小学校教諭普通免許状について
この記事は、文字実が執筆しました。
小学校教諭普通免許状とは、名前のとおり小学校の教師になるための国家資格です。
小学校の教員になるには、小学校教諭普通免許状を取得し、採用試験に合格して、採用試験候補者名簿に登載、欠員を待つことになります。
一般社会人のなかから、学校教育に適した人材を登用する社会人特別選考の資格認定試験もありますので、幅広い人材が集められています。
自己が確立されていない子どもに教鞭をとるため、責任は重大でありますが、その分やりがいのある仕事です。
小学校教諭普通免許状の概要
受験資格
〜2種免許状〜
1、短大等で所定の教科4単位以上、教職31単位以上、教科または教職2単位以上の専門科目を修得した卒業者 ほか
2、文部科学大臣が委嘱する大学の行う小学校教員資格認定試験の合格者 ほか
〜1種免許状〜
4年制大学等で所定の教科8単位以上、教職41単位以上、教科または教職10単位以上の専門科目を修得し、学士の学位を取得した者 ほか
〜専修免許状〜
4年制大学等で1種を取得するか所要資格を得て大学院で修士の学位を修得し教科または教職科目34単位以上の専門科目を修得した者 ほか
※教員になるには、上記の免許状を取得後(見込みも含む)、各都道府県や市の教育委員会が実施する教職員採用試験か、各私立学校の採用試験に合格しなければならない。
試験内容
下記は東京都公立学校教員採用候補者選考の試験実施項目である。
〜1次〜 筆記
1、一般・教職教養:択一式・マークシート式(90分)
2、専門教養:択一式・マークシート式(60分)
3、論文:教養に関する内容について、2題出題し、うち1題を選択して、1,200〜1,500字程度で論述(90分)
〜2次〜 1次合格者のみ
1、面接:個人面接、集団活動
2、実技:水泳(25m平泳ぎ)およびピアノ(伴奏・歌唱)
申込み期間
例年、以下の期間に受付されています。
持参:5月中旬の4日間
郵送:5月上旬の指定する日までの消印のあるもの
試験日
例年、以下の期日に実施されます。
1次:7月中旬
2次:8月下旬(面接)、9月上旬(実技)
参照:文部科学省
小学校教諭普通免許状についてのコメント
小学校教諭普通免許状について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
小学校教諭普通免許状に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
0件