衆議院速記者/参議院速記者について
この記事は、文字実が執筆しました。
衆議院速記者/参議院速記者とは、衆議院・参議院での速記者になるための公務員試験です。
国政の最重要機関のひとつである衆議院・参議院において、会議の速記や議事録の校閲・編集などを行います。
正確に記録を残すことによって、議会の公正などを保つことができるので重要な仕事です。
養成所の研修科を卒業後、採用試験に合格すると、正式に任用され速記士補となり、速記士・主任速記士を経て、速記副監督・速記監督に昇進する道が開かれています。
衆議院速記者/参議院速記者の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
以下は、衆議院速記者養成所学生、参議院速記者養成所学生の入所試験の内容です。
試験実施年4月1日現在、20歳未満の高等学校卒業者、または3月卒業見込者で、日本国籍を有する者。
※衆議院速記者養成所も参議院速記者養成所も養成所本科は2年制で、本科卒業時の成績優秀者は研修科に進み、6カ月間の研修を受ける。
国家公務員である衆議院あるいは参議院事務局の速記職員になるためには、研修科に進み所定の試験に合格しなければならない。
試験内容
〜1次〜
1、国語(現代国語のみ)
2、英語
3、適性(朗読書取、同音異義語、誤字訂正等で、速記の知識は不要)
〜〜2次〜
1次の合格者に対して実施されます。
1、身体検査
2、面接
申込み期間
例年、以下の期日に受付されています。
2月上旬〜下旬
【申込方法】
1、志願票(参議院は志願者調査票)
2、受験票
3、写真2枚、縦4cm×横3cm(参議院は縦5cm×横4cm)、6カ月以内に撮影のものを志願票・受験票に貼付
4、高等学校長の調査書
5、80円切手貼付、あて名記入の返信用封筒
以上1〜5を各養成所に提出する(願書は各養成所で交付)
試験日
例年以下の期日に実施されています。
〜衆議院〜
1次:3月上旬
2次:3月中旬
〜参議院〜
1次:3月上旬
2次:3月中旬
参照:衆議院速記者養成所
衆議院速記者/参議院速記者についてのコメント
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