らせる場所などです。
受験することを決めたのが、試験日の1か月前だったので、
1日2時間は必ず勉強時間を確保しました。
お休みの日と、試験の3日前は1日5時間ほど勉強したかと思います。
試験には合格し、2級の資格を得ることができました。
実際、就職活動の面接で秘書検定について聞かれることは多かったです。
ある程度のマナーは勉強したことを伝えると、学生なのにすごいねと
お声をいただくこともありました。
就職し、研修でのビジネスマナーでは、誰よりも理解できていたと思います。
社会に出たあと役立ちますので、おすすめの資格です。

HN(ハンドルネーム):ソナタ | 2023-05-08 15:13:18

私は以前受付業務をしていました。とても忙しい時と暇な時の差が激しい職場でした。その暇な時を利用して、何か資格を取ろうと考えました。当時受付業務の他、秘書の様なこともしていましたので、秘書検定に興味を持ちました。まずは書店へ行き3級の本を購入。読んでみると一般常識プラス少し専門的な事が書かれており、内容としては簡単なものでした。久しぶりに勉強する感覚がおもしろく、楽しかった記憶があります。試験の日は、学生さんたちに混ざって受けましたが、緊張感が懐かしく感じました。結果は合格。合格率は高いものの、やはり合格という通知がくるのは嬉しいけどものです。それでは次2級を受けてみようと思い早速書店へ。2級と重複しているものもあり、勉強しやすかったです。熱が冷めぬままま張り切って勉強できました。2級も独学で合格できました。1級は実技が入り難易度も急に高くなるそうなので、挑戦せずに終わっています。。
そしてもう一つ色彩検定も勉強してみました。日常生活で役に立つこと、興味がある分野だったので楽しく覚えることができました。これもまた2級までは独学で合格できました。
その他硬筆検定、英語検定を持っていますが、どれも2級止まりです。難易度が高くなると諦めてしまう性格です。
今は子育て中ですが、子供と一緒にまた勉強して何か打ち込めるものを見つけたいです。

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