ビジネス文書検定の解説!合格者、合格点などのデータも掲載。資格キング

ビジネス文書検定について

著者文字実のプロフィール写真この記事は、文字実が執筆しました。

ビジネス文書検定は、会社では必要不可欠である社内文書や社外文書、案内文や礼状などを、ビジネスの場に相応しい定型文や言い回しを用いて、基本的な文書を作成する能力があるかを問われる試験です。

最近では、ワードなどを使っての文章作成が大半を占め、あらかじめ定型文が設定されている場合もありますが、正確な言い回し、定型文の使い方を知識として持ち合わせていないことには、その便利な機能も使いこなす事ができません。

敬語や季語、拝啓〜敬具・前略〜早々などのような特有の言い回しなどを使いながら、分かりやすい書式で簡潔にまとめた文書作成能力は、社会人として当然とも言えます。

現代社会では、どんなことでも文書にすることが多く、文章で人に自分の考えを伝えるということは極めて重要な能力です。

実務において必須の資格であるビジネス文書検定に合格すると、社会的に安定した評価が得られるでしょう。

ビジネス文書の作成能力は、社会人にとって必須のスキルということができるでしょう。

ビジネス文書検定試験は、民間資格ではあるものの、極めて重要な能力を有することが客観的に証明することができる資格ですので、ぜひ挑戦してみてください。

合格率は、年によって変動しますが、だいたい3級が約80%、2級が約60%、1級が約30%くらいです。

ビジネス文書検定は、民間資格であるものの、社会に出れば使いこなせて当たり前的な要素がありますので、就職前の学生の方には、ぜひ挑戦していただきたい資格です。

【1級・2級】【2級・3級】は、併願受験が可能です。短期間での取得に挑戦することができます。

ビジネス文書検定の概要

受験資格

受験制限は特にありません。誰でも受験することが可能です。

レベル

1級、2級、3級の3つのレベルで実施されています。

試験内容

表記技能、表現技能、実務技能の3つのパターンで出題されます。

筆記試験と実技試験があります。

表記技能/正しい用字や用語が使える。ビジネス文書の書式等について知っている。

表現技能/正確で分かりやすい文章や礼儀正しい文章が書ける。

実務技能/社内文書や社外文書が書ける。文書の取り扱い等についての知識がある。

試験科目

文書作成の基本的知識と技能などを試す問題が出題されているようです。

【3級】過去問題例

  • 表記技能:役職名を漢字で書く
  • 表現技能:ビジネス文書の表題を付ける
  • 実務技能:郵便物の知識

【2級】過去問題例

  • 表記技能:適切な手紙用語やビジネス文書の言い回し
  • 表現技能:グラフの種類や知識
  • 表現技能:回答状の書き方
  • 実務技能:社内通知文書の作成

【1級】過去問題例

  • 表記技能:同音異義語を漢字で書く
  • 表現技能:適切なグラフを作成する
  • 実務技能:礼状を作成する

合格基準

それぞれの各領域において、各60%以上の正解で合格となります。

第70回の例

受験者数 1級 273名 2級 1,655名  3級 2,338名

合格率  1級 33%  2級 64.3%  3級 79%

申込み期間

例年、4月中旬からと、9月上旬くらいからの年2回です。

試験日

例年、7月と12月の年2回実施されます。

試験地

以下の試験地で実施されています。

札幌・仙台・成田・東京・横浜・上越・金沢・松本・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・高松・福岡・熊本・鹿児島・那覇

合格発表日

合否速報開始日以降に、公式サイトにて合否を確認することができます。。

受験料

3級:2,800円

2級:4,100円

1級:5,800円

3,2級の併願:6,900円

2,1級の併願:9,900円

問合せ先

公益財団法人 実務技能検定協会
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-4-15
TEL:03-3200-6675
FAX:03-3204-6758

参照:公益財団法人 実務技能検定協会

ビジネス文書検定についてのコメント

ビジネス文書検定について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。

ビジネス文書検定に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。

1件

HN(ハンドルネーム):ありさ | 2023-05-08 13:24:32

ビジネス文書検定、というと書類を書くだけで一見簡単そうにも見えるが、1級ともなると合格率30%前後と意外と取得が難しい資格です。
書類を書く上にも色んなルールがあり、そのルールを1から全部自分の力で書ける、そんな人が1級での技能に求められるからです。
私がこの資格に興味を持ったのはもともと事務の仕事をしていたから書類について基礎的なことは知っていた、というのもありますが、何か1つ、1番や1級という名の付く、自分の価値を自分で再認識できるものが欲しいというのがあったからです。学べば身に着く、自分にできる範囲で見つけたのがこの資格でした。
ですが、目指すとなるとなかなか難しい。1ヶ月ほど独力で勉強しましたが、1度落ちてしまいました。ちょっとした漢字のミスや、書類のルールを臨機応変に対応できなかったのが原因でした。
書類にも色々な種類があります。社内用、社外用、見積書、稟議書、招待状。様々な形式に合わせて問題に出されてる文章を適切に配置していかなければいけません。
また、その際に必要な問題文にない文言も適宜入れていかなければなりません。季節の挨拶などはその代表的なものになります。
書類に使う文言も固いものが多いため、慣れない内はすぐに使いこなすことができませんでした。ですが、この基礎になる言葉は、実は大体文書検定3級のテキストにまとめられているのです。
ビジネス文書検定は発行させているテキストが少なく、1・2級はテキストがまとめられてしまっていました。それに、級が上がったからといって語句が一気に増えたわけではありません。なんと「この内容の詳しいことは3級テキストで」と細かいことは省かれているのです。
つまり、ほとんど3級までに学んだことを、選択肢などのヒント無しで書けるようにする。それが1級に求められた問題でした。
私は1・2級テキストだけで勉強していたのをやめ、3級テキストもしっかりと復習しなおしたことで、次の試験の時には当時合格率27%と例年より低かったのにも関わらず合格することができました。
基礎を徹底的に洗いなおし身に着ける。それがこの資格において重要なことなのです。

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