国家公務員2種試験(※廃止)について
この記事は、文字実が執筆しました。
国家2種試験は、大卒の中堅幹部候補として、入省し行政活動の実施に携わります。世間一般の国家公務員というイメージに一番あてはまる職業とえいるでしょう。
あらゆるジャンルに精通しているゼネラリストであることが要求される職業です。
採用は、9つの地域ブロックごとの採用となっており、採用後も地域ブロック内ので異動が通常ですので、大きな転勤が嫌な方にもおすすめです。
地方上級試験は、各都道府県や政令指定都市において、幹部候補としてのその自治体の行政に関する企画立案から行政活動の実施までのすべてに関わるゼネラリストです。
また、勤務は当該地方自治体内に限られるのが通常です。
最近、国家公務員1種試験との一本化を計る動きも出てきています。従来であれば、国家公務員1種試験に合格した者はほぼ無条件に出世コース を歩むことに確定していたのですが、いくら試験に合格しても、必ずしも、実務でよい仕事ができるとも限らないという問題点からの、意見のようです。
つまり、この国家公務員2種試験に合格し公務員 となったとしても、後の実力次第では、出世し、国家の中枢で活躍することができる可能性もあるということです。
※国家公務員2種試験は、平成24年度以降は廃止され、国家公務員(一般職)という名称に変更され実施されています。
国家公務員2種試験(※廃止)の概要
受験資格
以下のような受験資格の制限があります。
国家公務員採用試験を受けられない者
1、日本の国籍を有しない者
2、国家公務員法第38 条の規定により国家公務員となることができない者
(1)成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)
(2)禁錮こ 以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
(3)一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2 年を経過しない者
(4)日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
また、年齢による制限もあります。
試験内容
マークシートと論文・記述式試験で実施されます。
時間や詳しい内容については、以下の表を参考にしてください。
申込み期間
例年、4月の中旬あたりです。
参考として、平成20年度は、4月11日(金)から4月22日(火)までとなっていました。
試験日
〜第1次試験〜
例年6月の下旬あたりに実施されます。
参考として、平成20年度は、6月22日(日)に実施されました。
8:30受付、9:00開始、17:00終了
〜第2次試験〜
例年7月の下旬から8月上旬に実施されます。
参考として、平成20年度は、7月29日(火)から8月13日(水)に実施されました。
合格発表日
例年8月の下旬に発表されます。
参考として、平成20年度は、8月29日(金)に発表されました。
受験料
受験料は無料となっております。
その他
〜国家公務員2種試験の試験時間〜
試験 | 試験種目 | 解答時間 | 内容 |
---|---|---|---|
第1次試験 |
教養試験 | 2時間30分 | 公務員として必要な一般的な知識及び知能についての筆記試験。 出題数は55 題、うち25 題(文章理解�G、判断推理�H、数的推理�D、資料解釈�B)は必須とし、残りの30 題(自然、人文、社会各�I)から20 題を選択。 |
論文試験 (小論文) |
1時間 | 一般的な行政に携わる者として必要な文章による表現力、課題。 に関する理解力などについての短い論文による筆記試験。 |
|
専門試験 |
建築以外の区分は1時間 建築は2時間 |
各試験の区分に応じて必要な専門的知識、技術などの能力についての筆記試験。 | |
専門試験 (マークシート) |
建築以外の区分は3時間 建築は2時間 |
各試験の区分に応じて必要な専門的知識、技術などの能力についての筆記試験。 | |
第2次試験 |
人物試験 | - | 人柄、対人的能力などについての個別面接 |
参照:人事院
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