幼稚園教諭普通免許状について
この記事は、文字実が執筆しました。
幼稚園教諭普通免許状とは、名前のとおり幼稚園の教師になるための国家資格です。
幼稚園教諭普通免許状の取得方法は、ほかの教諭免許状とほぼ同じだが、4年制大学では文学部幼児教育学科、家政学部児童学科などと限定された学科に進まないと、免許を取得できない。
幼稚園教諭をめざすなら、大学入学前に自分の進路をしっかり決めておいて、それに応じた進路を選択する必要があります。
幼稚園教諭普通免許状の概要
受験資格
〜2種免許状〜
1、短大等で所定の教科4単位以上、教職27単位以上の専門科目を修得した卒業者 ほか
〜1種免許状〜
1、4年制大学等で所定の教科6単位以上、教職35単位以上、教科または教職10単位以上の専門科目を修得した卒業者
2、2種免許状取得後、教職経験を5年以上もち、かつ大学・認定講習等で45単位を修得し、教育委員会が行う教育職員検定に合格した者 ほか
〜専修免許状〜
1、4年制大学等で1種を取得するか所要資格を得て、大学院で修士の学位を取得し、教科または教職科目34単位以上の専門科目を修得した者 ほか
※教員になるには、上記の免許状を取得後(見込みも含む)、各都道府県や市の教育委員会が実施する教職員採用試験か、各私立幼稚園の採用試験に合格しなければならない。
試験内容
下記は東京23区の場合の、試験実施項目である。
1次:筆記
1、一般教養:択一式・マークシート式(60分)
2、教職・専門教養:択一式・マークシート式(60分)
3、小論文:与えられた課題について、1,200字程度で論述(90分)
2次:1次合格者のみ
1、実技:模擬保育(歌の指導:造形、キーボード演奏、歌、言語を含む)
2、面接:個人面接(自己PR3分間を含む)
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
持参:5月中旬の2日間
郵送:5月上旬の指定する日までの消印のあるもの
試験日
例年、以下の期日に実施されます。
1次:7月中旬
2次:8月下旬の2日間
参照:文部科学省
幼稚園教諭普通免許状についてのコメント
幼稚園教諭普通免許状について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
幼稚園教諭普通免許状に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
1件
HN(ハンドルネーム):のりこ | 2023-05-08 12:52:49
3年前に保育士、幼稚園教諭免許の2つを取得しました。
資格を取ろうと思ったきっかけは、1番は離婚するにあたり1人息子を自分の手で養うためには資格があったほうが強みになると考え。どうせ取得するなら国家資格をと思いました。
もう1つは、占いで子どもに関する仕事をするといいよとも以前言われていたことが片隅のどこかにずっとあったのと、自分が子育てする中で子育てのすばらしさを実感していたのでこれしかないだろうと決断しました。
資格を取る方法としては、通信、近所にある通信制高校の中の週1で通学する社会人コース、専門学校、短大の保育科とありました。私の場合、資格を取るために必須のピアノが全く弾けなかったのと、近所の短大に午前中だけ授業のフレックスコースがあったので、分からないことなど先生に実際聞けてワークライフバランスもとれるその短大に3年通学しました。費用は3年で約180万です。
保育は常に人材不足ですので、卒業してすぐに正規職員として保育園に就職できましたし、転職して今は公立中学校の特別支援学級でアルバイトしてますがこの仕事もすぐに採用していただけました。
保育のお仕事は年齢問わず需要がありますし、未来ある子どもたちのために役に立てる大変やりがいのある仕事だと実感しております。働き方もいろいろ選べますので取得することを自信もっておすすめできます。