入国警備官試験について
この記事は、文字実が執筆しました。
入国警備官試験とは、入国の警備にあたることを主な業務とする入国警備官になるための公務員試験です。
世界各国との交流が活発化し、日本を訪れる外国人の数が急増ししており、今後も、各国からの移民を受けれる数も増えていくことが予想されています。
他方で、不法入国や不法残留も増え、不法就労に関しては社会問題化しています。
入国警備官の職務は、こうした違反事件の調査、収容、送還などを遂行することで、国際交流の秩序を守る重要な任務です。
これから、重要な役割を担う仕事でありやりがいがあるでしょう。
入国警備官試験の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
試験実施年4月1日現在、17歳以上23歳未満の者。
試験内容
筆記試験と面接試験によって実施されています。
試験科目
〜1次〜
教養試験
多肢選択式、2時間20分
一般的な知識および知能(国語・社会・数学・理科・英語などの知識や文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈などの能力)
作文:50分
〜2次〜
人物試験:個別面接
身体測定
1、身長:男子160cm 、女子156cm 以上
2、体重:男子47kg 、女子46kg 以上
3、胸囲:78cm 以上
4、視力:両眼とも裸眼視力0.6以上または両眼で矯正視力が1.0以上
5、色覚に異常のない者
6、四肢の運動機能に異常のない者
<身体検査>
1、胸部疾患 2、血圧 3、尿 4、その他一般内科系検査
体力検査
1、身体の瞬発力:垂直跳び
2、腹筋力:上体起こし
申込み期間
例年、以下の期日に受付されています。
7月下旬〜8月上旬
試験日
例年以下の期日に実施されています。
1次:9月下旬
2次:10月中旬
試験地
札幌、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、鹿児島市、那覇市
その他
【給与】
平成18年度現在、給与は以下のとおりとなっています。
180,348円(東京都特別区内に勤務する場合の例です。)このほか次のような諸手当が支給されます。
扶養手当:扶養親族のある者に、配偶者月額13,000円等
住居手当:借家(賃貸のアパート等)に住んでいる者等に、月額最高27,000円
通勤手当:交通機関を利用している者等に、1箇月当たり最高55,000円
期末手当・勤勉手当(いわゆるボーナス):1年間に俸給などの約4.45月分
参照:人事院
入国警備官試験についてのコメント
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入国警備官試験に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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