養護学校教諭について
この記事は、文字実が執筆しました。
養護学校教諭とは、名前のとおり養護学校の教師になるための国家資格です。
盲学校、ろう学校、養護学校や一般校に併設された特殊学級で、肢体不自由児、聴覚・視覚障害児または言語障害児などの自立活動を担当する。
教員としての教育能力や資質はもちろんのこと、深い思いやりの心をもって障害をもつ子どもたちに接することが望まれる。
養護学校教諭の概要
受験資格
〜2種免許状〜
小学校、中学校、高等学校または幼稚園教諭の普通免許状を取得し、特殊教育に関する専門教育科目を13単位以上修得した者。
〜1種免許状〜
1、大学を卒業し、小学校、中学校、高等学校または幼稚園教諭の普通免許状を取得した者で、特殊教育に関する専門教育科目を23単位以上修得した者。
2、文部科学省教育助成局が行う特殊教育教員資格認定試験(視覚障害教育、聴覚障害教育、肢体不自由教育、言語障害教育の4種目)に合格した者。
〜専修免許状〜
大学院の修士課程を修了しており、小学校、中学校、高等学校または幼稚園教諭の普通免許状を取得した者で、特殊教育に関する専門教育科目を47単位以上修得した者。
※教員になるには、上記の免許状を取得後(見込みも含む)、各都道府県や市の教育委員会、または私立学校が実施する教職員採用試験を受験しなければならない。
合格者は採用候補者名簿に掲載され、欠員があり次第、採用される。
試験内容
下記は東京都公立学校教員採用候補者選考の試験実施項目である。
〜1次〜 筆記
1、一般・教職教養:択一式・マークシート式(90分)
2、専門教養:択一式・マークシート式(60分)
3、論文:教育に関する内容について、2題出題し、うち1題を選択して、1,200〜1,500字程度で論述(90分)
〜2次〜 1次合格者のみ
1、面接:個人面接、集団活動
2、実技(養護学校小学部受験者のみ):水泳(25m平泳ぎ)、ピアノ(伴奏・歌唱)
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
持参:5月中旬の4日間
郵送:5月上旬の指定する日までの消印のあるもの
試験日
例年、以下の期日に実施されます。
1次:7月中旬
2次:8月下旬(面接)、9月上旬(実技)
参照:文部科学省
養護学校教諭についてのコメント
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