有機溶剤作業主任者について
この記事は、文字実が執筆しました。
有機溶剤作業主任者とは、有機溶接作業などに関する知識などを有するかどうかを試すための資格試験で、国家資格とされています。
各種製造工場やマンホール、タンクの内部など、通風の悪い場所で有機溶剤を使って作業・製造する場合には、人体への汚染あるいは吸入の危険がある。
これらの重大な危険から労働者を守るために、安全な方法を決定し、作業態勢を整えるのが有機溶剤作業主任者の職務である。
有機溶剤作業主任者の概要
受験資格
以下のような受験制限があります。
18歳以上の者なら、誰でも受講できる。
試験内容
講習と筆記試験によって実施されています。
試験科目
p>以下の科目について、学科講習を行う。1、有機溶剤による健康障害およびその予防措置に関する知識有機溶剤による健康障害の病理、症状、予防方法および応急措置
2、作業環境の改善方法に関する知識
- 有機溶剤の性質
- 有機溶剤の製造および取扱いに係る器具その他の設備の管理
- 作業環境の評価および改善の方法
3、保護具に関する知識有機溶剤の製造、または取扱いに係る保護具の種類、性能、使用方法および管理
4、関係法令
- 労働安全衛生法
- 労働安全衛生法施行令および労働安全衛生規則中の関係条項
- 有機溶剤中毒予防規則
講習修了後、修了試験に合格して初めて有機溶剤作業主任者になれる。
※おもな業務内容は、労働者が有機溶剤により汚染されないように、作業の方法の決定や労働者の指揮、局所排気装置などの点検等である。
申込み期間
各登録教習機関によって異なりますので、各自お問合せください。
試験日
各登録教習機関によって異なる。
講習期間は2日間です。
受験料
各登録教習機関によって異なる(9,000円程度)
問合せ先
財団法人労働安全衛生管理協会
Tel 048-885-7773・Fax 048-885-5738
本部事務局
〒336-0017 さいたま市南区南浦和2-27-15(信庄ビル3階)
有機溶剤作業主任者についてのコメント
有機溶剤作業主任者について詳しい人や何か知っている人からのコメント(体験談等)を募集しています。
有機溶剤作業主任者に興味がある人に役立ちますので、知っていることがあれば何でも大丈夫ですので、ぜひコメントをお願い致します。
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