海上保安学校学生について
この記事は、文字実が執筆しました。
海上保安学校学生とは、海上保安官になるための素養を学ぶ海上保安庁職員のための教育機関です。
海上保安庁の一般職員養成のための全寮制教育機関で、充実した設備、経験豊富な教官など教育環境にも恵まれています。
卒業後は海上保安官として任用され中堅職員、また各種分野のスペシャリストとしての活躍が期待されます。
さらに日本の省庁大学校である海上保安大学校の特修科を卒業することによって幹部職員への昇進も可能です。
現在、世界が急速にグローバル化しており、船などの手段を通じての違法な入国なども増えていくことが予想されており、これから非常に重要な役割を担う仕事になると思われます。
「海猿」という大流行した映画を見ると海上保安官のことがよくわかるでしょう。興味のある人にはおすすめの映画です。
海上保安学校学生の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
受験する年の4月1日現在、23歳未満の高校卒業者、翌年3月高校卒業見込者、または同等以上の資格を有する者。
試験内容
筆記試験と人物試験によって実施されています。
試験科目
〜1次〜
船舶運航システム課程
1、教養試験(一般的な知識および知能についての多肢選択式による筆記試験)。
2、作文試験。
航空課程
1、教養試験(<船舶運航>と同じ)
2、学科試験(多肢選択式):数学1・2、数学A(数と式の分野に限る)・B(ベクトル、複素数と複素数平面の分野に限る)、物理IB、英語1・2
情報システム課程
1、教養試験(<船舶運航>と同じ)
2、学科試験(多肢選択式):数学1・2、数学A(数と式の分野に限る)・B(ベクトル、複素数と複素数平面の分野に限る)、英語1・2
海洋科学課程
1、教養試験(<船舶運航>と同じ)
2、学科試験(多肢選択式):数学1・2、数学A(数と式の分野に限る)・B(ベクトル、複素数と複素数平面の分野に限る)、物理IB
〜2次〜
1、人物試験(航空課程を除く) 2、身体検査 3、身体測定 4、体力検査
※身長、体重、胸囲、握力、肺活量、聴力、視力などが規定に満たない者などは、不合格となる。
〜3次〜
航空課程のみ
1、人物試験 2、適性検査
申込み期間
例年、以下の期日に受付されています。
1、7月中旬〜8月上旬:4月入校の後期試験
2、4月上旬:10月入校の前期試験(船舶運航システム課程のみ実施)
試験日
例年以下の期日に実施されています。
1、後期試験
1次:9月下旬
2次:10月下旬
3次:12月中旬
2、前期試験
1次:5月下旬
2次:6月下旬
参照:海上保安学校
海上保安学校学生についてのコメント
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